2018年8月30日木曜日

ツマジロツマキリアツバ


ツマキリアツバ亜科

幼虫は、トネリコ(モクセイ科)の仲間の葉っ葉を食べるらしい。

(この辺ではアオダモが多い)


撮影 2012-06-13

追加画像


撮影:2018-08-20

2018年8月28日火曜日

アミメリンガ*白色タイプと黄褐色タイプ


 コブガの仲間だと思って調べてみたが、該当する種が見当たらなかった。白い翅の上に確認できるかすかな紋はアミメリンガに似ている。きっと擦れて消えてしまったのかも・・といろいろ考えていたら、前翅の斑紋は消失することがあるとの情報を得る。

 黄色いきれいな編み目模様の個体にもいつか会えるだろう。オニグルミはあちこちに生えている。

↑撮影:2018-08-26

追記


 やっと編み目模様の黄褐色タイプの個体に会えた!ちょっとボロボロだけど・・。一面苔の生えたじめじめした場所で。

 上の白い個体が市街地近くだったのに対し、編み目タイプはより高標高の山中にいた。

 撮影:2020-09-14


ウバタマムシ


ルリタマムシ亜科

立ち枯れして久しいアカマツにて。黒みが強く、白点がふたつ。


撮影:2018-08-25

2018年8月26日日曜日

落ちていたアゲハモドキのこと


  今年は春からアゲハモドキを見る頻度が高い。(今月は特に)そういう年回りなのかな?先日は、寂しい林道上に落ちていたアゲハモドキを見つけた。生きてはいるが、片翅がない。鳥にでも食べられたのかな・・としゃがんで見ていた。あれ、この蛾って上翅にこんな白い紋があったっけ?と思っていたら、軽トラがこちらに向かって来るのに気づく。思わず素手で翅をつまんで路肩の斜面に移動。(写真下)

 車をやり過ごしてアゲハモドキに目を戻すと、翅に私の指の跡が!こんなに簡単に鱗粉が禿げてしまうとは・・。片方の翅は、こうして見ると羽化不全だったのかも・・と思えてきた。それよりもこのはっきりついた白い紋は誰の仕業だろう?と思いながらその場を後にした。


撮影:2018-08-10

2018年8月25日土曜日

トビケラ類の卵塊


 マタタビの葉に不思議な物体が・・。触ってみると弾力があり、しっかり葉っぱにくっついている。(それがすごいと思う)小さなつぶつぶがいっぱい透けて見えるので、何者かの卵に違いない。調べてみたら、トビケラ類の卵塊らしい。産卵風景を見てみたいものだ。 撮影:2018-08-22

  追加画像


⇧ アキニレの葉に。上のものより卵の数が少なく、透明度が高い。


⇧ヤマグルマ?の葉。上とほぼ同じ場所。 撮影:2018-10-05 


 ⇧時々見かけるトビケラ類の卵塊か・・と思って覗き込むと、すでに孵化して何か小さな者がうごめいている。もうすぐ脱出しそうだけど、まだその時ではなさそう・・。下は湿っぽい草むらで、水はたまってないけど大丈夫?  撮影:2020-10-25



消えてゆく命の輝き*アカスジキンカメムシ


 先日、林道脇で、アカスジキンカメムシの死骸を見つけた。今年は酷暑だったが、もう夏も終わりだな・・と思うと淋しい。この虫は死んでしまうと、徐々に金属光沢を失ってしまう。この個体は、胸部に最後の光沢を残していた。こういう姿は初めて見た。
 
 ⇧撮影:2018-08-20


  生存時(別個体)  ⇧撮影:2012-06-10


神社の石段に落ちていた死骸。これは黒化型なのか、死後の変色なのか?

⇧撮影:2018-06-30


蜘蛛の網にて  撮影:2010-07-18

2018年8月20日月曜日

マダラミズメイガ


ミズメイガ亜科 

 池の端の小径を歩いていて見つけた。幼虫は水草を食べるらしい。


葉裏に隠れていた。  撮影:2018--8-10


近くにある池は、ヒルムシロ類が多い。  撮影:2017-07-07

追加画像


 やはり葉裏でくつろいでいる。ひっくり返して撮影しても逃げない。おっとり系?


撮影:2020-08-16

メスグロヒョウモン♂*表と裏


♂の死骸が落ちていたので、表と裏を撮影。


撮影:2018-08-20

2018年8月19日日曜日

モトキメンコガ

この日もたしか暑い日だったが、木陰で涼しげに佇んでいた。
小さな身体をレモンイエローとチョコレート色に染め分けて。開張:10-12mm
撮影:2018-07-22
別個体  撮影:2017-07-22 (わっ、偶然だけど上と同じ日だ)

ナラハスジコタマフシ


形成者:ナラハスジコタマバチ(タマバチ科)

 ミズナラについていた。成熟すると落下し、成虫は晩秋から初冬にかけて出現。冬芽に産卵するらしい。葉っぱをひっくり返してみたら、裏側のほぼ同位置にもついていた。 ⇩   
 

↑撮影:2018-07-29


撮影:2012-09-26

2018年8月18日土曜日

ツマグロシリアゲ


 高原の笹原でよく見かける、比較的大型なシリアゲ。


この個体は♀で、お腹がパンパン。


⇧撮影:2018-08-12


上の個体を比べると、腹部が細い。♂♀の違いかな?

撮影 2022-08-19

ミヤマウスギンツトガ


 このくらいの咲き具合のヤマハハコが好き。

近づいてよく見ると、白い花の中に白い蛾が・・。


ヤマハハコは雌雄異株。この株は筒状の花を咲かせる雄株のようだ。

舌鼓を打つ?白い蛾。高原にて。  ⇧撮影:2018-08-12


 ウスギンツトガとの区別がつかないが、2000mくらいの場所で撮ったような気がするので、こちらもミヤマ〜かな・・と。


シルキーな光沢のある翅と立派な下唇髭。
  

  撮影:2010-07-16

2018年8月16日木曜日

ウスバカミキリ*♂と♀


 灯火近くに居残っていたカミキリムシ。以前みつけたのと同じかな・・と、つまみあげたらガブリと噛み付かれた。ごめん・・。あなたとは初対面でした。産卵管が出てないので♂のよう・・。


幼虫期間が長く、成虫の寿命は3週間ほどとのことだ。


           撮影:2018-08-06         

追加画像


     朝、キャンプ場の灯火近くの木に止まっていた。夜行性。幼虫は朽木や枯れ木を食べるとのこと。この個体は産卵管があることや細めの触角なので♀と思われる。  
撮影:2012-08-19     

2018年8月14日火曜日

シロホソオビクロナミシャク


 今朝羽化したかと思われるような、新鮮な個体。真っ黒に白のアクセントがくっきり。似たような種がいろいろいるが、これは初見。絶対逃げられると思って遠くから撮影して、かなりトリミングした。やっぱり素早く逃げられた。
もっと近くで撮りたかったな。標高1,200m あたり。 撮影:2018-08-10


追加画像


標高1,000mあたり。遠くから望遠で撮影。白い素足が2本・・に見えてきた。 

撮影:2019-06-22

2018年8月12日日曜日

黄色いお腹のニホンカナヘビ


 先日見かけたニホンカナヘビ。木登りしていた。そして、妙にお腹が黄色い。

よくある変異らしいが、初めて見た。


撮影:2018-07-27

2018年8月11日土曜日

ギンモンミズメイガ


ミズメイガ亜科

標高1,500mくらいの場所にある小さな池にて。

幼虫は、ヒルムシロ科の水草を食べるようだ。水辺の笹の裏に隠れていた。
 

撮影:2018-07-29