2015年8月11日火曜日

ガマズミミケフシ


形成者:ガマズミミケフシタマバエ

 ガマズミ(スイカズラ科)の若い実にカビのようなものが生えている。いや、もしかして虫こぶかも・・・。帰宅して調べてみたらやはり虫えい。。5月頃羽化した成虫が産みつけたものか?1齢で越夏するそうだ。↓下は正常なガマズミの実。 


   撮影:2015-08-09

ナツササハマダラミバエ


   夏、ササの上でよく見られるミバエ。ハルササハマダラミバエと比べ、腹部、胸部共黒です

っきりしている。葉っぱに落ちていた水滴をなめていた。  撮影:2015-08-09


追加画像


やはり、笹の葉の上で見られる事が多い。

お尻を伸ばしているの・・?


撮影   2018-07-22


撮影:2020-08-13

2015年8月10日月曜日

ワモンノメイガ


   
 世界中に分布している蛾らしい。上は比較的輪紋がはっきりしている個体。下の2個体は同じ日に見られたもの。ワモンノメイガかどうかわからないが、紋の薄くなった白っぽい者もいるらしいので一応・・・。


輪紋ははっきりしないが、翅の縁部分が上と似ている。


これは縁の線はないが、かすかに輪紋が見える。

↑撮影:2015-08-09


⇧撮影:2009-10-04


撮影 2015-11-07

ユウグモノメイガ


種名も趣があり、実際きれいなノメイガ。

  旧名はベニモンキノメイガ。幼虫食草はスイバとのこと。


実家帰省時に撮影。   2015-08-09

オオゴキブリ


   帰省し早めの墓参りを済ませ、老いた母と竹やぶ脇に佇んでいた。すると道の真ん中をでっかい虫がこちらに向かって歩いてくるのに気づく。風貌から野生のゴキブリとみた。40mm前後。触ってみたくなるような艶やかな光沢。


 帰宅してから調べてみたら、オオゴキブリと判明。わかりやすい名前だが、台所にいるゴキブリとはライフスタイルが違う。この種は照葉樹林の朽木の中で、朽木を食べて暮らしているとのこと。分解者である。仲間同士翅をかじり合う習性があり、成虫の翅はぼろぼろのことが多いらしいが、この個体は羽化直後なのか無傷。何の用事で道を歩いていたんだろう?     
撮影:2015-08-08

訂正:分類を網翅目に訂正しました。

2015年8月2日日曜日

アオスジハナバチ


コハナバチ科

  お尻の先がかすかに青い小さなハチが、葉っぱに止まって休んでいた。カメラを近づけるとすぐに察知して飛び去る。(こりゃ駄目だ・・)と思って違う被写体を探す。でもしばらくするとその小蜂は帰ってきて、やはりかすかに風で揺れているニセアカシアに止まる。暑い日だったが、確かにこの場所は風の通り道なのか心地良い。

 このハチは必ず戻ってくる、という気がした。近づいては逃げられ、を何度か繰り返した後、ハチはとうとう逃げなくなった。風であおられる小さな葉っぱを指先でおさえられても平気。(鬱陶しい奴がいるけど、まあいいや。この葉っぱの上は最高・・・)と思っていたかどうか?夏〜秋に出現。地中に営巣するとのこと。



最後にもう一枚。「あれ、もう帰っちゃうの?」みたいな顔をしていた。
  
撮影:2015-08-01

2015年8月1日土曜日

ウラミスジシジミ


   小さなチョウが林床を飛び回っていた。色合いから、よくこの辺で見かけるミヤマカラスシジミかな?と思ったが、動きがらしくなくて、飛んでいる時に表の翅がきれいなブルーだった。

 やっと止まったところを撮影。ぼろぼろだけど初見のゼフィルス。裏の三筋部分が直線なのでケルシボルス型。線が乱れる者はシグナトゥス型と呼ばれるらしい。

 別名ダイセンシジミ。幼虫はブナ科コナラ属を食べる。本来裏翅は赤褐色だが、この個体はだいぶすれている。  
撮影:2015-08-01