2012年9月28日金曜日

ヒメアオモンツノカメムシ?*タラノキにて


   久しぶりに裏庭のタラノキを眺めていたら、ツノカメムシの仲間がいっぱいいた。
ベニモンツノカメムシかアオモンツノカメムシか、あるいはヒメアオモンツノカメムシか・・・?みんなウコギ科の植物につくらしい。幼虫は人面模様。


   左上はツマグロオオヨイバイによじ登っている。ヨコバイは迷惑そうにじっとしていた。少し寒い朝だったので、みんな朝日を気持ち良さそうに浴びていた。

追加画像


  翌朝、触角を除いた体長を測ってみた。10mm未満。腹部裏側に黒点模様がないので、ベニモンツノカメムシではなさそう。右端は羽化直後かまだ色が出ていない。


 同定の決め手はお尻の先の様子らしいが、あまり鮮明には撮れなかった。生息地域がアオモンツノカメムシは西日本に多く、ヒメアオモン~はそれより北とのことを考慮すると、これはヒメアオモンツノカメムシの可能性が高い。タイトル変更。
(撮影 2011-09-30)


 ⇧ 撮影 2009-10-31


撮影:2009-10-30

2012年9月26日水曜日

ヒロバネヒナバッタ


ヒナバッタ亜科

小春日和。ささやくような声で鳴いていた。           ↑撮影 2022-12-04


   ↑撮影:2012-09-26


 黒い瞳。まっすぐに伸びた触角。黒みが強く、腹部後方に赤みがあるので♂かな?

♂の体長は23-28cmくらい。♀の方が少し大きい。  撮影:2020-09-12

2012年9月24日月曜日

コナラの虫こぶとアリグモの棲みか


追加画像  ⇧ナラハヒラタマルタマフシ?  撮影:2012-10-26


⇧ コナラの葉にきれいな虫こぶ。表にも裏にも。 撮影:2012-09-22

 これもナラハヒラタマルタマフシかと思いましたが、ナラハウラマルタマフシというそっくりな種がいるそうで、前者より早く成熟するらしい。(夏頃?)出現箇所がウラか、オモテかは関係ないのかな?


⇧ 撮影:2012-11-03


 ⇧コナラの葉にクモの巣のようなもの・・・。なにか潜んでいる。


⇧ 蟻そっくりなアリグモの♀でした。


左:どんぐり。今年は豊作?たくさん実っていた。
中:葉っぱのつけ根に蟻が沢山集まっていた。緑色のアブラムシが数匹いる。
右:ナラメリンゴフシの残骸。

撮影:2012-09-22

2012年9月23日日曜日

クビワシャチホコ*成虫と幼虫



 2012-08-25  家の外壁の上の方に蛾が止まっているのが見えたので、脚立を持ってきて撮影。調べてみたらクビワシャチホコ(シャチホコガ科)成虫。すぐ近くにカエデの木があるので、産卵にやってきたのだろうか?去年もその木で幼虫が発生している。近くに寄ってもじっとしていた。


 2012-09-11  ⇧そのカエデの木で若齢の幼虫をみつけた。頭でっかち。お尻がぽっこり。あんまりやせっぽっちなので、寄生された幼虫かと思った。30mm。


 2012-09-13  ⇧今年は一匹しか見当たらず。たぶん上と同個体と思われる。2日でこんなに大きくなるのか?40mm。


2012-09-17  ⇧4日後。やはり成長が早い。威嚇のポーズ。背面は白っぽくなった。もう終齢?翌日は見かけたが、その後行方不明。

追加画像


  灯火居残り    撮影:2015-06-04

2012年9月21日金曜日

チャマダラエダシャク


↑クサギに訪花。 2008-08-29


↑地面に近い下草の上に止まっていた。もう飛べそうにない。 2012-09-16


 珍しく木(マツ)にとまっていた。翅も程よくボロになって色もあせたかんじ・・・。天寿を全うしつつある蛾の姿?  撮影・・・2011-09-24  

2012年9月20日木曜日

ムモンホソアシナガバチ*空っぽの巣


左:2012-08-17  

中:2012-08-25
右:2012-09-07 

 毎日確認していたわけではないが、この2-3日前までは沢山の蜂で賑わっていた気がする。巣の中には蛹も幼虫も見当たらなかった。8月中から幼虫のいる気配はない。スズメバチの襲撃とかではなく、自然に巣を放棄する時期だったのかな?


2012-09-11  3-4日待ってみたがやっぱり誰も帰ってこない。この後巣の内部を虫眼鏡で覗いてみたら、ちょっとかわいそうなものを見つけてしまった。いちばん端っこの小さな穴に幼虫が一匹口をパクパクしていた。小鳥のヒナのように。その口に餌を運んでくれる者は誰もいない。


〈追加画像〉 2012-10-02 巣のあった近くで時々見かけるムモンホソアシナガバチ。元働き蜂なのか越冬する女王なのかわからないけど、巣にとらわれず、自由な時間を謳歌してるように見えた。

2012年9月18日火曜日

オオオナモミの花と虫たち


 オオオナモミ(キク科オナモミ属)

      北アメリカ原産の帰化植物。雌雄同株。上の方についているのが雄花。

      下が雌花とのことだが、これはすでに実になっている。


    左:花粉を食べている?アシグロツユムシ成虫(片方の後脚なし)
    中:不明毛虫。痛そうなトゲトゲの上にいた。花を食べるのかな?
    右:カスミカメの仲間。最初花の上にいた。花粉まみれ。


 オオオナモミの茎にいたアブラムシ。アブラムシのいるところにはたいていアリがうろうろ。真ん中あたりにいる虫?は何だろう?