2012年12月8日土曜日

シロオビフユシャク♀?と♂


   今日は朝冷たい風が吹いていて、一見小さな灯篭には蛾の姿がなかった。でもよく見ると翅のない♀が1匹足をふんばってしがみついている。このところシロオビフユシャクの♂をよくみるのでもしやと思い、調べてみたら♀に似ている。尾端の毛が白い。しかしフユシャク亜科の♀は、交尾でもしていない限り同定は難しいとのこと。



 シロオビフユシャク以外のひらひらした翅をもつ♂たちはみんな吹き飛ばされたらしく、下の枯れ葉につかまっていた。翅はぼろぼろ。何の因果でこんな厳しい季節に生まれて来るんだろう?このあと小雪が舞うお天気となる。

2012年12月7日金曜日

初冬の雑木林で*ハバチの幼虫 他


  雑木林で枯れ葉の中に落ちていったフユシャクを探していたら、生々しいイモムシをみつけた。ハバチの幼虫っぽい。これからどこかに潜りこんで越冬するのだろうか?


⇧撮影  2012-12-03


 左より:クヌギカメムシ。けっこう長い触角。卵で越冬。2012-12-05

     クサカゲロウの仲間。これは成虫越冬。2012-11-03

     何グモの幼体か?2012-12-01

     ヒラタアブの幼虫?何匹か見かけた。2012-11-25

2012年12月6日木曜日

シロオビフユシャク*♂と幼虫


 似ている種に「クロバネフユシャク」がいるらしい。これはシロオビ~のような気がするが。


この日2頭見た。翅のたたみ方は左前と右前。どっちでもいいらしい。

⇧撮影:2012-12-05


追加画像


  かなり活発に動き回っていた幼虫。広食性。   撮影:2014−05−12 


この個体は静止していた。  撮影:2014−05−14

ウスオビフユエダシャク♀?


   この辺でこの時期よく見られる5種のフユシャクのうち、ウスオビフユエダシャクの♀だけがなかなかみつけられなかった。♂はたくさんいるのに・・・。
  白い粉をふいたような優美な姿。ウスオビフユエダシャクの♀でいいのかな?


↑撮影 2012-12-05


ウスオビフユエダシャクの♂たち

2012年12月3日月曜日

ウスモンフユシャク♂ 他 


⇧ウスモンフユシャク♂(シャクガ科フユシャク亜科)

フユシャク亜科のフユシャクを撮影するのは初めて。着物を着込んでいるみたい・・・。左前だけど。


⇧ チャバネフユエダシャク♀(シャクガ科エダシャク亜科)

 ♂がいっぱいいるので、そのうち出会えるだろうと思っていた♀。思いのほか大きい。でもこの個体、つぶされたような跡があり形がゆがんでいる。それでもしっかり生きていた。

2012年12月2日日曜日

ナミスジフユナミシャク♀?と初雪


 イチモジフユナミシャクの♀を見た灯篭の、対になったもう片方の灯篭には、別の種類の♀がしがみついていた。あまり自信はないが、ナミスジフユナミシャクの♀と思われる。



♂も沢山見られた。いろいろなタイプの波模様。


 雨はいよいよ本降りとなり、よく見ればみぞれ交じり。それも見る間に水分の多いぼた雪に変わっていった。初雪だぁ~。軽い身体を吹き飛ばされたフユシャクたち(♂)は、枯れ葉の隙間にもぐりこんで冷たい雪を凌いでいた。


(大変な状況だったのでピンボケです・・・)

撮影:2012-12-01

2012年12月1日土曜日

灯篭にて*イチモジフユナミシャク♀


   お堂でお参りした後、近くにあった古い灯篭を見ていたら、イチモジフユナミシャクの♀を発見。へぇーこんな所にいるんだ。苔むしたような淡いグリーンの小さな翅。黒化したものもいるとのこと。


   この個体を見つけた頃、空が暗くなって雨粒が落ちてきた。左と中の♀の頭についている水玉は雨粒。右は別個体。後で別の灯篭でみつけた。お尻の様子が違う。すでに産卵を済ませた♀かな?


⇧〈追加画像〉 イチモジフユナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)の♂たち


 ⇧ 〈苔むした古い灯篭でみつけたもの〉

左:コマダラウスバカゲロウの幼虫?幼虫で越冬するのかな。

中:コマダラウスバカゲロウの繭殻のようなもの。

右:小さな虫がよろよろ歩いていた。


 これもコマダラウスバカゲロウ?死骸かなと思ってひっくり返してみたら生きている様子。この個体はコケ色にカムフラージュしていないけど、石の色にそっくりだから目立たない。   撮影:2012-12-01