2010年4月29日木曜日

最近見かけたハムシたち


左上:クロボシツツハムシ・・・ナナホシテントウに擬態?

右上:不明・・・小さなニレハムシってかんじだが・・
 
アカタデハムシかな?

左下:不明・・・緑光りしていた小さなハムシ。

右下:フジハムシ・・・ルビー色の卵を産卵中。   

2010年4月28日水曜日

シロジュウシホシテントウ 暗色型と基本型

 
イヌガヤの葉の裏にいた。体表についている白い粉はイヌガヤの花粉?
シロジュウシホシテントウには3パターンがあるらしい。

        基本型・・・黄褐色地に白斑点
        紅型・・・紅赤色地に黒斑点
        暗色型・・・黒地に白斑点↑(上はこのタイプと思われる)

 基本型は前に見たことがあるようだが、暗色型は初めてお目にかかる。
いつも虫を撮る時は見たまんまに撮って、被写体を移動させることはめったにないが、今回ばかりは例によって正面から一枚撮りたくて下の落ち葉に・・・。すぐにちょこまか歩き回って葉っぱの下側に潜り込み、行方不明になってしまった。  撮影2010-04-25

 追加画像



黄褐色に白斑なので、基本型かな・・?  撮影:2020-05-18

2010年4月27日火曜日

ガザミグモ*♀と♂ 他


カニグモ科

 毎年フサスグリの周辺で見かける♀。気持ちよさそうに日向ぼっこしていた。

首のないロボットのような奇妙な形。    ⇧撮影:2010-04-25



こちらは♂。右の第2脚が欠損?  ↑撮影:2011-05-21


⇧交接    2012-05-29 
 

  ⇧アブラムシみたいなものを捕まえた♂(上とは別個体)

↑撮影: 2011-06-01


 昨年撮影した♀たち。ありふれたクモだけど、ついついカメラを向けてしまう。
総じて日向ぼっこが好きなクモ。おなかがショボショボにしぼんでいるのは産卵した後の♀かな?

2010年4月25日日曜日

みんなハエの仲間


撮影:2010−04−24

左上:キリウジガガンボかな?右上:春の定番、ビロードツリアブ。

左下:オオユスリカ?なかなか立派な触角。♂。スイセンにとまっていた。

右下:名前わからず。オドリバエの仲間か?大きい方が♀だと思う。

2010年4月24日土曜日

ゴマフヒゲナガ*♀


 仕事の空き時間に近くの公園に行く。(公園と言ってもたいてい誰もいない)カキドオシを撮っていたら偶然お目にかかる。ヒゲナガガでは初めて見る種。夜うちに帰ってから調べてみたが、ゴマフヒゲナガでいいのだろうか?

 頭部が黒い長毛で覆われた♂の写真はよく紹介されているが、♀の様子がわからない。ちなみにこれはたぶん♀。♂はもっと、とてつもなくながいヒゲを持つ。ゴマフヒゲナガの幼虫の食樹はヤナギとのこと。確かに近くにヤナギの木が沢山あった。

2010年4月23日金曜日

赤いクモを捕らえたマダラスジハエトリ♀ 他

                

 ハエトリグモは物怖じせず、カメラを向けるとじっとこちらを凝視する。クリクリした大きな目で。一見可愛らしいが、よく見るとまわりにも小さな目がたくさんあってぎょっとする。
 この時期、山に行くと越冬明けのこのクモをよく見かけるが、なぜか♀ばかり。茹でたてのカニのような赤い小さなクモの名前はわからない。ダニとかの仲間かもしれない。  ↑撮影 :  2010-04-18 

追記


   
木の柵の上でマダラスジハエトリの♀が春の日差しを浴びてくつろいでいた。ハエトリグモの仲間では大柄の方かも。そして毛深い。撮影していたらこちらに気づき、近づいて来た。
 カメラに興味がある様子。右端の写真を撮った直後、かろやかにジャンプしてカメラの上に飛び乗ってきた。なるほどJumping Spider。かわいい奴。


 
4月に入って庭で見たクモたち。(左から)イチイの樹皮下で越冬していたガザミグモ→ハナグモ?→ゴミグモ→ノイバラにてムツボシオニグモ


  後日、ガードレールにてマダラスジハエトリ♀に遭遇。カメラを近づけると、やはり前後して動くレンズに反応。本能に基づく衝動を押さえきれず飛びかかってきたが、こちらも強気でシャッターをきる。

2010年4月19日月曜日

カメノコテントウ*鞘翅と後ろ翅 他


鞘翅と後ろ翅   ⇧撮影:2009-10-30


幼虫も成虫も肉食。クルミハムシやヤナギハムシ等の幼虫を捕食。

⇧撮影 2009-10-16

                    
 道の脇の木の杭に佇んでいた。ご挨拶がわりに正面から一枚撮っていると、逆時計まわりにその場で回りだしたので横向き、後姿も撮らせて頂く。最後に真上からも一枚。体長10~11mm。
その大きさに初めて見た時はびっくりした。  ⇧  撮影:2010-04-18

2010年4月12日月曜日

ネジロカミキリ


フトカミキリ亜科

  日当たりのよい倒木の上にいた。成虫越冬。

 タラノキ等の衰弱木によくつくらしい。6mm~8mmの小さなカミキリだけど触角が立派。翅の白い部分が大理石みたい。


撮影:2010-04-10

2010年4月11日日曜日

みんなナミテントウ?


 いいお天気だったので、てんとう虫の皆さんがあちこちで日向ぼっこ。

 数ある昆虫の世界で、蝶についで市民権を得ているのはてんとう虫かなぁと思うことがある。てんとう虫を撮る時、必ず一枚は正面から撮るのがわたしのモットーだが、ちょこまか歩き回るのでなかなか大変。その悪戦苦闘している姿をヒトにはみられたくないなぁと思いつつ、その対象がてんとう虫なら許されるのではないだろうかと思ったり・・・。

 さて、一番上の写真。暗闇に舞う赤いコウモリ模様。初見のてんとう虫かも!とドキドキしながら撮ったが、よくよく見ればナミテントウのよう。そのあと会った2匹もたぶんナミテントウ。


 ナミテントウは遺伝の関係でいろいろな斑紋が出る興味深い種。詳しくはこちらのページにリンクさせて頂いたのでご覧下さい。

ナミテントウの斑紋について 


                     撮影 : 2010-04-10