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2016年8月19日金曜日

ヒメジャノメ


ジャノメチョウ亜科

 ヒメジャノメが、今年初めて作ってみた梅干しに止まって塩分補給していた。この蝶はうちの庭の常連。チヂミザサが沢山生えているからだろう。幼虫は猫顔で有名だが見た事無い。今度探してみようかな。

 ところで、腐果や獣糞を好むらしいことを今知った。その口吻で梅干しを舐めるな〜! 

 ⇧撮影:2016-08-08

追加画像


やはり、庭にいたヒメジャノメ。上よりずいぶん黒みが強い・・。

⇧撮影 2021-08-16


玄関先に生えている、幼虫食草のチヂミザサ。

撮影 2022-08-22

2016年7月30日土曜日

フタスジチョウ


 先日山(1963m)の上でこの蝶を見かけた。Neptis属の中では一番高標高地帯にいる種らしい。翌日、1600mくらいの場所に行ってみたら、やはり出会った。

 葉っぱの上に佇んでいたのでゆっくり近づくと、あとちょっとというところでぴゅ〜と逃げられる。そしてその辺を2−3周飛びまわってまた同じ葉っぱに止まった。さっきとは違って頭をこちら向きにしてじっとにらみつけている。

 そしてヒトを自分の方にかなり寄せてから飛び立つ、ということを何回か繰り返した。捕虫網を持たない人間だったので、遊ばれたのだろうか?

 地域のよる変異がある種で、この辺のものは普通の紋様である。

 撮影:2016-07-25

2016年7月23日土曜日

ルリタテハ*成虫と幼虫


 チョークで描いたような水色のライン。裏側は枯れ葉色↓。


⇧撮影:2016-07-23


 とげとげの幼虫たち。⇧ヤマガシュウの葉裏に2匹いた。  撮影:2012-06-13

2016年7月22日金曜日

キタテハ*春型


街の中の池のほとりにいた。春型かな?


  蝶も心して撮らねば・・。


撮影:2016-07-22

2016年6月23日木曜日

ヤマキマダラヒカゲ


山道でよく出会う蝶。  ⇧撮影:2011-05-21





獣糞大好きで、複数個体が集う。⇧撮影:2018-06-17


  ⇧撮影:2016-06-11  こちらも獣糞を吸汁中。


このチョウはとにかく馴れ馴れしくて、ヒトの汗を舐めに来て塩分補給している。

獣糞舐めた口で舐めないで・・。(でも、口吻がひんやりして気持ちいい)

撮影   2020-06-27

2016年4月16日土曜日

越冬蝶*キベリタテハ 他


   春、越冬蝶を見かけると、どんなにボロでも神々しく感じる。キベリタテハの場合、越冬モードは6月くらいまで続く。その頃に交尾・産卵を済ませて命を終える。

新成虫が出現するのは8月半ば頃。


 ⇧これはルリタテハ。元気に飛び回っていた。

なかなか瑠璃色紋の表翅は見せてくれず。


キタテハはタンポポにて吸蜜。ゆっくりと閉じたり広げたりしていた。

他にミヤマセセリやルリシジミ等、春の定番蝶にも会えた。  撮影:2016-04-16

2013年6月28日金曜日

樹液酒場にて*ヒオドシチョウ 他


   ヒオドシチョウとアカタテハが翅を広げて日向ぼっこしていた。見回すと周りに何頭もいる。そして近くの山の中にヒオドシチョウが3-4頭とまっている木が見えた。藪をこいでそこまで行ってみると、樹液が出ているらしく、カナブンと蝶たちで賑わっていた。

 この雑木林に来たとき、(あっ、カブトムシの匂い・・・)と思ったのは樹液の匂いだったんだ。ルリタテハやアカタテハもやって来るが、ヒオドシチョウが一番物怖じしない、というか貪欲。ここでしっかり栄養をつけてこれからの長い休眠に備えるのだろう。

↑撮影:2013-06-22


↑ アカタテハ(左と中)とルリタテハ(右)


左:コジャノメ   中:ルリタテハの幼虫   右:ミズイロオナガシジミ

2012年8月15日水曜日

キマダラモドキ 他


ジャノメチョウ亜科

この場所に来ると、よくこの蝶が現れて、撮ってくれとばかりに近くの木の幹にとまる・・ような気がする。食草はヒメノガリヤスやタカネノガリヤス。(イネ科)



他にコムラサキやサカハチチョウ、エルタテハなども見かけた。

撮影:2012-08-11

2012年7月19日木曜日

ヒョウモンチョウの仲間の蛹 他


   昨日は平日休み。うちにいても暑いだけなので、車で30分ばかりの場所に行く。標高は1500mくらい。まだハルゼミがのどかに鳴いていて、すこし季節が逆戻りしたような不思議な感覚。マイマイガの幼虫もまだ若い。しかしここもそれほど涼しくはなかった。いつもより、蛾の成虫の姿をよく見かけた気がする。彼らも暑いのか、藪の中より木陰の風が通る葉っぱの上で涼んでいるように見えた。

 夕方、突然ポツポツと大粒の雨が降り出す。リュックから雨具をとりだしてはおり、駐車場に急ぐ。アスファルトの道路から湯気が立ちのぼり霧のよう。ここ数日の暑さはやはり尋常じゃなかったみたい・・・。やっと一息つける・・・と思いながらのろのろと山を下っていくと、いつの間にか日差しは戻り、道は乾いている。下界は猛暑がずっと継続していたみたい。


コナラの大木についていたヒョウモンチョウの仲間と思われる蛹。↑

薄暗い場所でキラキラと金属光を放っていた。


ウツボグサの蜜を吸うセセリチョウの仲間

2012年6月20日水曜日

クジャクチョウ*成虫と幼虫


マツムシソウに止まって日光浴。  撮影 2018-09-19


 クジャクチョウの幼虫がいっぱい。あっちにもこっちにも・・・。 2012-06-17


これは死骸?それとも脱皮殻?

