この冬、橋の下に動物の白骨死体があるのに気がつく。
何度も足を運ぶ場所だが、クマノミズキが繁っていてあまり下の方は見えなかった。葉っぱが散った後は落ち葉に埋もれていたのかもしれない。
この日、勇気を出して川まで降りてみた。(また藪こぎ・・)ニホンジカだろうか?
かなり大きい。近くの石の上に毛がひと房落ちていた。1月に撮影した獣毛の主に違いない。ほんの5-6m離れた場所なので。死因は何なんだろう?捕食されたのか(だれに?)、事故なのか、自然死なのか?死体は語らず。
骨を撮った後、このシカが歩いただろう場所をたどってゆく。シカの糞があちこちに点在している。糞の直径がいろいろあるから、沢山の個体が集まる場所なんだろう。 カラマツの若木が林立している所では、皮が食べられた木が何本かあった。(写真下、左と真ん中)これは多分シカたちの仕業。
それに縦に鋭く裂かれた跡も!(写真下、右)根元から1mくらいの位置。クマが爪研ぎでもしたのだろうか?とても偶蹄目の爪跡ではなさそう。
とにかくこのあたりは、夜には野生の大国になっているような気がする。