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2015年11月27日金曜日

ヒミズの手


  夜中に大雨が降った翌朝、林道に転がっていたヒミズの亡骸。

特に外傷は見当たらなかった。


ヒミズのしっぽはモグラと違って長くてふさふさしている。↑


そして何より手が違う。


なんかヒトの手みたい・・・。  撮影:2015-11-06

2011年4月7日木曜日

白骨化したニホンジカ


 この冬、橋の下に動物の白骨死体があるのに気がつく。
何度も足を運ぶ場所だが、クマノミズキが繁っていてあまり下の方は見えなかった。
葉っぱが散った後は落ち葉に埋もれていたのかもしれない。

 この日、勇気を出して川まで降りてみた。(また藪こぎ・・)ニホンジカだろうか?
かなり大きい。近くの石の上に毛がひと房落ちていた。1月に撮影した獣毛の主に違いない。ほんの5-6m離れた場所なので。死因は何なんだろう?捕食されたのか(だれに?)、事故なのか、自然死なのか?死体は語らず。  


 骨を撮った後、このシカが歩いただろう場所をたどってゆく。シカの糞があちこちに点在している。糞の直径がいろいろあるから、沢山の個体が集まる場所なんだろう。
 カラマツの若木が林立している所では、皮が食べられた木が何本かあった。(写真下、左と真ん中)これは多分シカたちの仕業。

 それに縦に鋭く裂かれた跡も!(写真下、右)根元から1mくらいの位置。クマが爪研ぎでもしたのだろうか?とても偶蹄目の爪跡ではなさそう。

 とにかくこのあたりは、夜には野生の大国になっているような気がする。


撮影:2011-04-02

2011年1月14日金曜日

あるモグラの死*アズマモグラ


     トガリネズミ目 モグラ科

  ある朝、庭でみつけた。またうちの猫が悪さをしたのか?
手相が見られそうなくらい立派な前足。とりあえずアズマモグラとしたがコウベモグラかもしれない。最近、西日本に広く分布するコウベモグラが東進しているときく。このあたりは境界線である。

  今回モグラのことを調べていてびっくりしたことは、モグラは常に食べ続けなければならない生き物らしいということ。胃の中に12時間以上食べ物がないと餓死してしまうとは・・・!

 何らかの理由で穴から追い出された個体が危ない。そういえば何の外傷もないのに死んでいるモグラをよく見かける。陽にあたると死んでしまうという迷信が生まれた理由だろう。

 うちの猫はそんな事情のモグラをどこかでみつけて、拾ってきただけなのかもしれない。歯がたちそうにない上質な堅い毛皮を着込んでいる。
(おしりのあたりに、小さな赤いアリがいっぱいたかっていた) 
      
撮影 : 2009-06-18

あるモグラの死*ヒミズ


撮影・・・2009-05-10         
ヒミズ(トガリネズミ目モグラ科)

林道の端っこにころがっていた。ふつうのモグラより華奢な前足。しっぽは長く、ブラシ状の長毛が生えている。ヒミズ(日不見)だろうか?腹部に傷あり。
アリが一匹、様子をうかがっていた。

原始的なモグラで、穴掘りは苦手らしい。より小さなヒメヒミズは、標高1,500m以上の亜高山帯に生息。(この写真を撮った場所は700mくらい)

2011年1月6日木曜日

フィールドサイン*糞と獣毛

撮影・・・2011-01-03
ヘビがどうも苦手で、夏の間うっそうとした藪にはなかなか入る勇気がない。
皆さん冬眠中、と思われる時期だけの散歩コースを歩く。
上:シカの糞?それともノウサギ?
下:散乱していた獣毛。刃物で切り取ったような毛束・・・。引き抜いたような毛束も・・・。捕食された跡か?謎だらけ。
だいぶ時間が経過した様子に見えたが、獣臭さが漂っていた。