2012年9月9日日曜日

チャイロナガカメムシ


体長7.5mmほどのナガカメムシ。翅がきれい。

撮影 2015-07-26


⇧小さいけれどシックな茶色。  撮影:2010-07-17


⇧撮影:2020-07-19


こちらは明るい茶色。  ⇧ 撮影 2010-08-08


⇧何匹かでリョウブの実の汁を吸っていた。白紋が控え目?

   撮影:2012-09-09

2012年9月8日土曜日

ウスグロコケガ*幼虫?と成虫


コケガ亜科

⇧ 撮影:2016-06-12


↑ 撮影 2012-04-21  幼虫と思われる。  サクラの幹にて。


前翅の長さ7mm。小さいけれど、葉っぱにいるとけっこう目立つ。 
  
 撮影  2010-06-20 

2012年9月7日金曜日

ヨツボシホソバ?*成虫と幼虫


コケガ亜科

撮影:2016-09-12


左:2009-08-28 成虫♀    右:2012-08-12 成虫♂

マエグロホソバというよく似た種がいるとのこと。前翅の筋の様子が相違点らしいがよくわからない。上の写真もとり違えているかもしれない。

(左の♀はかなり色あせた個体。新鮮なものは鮮やかな山吹色)


 左:2012-05-15     右:2012-07-18

 地衣類食。今年の春から夏にかけてよく見かけた大きめの毛虫ベスト3に入るかも・・・。(1位と2位はマイマイガとカシワマイマイ)
 この毛虫は触ると疼痛激しいとのこと。要注意。

2012年9月6日木曜日

アカスジシロコケガ*幼虫・繭・成虫


成虫   ⇧撮影  2016-07-22


 コケガ亜科  ↑幼虫 コケ食 2012-05-20


 2012-07-29  ↑自らの毛を抜いて作られるという通気性良さそうな繭。


 2012-08-12  ↑右は寄生されたのかな?白い脱脂綿みたいなのが怪しい。繭の毛の色が茶色いので去年の古いものかもしれない。


2013-07-02 ↑ 幼虫


     左♀(黒点ひとつ)  右♂(黒点ふたつ)    2013-07-24

2012年9月3日月曜日

小さな蜘蛛の網*古い石垣にて


   いつの時代に作られたのか、今はあまり通りがかる人もいない林道の脇に積まれた古い石垣。ここを通るたびに覗き込むのが小さな蜘蛛の網。石と石の隙間に作られている。


 よくわからないけど、ウズグモの仲間だろうか?


これは作りかけ・・・?それとも別の蜘蛛の作品?

 追記:クモの本をめくっていたら似たような写真を発見。ヨツデゴミグモ(コガネグモ科ゴミグモ属)幼体の網かもしれない。このハットリくんのほっぺたのような模様はかくれ帯。


組まれた石の向こう側は暗黒の宇宙。小さな蜘蛛の網が星雲のように漂っていた。

撮影:2012-08-26

2012年9月2日日曜日

エゾシモフリスズメ幼虫*その3 他


スズメガ亜科

   週末のエゾシモフリ詣でを欠かすわけにはいかないので、どこかにしまい忘れた古いカメラを昨日は探し回っていた。やっと見つけ出しやれやれと出かけてみたが、メモリー機能に難あり。メモリーカードを入れてあるにもかかわらず、20枚ばかり撮影すると「容量不足です」とエラーメッセージが出る。まあ20枚撮れれば十分ではあるが・・・。

 幼虫はかなりでっかくなっていてぎょっとした。なんかまだまだ大きくなりそう。背中の紋様もはっきりして、気門と斜線のような模様も出てきた。しかし果たして本当にこの幼虫がエゾシモフリスズメなのか心配になってきた。画像検索してもあまり見当たらないので。でも一枚だけ似たような画像をみつけた。不明幼虫の問い合わせのページで。回答は「モクレン科の植物を食べていたら、エゾシモフリスズメかもしれません・・・」とのこと。



右上の半分食べられた?葉の裏にいた。きれいに端っこから食べ尽くすタイプ?

ちなみに前回はたしか左下の小さめの葉裏にいた。


 今年初見のウスタビガの繭。地上1mくらいの低い場所にあった。

撮影 2012-08-18


今日見たら、何者かに食害されていた。かなり派手に・・・。

繭共々食べるなんて・・・誰?    撮影:2012-09-02        

2012年9月1日土曜日

チャイロスズメバチ


   林道沿いにある複数のコナラの幹が、ナタのようなもので傷つけられていると気づいたのは最近のこと。オオムラサキの行方を眺めていたらそこに止まったので。こういった蝶や大型の甲虫をおびき寄せるための行為だろうが、一番喜んでその場所を仕切っているのはスズメバチの仲間だろう。

 先日はこのチャイロスズメバチが5-6匹いた。あまり見ない蜂なので撮影しようとしたが、攻撃性が強くて近づけなかった。日を改めて訪れてみると単独の個体がいて、ハエたちを追い払って樹液を独り占めしていた。カメラを近づけても有難いことに無関心。でもやっぱり目が合っちゃうと怖い。


 チャイロスズメバチは社会寄生するスズメバチとして知られる。キイロスズメバチやモンスズメバチの女王を殺してその巣を乗っ取ってしまうとのこと。

撮影:2012-08-26

追記:チャイロスズメバチは、想像以上に危険なハチのようです。他のハチと比べると、とにかく攻撃性が強い、ということは感じた。幸い刺されることはなかったけど、カメラを近づけたりしてはいけないハチだった・・と反省。刺すだけでなく、毒を霧状に噴射することもあり、それが目に入ったりすると失明の恐れもあるとか・・。今後出会うことがあったら、速やかに遠ざかるつもりです・・。