2011年7月7日木曜日

ヒオドシチョウ*幼虫と蛹、そして抜け殻


左:2011-05-28
黒々とした棘で全身を武装した恐ろしげな幼虫。すこし若齢なのか棘の色が薄い者もいた。

中:2011-06-11
人工的な木の柵などを好んで蛹になっていた。あちこちで確認。

右:2011-07-02
この日蛹の様子を見に行ったら、ほとんど抜け殻。抜け殻を並べてみると、真ん中に穴があいたものとそうでないものがある。何者かに寄生された跡だろうか?

どこかに成虫がいないかな・・・と見回したが気配なし。まぁいいや、とさっさと諦めてその場を離れる。被写体は他にもいろいろいるので。片膝ついてカメムシを撮っていた時、もう一方の膝になにかが止まった。裏翅が黒っぽいタテハの仲間。あっ、ヒオドシチョウ!とカメラを構えようとしたら、素早く身をひるがえして飛んで行ってしまった。証拠写真が撮れなくて残念。それでもとにかくご挨拶に来てくれたことがとても嬉しかった。(勝手に解釈)