2011年8月11日木曜日

ジガバチの仲間*寝姿と狩り


アナバチ科 ジガバチ亜科

 朝の6時台、いつもの庭の見廻りの時、ヤブカンゾウにジガバチの仲間がしがみついているのを見た。鋭い牙?を茎に突き立て、後脚はだらりとさせている。

 多分死んでいる。病気かな?そっと触ってみると、茎から口を離した。なんだ生きてる・・・。ジガバチはしばらくぼ~っとしていて、そのうちどこかへ飛んで行ってしまった。安眠するために茎に噛み付いていたのかな? 

  ⇧撮影・・・2011-08-01

追加画像


 大きなエダシャクの幼虫(毒針で麻痺させてある)を巣穴に運び込む♀個体。無事搬入すると、母バチは獲物に卵をひとつ産みつけて入り口を塞ぐらしい。孵化したハチの幼虫は、母バチの用意してくれた鮮度のいい獲物を食べ、10日ほどで羽化して巣穴から出て来る。

 母バチが地面に穴を掘る時、ジガジガジガ・・・という音がするという。翅の擦れる音とのことだが、それが名前の由来らしい。


⇧撮影 2009-07-05


イノコヅチに訪花。  撮影 2009-08-28