2012年10月6日土曜日

ホシヒメホウジャク*成虫と幼虫


ホウジャク亜科

庭で初めてみつけた個体。  ⇧撮影:2007-10-06


  あえて枯れ木の方を選んで止まっているのかな?スズメガの中では小さい。

⇧撮影:2012-10-02

幼虫は体色変異あり⇩


 2012-07-22  ⇧ 蛹化のためかひどくウロウロしていた。


2012-08-07~2012-08-09 ⇧ 2~3日で大きくなるもんだ。


2012-08-10 ⇧大きな糞がいっぱい散らばっていた。この種は尾角が長い。


黄緑色タイプの幼虫。むっちりとよく肥えています。


  同上  撮影:2020-09-26

2012年10月5日金曜日

ウドの花と生きものたち


 2012-08-25 ↑  庭のウド(ウコギ科)の花芽が伸びてきた。


 開花    2012-09-18(左と中)    2012-09-25(右)


 2012-09-29  〈この日見かけた生きものたち〉
上左より:ナガメ(春にはムラサキハナナにいた)→オオハナアブ(やっぱり不思議目)→ベッコウハゴロモ(この季節には珍しい)→コアオハナムグリ(花が咲くと真っ先に駆けつけるのはいつもこの虫)

下左より:シロスジベッコウハナアブ(スズメバチの巣に産卵するらしい)→ツマグロオオヨコバイ(春から秋までいる常連)→スズバチ(この時期のんびりモードの成虫をよく見る)→モモブトチビハナアブ(10mm未満の小さなハナアブ)


↑捕食者2種:アマガエルとガザミグモ

2012年10月4日木曜日

ウスムラサキイラガとムラサキイラガ*幼虫


 昨年撮ったムラサキイラガと思われる画像をもう一度見直す。違いが今ひとつわからなくて棚に上げておいたもの。こうして改めて見てみると、毛の様子がぜんぜん違う。

 たぶんいままで毛を見ないで、模様の違いを探そうとしていたのだろう。複数の画像を見ていて思ったのは、ムラサキイラガの方が「てかり」があるような気がした。

左:ウスムラサキイラガ 幼虫
右:ムラサキイラガ 幼虫

 撮影:2011-09-09
 
同じ日の朝に撮ったもの。うちの庭には両種がいたことが判明。写真の数をみると、ムラサキイラガの方が多かった。昨年大発生したが、今年は見ない。

2012年10月3日水曜日

ウスムラサキイラガ幼虫 他*カシワにて


〈 山の方でみつけたイラガの幼虫たち〉
上はウスムラサキイラガと思われる。毛の根元部分が太くなっているので。口の部分?が濃い緑色だった。うちの庭でみるものより左右部分が平べったく大きく感じた。カシワの幼木に一頭のみ確認。


↑ これも同じ木にいたテングイラガの赤黄色型?2つの赤い突起は共通みたい。


↑ 同じ木。これも寄生された亡骸だろうか?穴があいている。テングイラガか?


 別のカシワの成木にいたナシイラガ。うちで発生したものと比べてたるみがある。終齢とかになるとこうなるのかな?    撮影:2012-10-02

2012年10月2日火曜日

ヨツモンカメムシ*成虫と幼虫


⇧ こちらはアキニレにいた。 撮影   2018-10-05


 やっと手が届くハルニレの枝を引き寄せてみたら、ヨツモンカメムシがいた。
このカメムシはいままで幹に大勢でいるのを見るきりで、こういう樹上にいる姿は見たことがなかった。真ん中は幼虫。よく動き回りピンボケ・・・。右端は羽化間もない白っぽい個体。   ⇧撮影:2012-10-02


一匹だけでうろうろしていた幼虫。  ⇧撮影:2012-09-09


 ハルニレにて。いつも春に、越冬体がぞろぞろ木の上の方から降りてきて交尾しているのを見かける。新成虫のようだ。幼虫は初見。

 このハルニレも葉っぱが何者かに食べられてほとんどなかった。枯れ木かと思ったくらい。誰が食べたのか・・・気になる。  撮影:2011-09-10 

2012年10月1日月曜日

庭のイラガの幼虫たち


  カエデの枝に出来立てのイラガの繭。下の個体が紡いだのかな?
 
⇧2012-10-06 


⇧ イラガの幼虫はいろいろな木でみつけた。

左:リンゴ 2012-09-18
中:カエデ 2012-09-20
右:カツラ 2012-09-24


 2012-09-30  ヒロズイラガの幼虫。今年見つけたのはこの個体1匹だけ。カエデの葉を無心に食べている様子を裏側からそっと撮ってみた。顔なのか口なのか?


 2012-09-27  アオジソの葉を食べようと摘んだら、ついていたテングイラガの幼虫。緑色のタイプ。


⇧2012-09-17  昨年大発生したムラサキイラガは今年は見ない。しかしこの干からびたような物体は見かける。関連があるのかどうか、よくわからない。
追記: たぶん寄生バチに寄生され、死亡した幼虫と思われる。

2012年9月29日土曜日

オオニジュウヤホシテントウ蛹とお化けナス


 2012-09-09  接木したナスの台木の方から芽が出て、放っておいたら2mくらいの大木に育ってしまった。茎には鋭い棘。枝先には蕾がいっぱい。


 ↑ オオニジュウヤホシテントウの蛹が葉裏にたくさんついていた。


 ↑小さな蛹殻を発見。若齢の幼虫かなんかの蛹殻?


↑ 2012-09-24  幼虫や成虫の食痕模様


2012-09-29  お化けナスの花が咲きました

《追記》
 この清楚な花を咲かせた植物は、日本では「ワルナスビ」と呼ばれる北米原産の帰化植物だった。「要注意外来生物」に指定されている。鋭い棘を持ち、地下茎でどんどん殖えるため始末に困るのが「ワル」の所以。

 農業害虫であるニジュウヤホシテントウたちの温床になるというのも悪草の理由。まあそれだけ逞しい草なのでナスの台木にされるのだろう。幸いプランターで育てていたので駆除するのは問題ないと思われる。

 全草ソラニンを含み有毒とのことだが、海外で「悪魔のトマト」と呼ばれる実も少し気になる。その種は地中で100年以上の寿命を持つという。
やっぱり「お化けナス」。