2012年6月3日日曜日

ヒオドシチョウ*蛹化


   泣き出しそうな曇天。時間限定で立ち寄った場所でヒオドシチョウの集団蛹化(?)に遭遇。最初に頼りなげな草本についている蛹をみつけた。

 草刈で刈り取られること必至だな・・・と眺めていると、その蛹、ピクッピクッと硬いはずの身をくねらせた。びっくり!話にはきいていたが、実際見たのは初めて。蛹化間もないのだろうか?

 その後その辺一帯に相当数の蛹や前蛹状態の幼虫を見る。雨が降り出したが傘をさしてしばらく散策。  上:蛹化する場所を探してウロウロする幼虫


⇧ 尾部だけで逆さ吊りになる垂蛹型


 ⇧ファスナーを開けるように最後の脱皮をしていた。右端は1時間半後の様子


⇧ これがピクピクしていた蛹


⇧抜け殻付きの蛹


脱皮殻が葉っぱの上に落ちていた。  撮影:2012-06-03

テングチョウ*成虫と幼虫


テングチョウ亜科

 6月頃に新成虫が現れ、夏の暑い時期は休眠しているらしい。涼しくなった秋口に活動再開して、そのまま成虫越冬へ。上がその時期の個体。寒い日はどこかに潜んでやり過ごし、小春日和の温かい日は元気いっぱい飛び回っている。  ⇧撮影 2013-03-16


 5月中に撮った幼虫を調べている。これはどうもテングチョウの幼虫らしいことが判明。
色彩変異があるとのこと。大体3パターンくらいあるらしいが、左下のは緑がかった茶色だった。(葉っぱがエノキじゃなさそうなのが気になる・・・)みんな独特の体勢で葉上に静止。
撮影 2012-05-27

2012年5月27日日曜日

ミドリヒョウモン*成虫と幼虫


斑点が大きく発達しているので♀かな?暗色型、というか緑色っぽい。

♂は斑点が少なめらしい。


⇧撮影 2014-07-26


⇧撮影:2012-08-11

   
 たぶん翅を立ててとまっている時、鳥にぱくりと食べられたのだろう。ビークマーク。こういう形の翅になっても、飛ぶことにはあまり支障はない様子。実際、蛾の仲間にはこんな形の翅のものがよくいる。  ⇧撮影:2011-09-17  


⇧ 脱皮直後と思われる。 撮影:2014-05-25


 山の中で、スミレの葉っぱを食べていた。


別の個体。葉っぱを離れて、蛹化するための場所を探し回っているところかな?・・。

撮影:2012-05-20

2012年5月8日火曜日

メスグロヒョウモン*♀と幼虫


メスグロヒョウモン成虫 ♀ コンポストにて  2008-09-05


   庭の草むらでメスグロヒョウモン(タテハチョウ科)の幼虫を発見。毎年花にやって来るのを見かけるが、ここで繁殖していたとは・・・。背中に目立たない2本の線が走ってる。   撮影:2012-05-6


 食草はスミレの仲間。うちに生えているスミレは上の2種。いずれも野生種ではなさそう。


   翌朝様子を見に行くと、食事中。おやこれは長い葉っぱ。これもスミレだろうか?花が見当たらない。そのとなりの食い荒らされた葉っぱは上の左のスミレの葉。近くに立派な糞のようなものがいくつか落ちていた。新鮮。でもそこには幼虫の姿は見当たらず。

2012年4月8日日曜日

越冬蝶の飛びたい日*ヒオドシチョウ


   ぽかぽかの春らしい一日。 (それでもまだコートがないと寒いが・・・)
こんな日には越冬蝶たちが飛ばずにはいられない らしい。最初スジボソヤマキチョウが数頭ひらひら飛んでいるのをみつけたが、なかなか近づかせてもらえない。温かい日差しを身体いっぱい浴びようと枯れ葉の上に寝そべるようにとまっているが、ヒトの接近には敏感。深追いはしないことにした。

 次に現れたのがヒオドシチョウ。やはり枯れ葉の上で気持ちよさそうに日光浴。ヒトの気配にさっとすばやく飛び立つが、やっぱり帰って来る。飼い犬のように。・・・というより、日当たりの良いその場所は譲れないという理由かもしれない。飛翔には自信があるのだろう。いざという時は逃げ切れると。時々翅を閉じて裏翅も見せてくれた。



左:ダンコウバイ満開
中:ツノハシバミ雌花も開花。去年も今頃の開花。
右:ヤドリギの雄花が咲いていた。花粉がいっぱい。