2015年9月14日月曜日

ウラギンシジミ*初秋〜晩秋


 山の中を歩いていると、時々タテハチョウの仲間とかが腕に止まって汗を?舐めることがあるが、シジミチョウでは初めてだった。1頭の♂が執拗にまとわりつき、そのうちもう1頭が加わった。

 口吻の感触はひんやりしている。♂は朱色の紋だが、♀は水色の紋。暖地性のチョウと言われるが、この辺でも成虫越冬している姿をよく見かける。


撮影:2015-09-13

追加画像


こんなにぼろぼろな個体は見たことない。越冬できるのかな? 

 ↑撮影:2015-11-20


 落ち葉の陰に白いものが横たわっていた。大丈夫かな?白い翅にはきれいな水滴がきらきら。前夜は夜通し冷たい雨が降っていた。でも心配無用。いつの間にか、ちゃんと脚をふんばって起きている。これから冬を越すのだから。
 よく見ると、そばに小さな蜘蛛が一匹。ひとりぼっちじゃなかったみたい。 
 
   撮影:2016-11-11

2015年9月13日日曜日

エゾシモフリスズメ幼虫、再び


スズメガ亜科

 冴えないお天気だったが、朝食前に散策に出かける。いつもの常夜灯居残り組をチェック。ウスバツバメガが3頭。今年も沢山出そう。

 その後、ちょっとだけ以前よく通っていた場所に寄って帰ることにした。そういえば、何年か前のこの時期、エゾシモフリスズメの幼虫を見に行ったことを思い出し、同じホオノキを訪ねた。あの頃2mくらいの幼木だったが、5−6mくらいに育っていた。見上げて葉裏を目をこらして探してみると、1頭だけ発見!

 望遠がきかないカメラなので、斜面を登り、枝をたぐり寄せる。かなり揺らしたにもかかわらず、落下することもなくしっかりとしがみついていた。最初は大人しくしていたが、あんまり何度もカメラを近づけられて鬱陶しいのか、フクラスズメの幼虫のように頭部を激しく振り回す威嚇行動に出た。申し訳ない。以前とは少し違う紋様を撮影できて良かった。

どうか無事成虫になりますように、と祈ってその場所を後にする。 撮影:2015-09-13

追加画像


 今年も今季初のウスバツバメガの成虫を確認。その足でホオノキを見に行く。どんどん大きく育ち、今年はみつけられないかなと思ったが、葉の裏側に静止しているのを一頭だけみっけ!遠過ぎるので望遠で撮るしか無い。   撮影:2016-09-04

2015年9月11日金曜日

アトシロナミシャク


 幼虫はボタンヅル(キンポウゲ科)を食す。  撮影:2010-0815


たぶんガードレールに止まっていた。      撮影:2014-08-09

ホソバナミシャク


  新鮮とはいえないが、下よりは色がついている。 撮影:2017-08-07


とても色褪せた個体だったので、諦めかけていたけどやっと名前がわかった種。

幼虫はタラノキを食べるとのこと。       撮影:2012-08-11

キベリシロナミシャク


かなり擦れた個体。サラシナショウマに訪花。

幼虫はユキノシタ科(ガクウツギ・ノリウツギ・イワガラミ等)を食す。
  
↑撮影:2010-09-03


↑撮影:2008-09-12


これも?模様が少し違う。撮影時期も上とちょっとずれる。

撮影:2010-07-16

クロミスジシロエダシャク


うちの近くにいた色褪せた個体。幼虫はエゴノキを食べるとのこと。

  撮影:2013-09-29

ヤマブドウハコブフシ


形成者:ヤマブドウハコブタマバエ 
 
 9月上旬〜10月上旬に成熟した幼虫が脱出して、地上に落下。そのまま地中で幼虫越冬するらしい。葉っぱの裏側⇩  撮影:2015-09-06