2012年2月24日金曜日

ヒメアカボシテントウ


 春だったか、初夏の頃だったか、大きな木の幹にヒメアカボシテントウが数匹止まっていたことがあり、なんとなく気になって撮影したが、その画像は紛失してしまった。(上の写真は別の木)そして晩夏の頃、やはり同じ木の葉裏に、今度はキイロテントウがいっぱい。

 きっとこの木にはヒメアカボシテントウの好きなカイガラムシや、キイロテントウの好きなウドンコ病菌とかが豊富に発生するんだろう。後日、この木はニワウルシと判明。

2012年2月23日木曜日

シロジュウシホシテントウいろいろ


⇧シロジュウシホシテントウ 基本型


 ⇧こちらは個体変異かな?        撮影:2011-06-04


撮影:2011-08-02

⇧ これもジュウシホシテントウの暗色型?いままで水田だった場所が放置されて原っぱになった所で見つけた。  その他シロジュウシホシテントウの記事はこちら


⇧ 撮影:2011-07-18


撮影:2009-05-15

2012年2月22日水曜日

ウスキホシテントウ*越冬


 ケヤキの皮をめくったらいた小さなテントウムシ。3~4mm。初見。ウスキというが、どう見ても黒地に白。越冬期に発見されることが多いとか・・・。夏場はどこにいるんだろう?        撮影・・・2012-02-19

2012年2月20日月曜日

凍える朝*越冬カメムシなど


 今日の朝も寒かったが、昨日の朝はー11℃でもっと寒かった。昼過ぎ、散歩がてらに近くの薬師堂に行ってみると、手水鉢の水がカチンカチンに凍っていた。入り口に前回はなかった新しい杭が打たれていて、「スカイツリー同高地点 六三四m・・・二月吉日」とあった。ふ~ん・・・。


⇧キハダカニグモ(カニグモ科キハダカニグモ属)

 このところ、剥がれそうな木の皮を見ると剥がしたくなる。そして何か潜んでいないか確認。端から見るととても怪しい行動。


 今回は越冬するカメムシの仲間も見つけた。剥がした皮は木の根元に伏せておく。(あとしばらくお休みくださいませ・・・おじゃましました・・)⇧

左上:ナカボシカメムシ。実物を見るのは初めて。思ったより小さなカメムシ。
右上:ヒラタカメムシの仲間
左下:若齢の幼虫(種類は不明)
右下:ヤニサシガメ幼虫(写真下も)これはアカマツの樹皮にいた。


 明らかな死骸も見られるが、生きていそうに見える者も死んだように硬直して動かず、生死は不明。通常、集団でかたまって越冬するとのこと。この数では集団とは言えず、寒さで凍死したのかな?マツを食害する昆虫の天敵として知られる。


⇧人家の石垣にいたキノカワガ

撮影:2012-02-19

2012年2月17日金曜日

ハルニレハフクロフシ


↑ハルニレのひこばえ


    形成者:オカボノクロアブラムシ 
   
6~7月に有翅虫が側面の裂口から脱出し、イネ科植物の根に移住する。

 撮影 2011-05-28

2012年2月16日木曜日

アカマツの樹皮に潜む蜘蛛たち


 コカニグモ(カニグモ科コカニグモ属)
  
↑仲良くいっしょにいた。♂と♀だろうか?


↑ エビグモの仲間?


子グモなのか?ダニなのか?ちょっときれいな色。   撮影 2012-02-12

2012年2月10日金曜日

トホシテントウの食べる草


 2011-08-06 
 標高1500mあたりの森の中。すぐそばを清流が流れている。岩魚釣りをしている人を時々見かける。そんな、なかなか陽の光が差し込まないような場所に蔓延っているつる草。ずっとアマチャヅルだと思い込んでいたが、どうも違うみたい。名前調べ中。

 追記:食べていたのはミヤマニガウリと思われます。


⇧トホシテントウを初めて見つけたのはこの場所。草食性のテントウムシ。


 この草を食草にしていると思われる幼虫たち。右と左は違う種かと思っていたが、白斑の様子から同じ種かも・・・。右が終齢の幼虫か?
追記:この幼虫はキミャクヨトウ(ヤガ科)かもしれない。ウリ科のアマチャヅルやカラスウリが食草とのこと。

真ん中の虫は不思議なかんじ・・・。平べったくて半透明。
追記:シリブトガガンボとかの幼虫かな??


⇧その他、この草の葉っぱの上で見かけた虫たち


今年は実がなる頃に行ってみようかな

2012年2月9日木曜日

ヨモギクキワタフシ


  形成者:ヨモギワタタマバエ

 直径2mmほどの虫えいが多数集まっている状態らしい。春から秋に見られる。
幼虫越冬。     撮影:2011-08-14


2012年2月5日日曜日

カレハガ科*越冬幼虫 他


   毎年晩秋、リンゴの木の下の方にカレハガの幼虫が出現する。一応木の皮に擬態している様子。平べったいし、ふさふさした毛で輪郭を消す努力をしている。

 いつも3匹ほど現れるが、春頃には1匹だけになってしまう。成虫には不思議と会ったことがない。


 いつも思うのだが、お尻のあたりがクマさんの顔にみえる。


左:カレハガの美しい卵。ヤナギの葉に産み付けられていた。 2011-09-06
 追記 この卵は、ホシカレハの卵でした。

右:リンゴの木の近くにあった卵の殻。左上はテントウムシの抜け殻かな?


今日みつけたキノカワガ3匹。主にサクラの木にて。

2012年2月4日土曜日

片翅開いたキノカワガ


 神社にて、大きな木を見てまわっていたらキノカワガを発見。この木の種類はわからず。


⇧ これはケヤキの大木.。皮が剥がれた場所のような色合いをしている。


 ⇧その他、ケヤキの幹で見つけたものいろいろ。


 これは別のケヤキにて。なんと片方の翅を開いたまま止まっていた。羽化不全?でもこれで翅の様子がよくわかった。大事な腹部をすっぽりカバーするようになっているんだ!ずいぶん太くて頑丈そうな胴体だと思っていたが・・・。

 保温と擬態のW効果。しかしこのままでは寒そうなので、そっと翅をつまんで戻してやった。樹皮にひっかかっていただけだった。びくとも動かず。というより寒くて動けないのかな?  撮影:2012-02-04

2012年2月2日木曜日

マンサクハフクロフシ

 
  形成者:マンサクフクロフシアブラムシ

6月頃、有翅胎生虫が脱出しシラカンバに移住するとのこと。穴あきは脱出後?

撮影:2011-05-28