2015年3月30日月曜日

ウスベニトガリバとエゾアオイスミレ


   日中はずいぶん暖かくなったが、夜や早朝はまだまだ暖房が必要。

早春出現のこの蛾もしっかりと翅まわりに防寒対策。

いつも思うのだけど、ほ乳類みたいな顔をしているね、君は(横顔)

 撮影:2015-03-29



エゾアオイスミレが枯葉の中から顔をのぞかせていた。きれいな薄紫。

2015年3月22日日曜日

ウメスカシクロバ*成虫・幼虫・繭


クロマダラ亜科
  
これも庭でよく見られる。成虫は小型で翅は透け気味。  撮影:2013-06-21

追加画像


 幼虫は毒針毛を有し、触ると激しい疼痛にみまわれるので要注意。ウメだけではなくいろいろなバラ科の植物を食べる。  撮影:2015-05-09



梅の木のとなりのヤナギの葉にいた終齢幼虫。

⇧撮影:2021-05-28


ウメを収穫していたら見つけた繭。すでに羽化後。  撮影:2015-06-28


撮影:2011-06-14

リンゴハマキクロバ*成虫と幼虫


クロマダラ亜科 

 毎年庭のリンゴの木に発生している。リンゴスカシクロバとも呼ばれるらしい。
黒い翅は煤けたかんじ。  


 ⇧撮影:2013-06-30


幼虫食樹:バラ科(リンゴ・ナシ・サクラ・ズミ等(幼虫には毒針毛あるので注意)

左:2012-04-21      若齢幼虫か?

中と右:2012-05-26     リンゴの葉をとじて作った巣と終齢幼虫


2012-05-15  葉っぱの住居をそっと開いてみると・・・。
  
若齢幼虫はこちら

ナミガタアツバ


   幼虫はマメ科のハギ類を食べる。

外横線が前翅中央付近で曲がって、翅頂付近に達するのが特徴。年2化。  


撮影:2014-03-29


ホソバキリガ


 春キリガの先頭をきって出現。ブナキリガと似る。  撮影:2015-03-20


⇧撮影:2015-03-16

トギレフユエダシャク


 この辺では、この種はあまり見ないので珍しい。昔はトギレエダシャクと呼ばれていたとのこと。♀はフユシャクの仲間としては大きめの翅をもつ。いつかお目にかかりたい。  ↑撮影:2015-03-21

追加画像


撮影:2018-04-04

2015年3月19日木曜日

ヒメキホソバ


  コケガ亜科 

幼虫は地衣類を食べるとのこと。    ⇧撮影 2011-06-04 


撮影:2018-08-18

キベリネズミホソバ


コケガ亜科 

 キマエクロホソバに似るが、本種は頭部も黄色。  撮影:2013-08-08

キマエクロホソバ


コケガ亜科  

キベリネズミホソバに似るが、本種は頭部は黒。 ⇧撮影:2014-05-27


⇧2013-05-29

ベニシタヒトリ


 ヒトリガ亜科 
 
幼虫はオオバコやタンポポを食べるらしい。  撮影:2014-07-26


上とは別個体  撮影:同上

追加画像



撮影    2017-08-07

クロフシロヒトリ


 ヒトリガ亜科 
 
美麗種なのだが、よく見かけるので有り難味がいまひとつ。
 
 撮影:2014-05-31


 ⇧撮影:2013-05-23


小さい方が♂かな?  撮影::2013-06-11

2015年3月17日火曜日

オカモトトゲエダシャク*成虫と幼虫


  昨日、久しぶりにいつもの散策コースに行ってみると、早春出現のフユシャクや春蛾たちで賑わっていた。また新しいシーズンが始まる、と覚悟する。

 昨日は4頭ばかり見かけたオカモトトゲエダシャク。今日は少なくとも7頭いた。幼虫時代は鳥の糞に化け、成虫は早春の雑木林の枯葉に紛れる。胸の毛がもこもこして温かそう。    撮影:2015-03-17



 幼虫  撮影:2014-05-29

トビモンオオエダシャク*成虫(♂)と幼虫


   目の前の石に止まっているのにしばらく気づかず。擬態上手。これまで、幼虫は目にするのに成虫に会えないでいた。画像等を見ると大きな蛾という印象だが、実際はそれほど大きくはないと思った。にぶい紫色がきれい。(この個体はたぶん♂。♀は大きいらしい) ↑撮影:2015-03-16


↑幼虫:2013-07-02

追加画像


これは上と同個体か?、別個体か?   撮影:2015-04-01

2015年3月13日金曜日

ウスベニスジナミシャク


春蛾。黄緑色がきれい。↑ 撮影:2013-04-10


撮影:2013-04-04

ヨスジナミシャク


  撮影:2017-05-29


  撮影:2016-09-11


 幼虫食草:タデ科(ギシギシ)・シソ科(オドリコソウ)  ⇧撮影:2012-06-04


⇧撮影:2011-09-24


撮影:2009-06-12

2015年3月7日土曜日

ホオジロアシナガゾウムシ


   薄暗いヒノキ林の奥から、小鳥の囁くようなぐぜり鳴きが聞こえた。そっと林に入り込んで目をこらすがわからない。ふと林床に生えている低木に目とやると先が黒ずんでいる枝があった。
 あいにく眼鏡を忘れてきてよく見えないが、もしかして・・・と思い写真を撮って拡大してみた。思ったとおりホオジロアシナガゾウムシがしっかり枝にしがみついていた。越冬中。今年の冬は寒かったね。啓蟄を過ぎて、気持ち風が柔らかくなった気がするこの頃。

 ヒノキ林を出てからさっきの鳥の声の主がわかった。カケス。先日もピーヒョロ〜という声に騙されたばかり。モズ(百舌)に負けない物まねの名手。


↑撮影 2015-03-07

 

↑交尾   撮影 2012-06-17 


       空中散歩していた。クモの糸が見える・・。死骸かな? 

 撮影 2010-07-17 

↑撮影 2013-08-17


↑撮影 2010-08-27


体長は10mmほど。たぶん初めて撮ったホオジロくん。 ↑撮影 2007-09-21