ミミズク亜科 成虫
撮影・・・2011-06-04
上:2-3日前から朝5時半頃になるとカッコウが鳴くようになった。いい季節である。
おのずとその頃外に出てぶらぶらしていることが多い。そんな時にミミズクの成虫に初対面した。先日脱皮写真を撮ったすぐ近くのタラの木にて。実物を見られてちょっと感動。かわいい怪物的なところがいい。目のつき方とかがセミの仲間だなと思った。三角定規を横に当てたら、びっくりしたのか木の裏側へ移動してしまった。体長は11-12mmくらい。
下:ひと通り撮影を終えて、やれやれ・・・とその場を去ろうとした時、10cmほど上にもう一体いるのに気がついた。古い葉痕の上で、すっかりその場に溶け込んで体色も変化させている。大きさも18mmくらいと大きい。成虫になってからも成長するのか?それともただの個体差か?
(追記:♀の方大きく、ミミも大型で前方に突出しているとのこと。すると上の個体は♂で下のは♀のようだ)
ちなみにこの老熟?した方は三角定規を当てても動じなかった。翌日見ても同じ場所にいるので、もしかしてミイラ化している死体かも・・・と思ってちょっと触ってみたら脚が少し動いた。何を食べて生きているのだろう?(この仲間は木の樹液を吸汁しているので、移動しなくてもいいのか・・・)
(追記:2011-06-07 撮影以来ずっと動かなかった♀だが、今朝見たらいなくなっていた。)