2010年9月28日火曜日

暴君の休日?*オオスズメバチ


器用に2本の脚でぶら下がってお食事中。
  
ノリウツギにて。


⇧撮影 2012-07-21


 夜間めっきり肌寒くなった今日この頃。アレチウリの葉っぱの上で日向ぼっこしているオオスズメバチがいた。大抵の場合出会っただけで戦慄を覚える相手なのだが、この個体からはそんなオーラは出ていなかった。もぞもぞと葉っぱの上を歩きまわったり、アレチウリの蜜を吸ってみたり・・・。死期の近い働き蜂なのかもしれない。

 しかし雄蜂や新女王が生まれるこの時期は、オオスズメバチが最も攻撃的になる時期と言われる。幼虫に加えて狩りをしない同居者達を養うため、他のスズメバチやミツバチの巣を襲撃することもあるという。近づき過ぎないように気をつけて撮った。
⇧撮影:2010-09-26


死骸  撮影 2016-09-10

2010年9月26日日曜日

青い蜂*オオセイボウ


セイボウ科

 セイボウとは青蜂だったのか・・・。スズバチやオオカバフスジドロバチに寄生。今まで近づくとすぐ逃げられていたが、この個体はのんびりしていた。  
 撮影 2010-09-25

後日撮影の別のオオセイボウはこちら。 

2010年9月24日金曜日

黒い赤とんぼ*ムツアカネ


アカネ属

⇧⇩♀個体と思われる。♂ほど黒化しないようだ。



⇧♂は成熟すると炭のように真っ黒になる。黄色部分はほぼ消失。

 墨のような腹をしたトンボがいた。翅のつけ根がかすかに黄色いトンボも気になっていた。どちらもこぶりで、あまり里では見かけたことがない。トンボの図鑑を眺めていて該当するのはムツアカネ。黒いけど、赤とんぼの仲間。標高は1,700mあたり。   
⇧撮影:2010-09-19


誰かのザックに止まっていたのを撮らせて頂く。♀かな?

撮影:2010-09-17

2010年9月21日火曜日

毛むくじゃらムシヒキ→アイノヒゲボソムシヒキ


オオイシアブかと思って撮ったが、なんか違う感じ。翅のあたりが・・・。



撮影・・・2010-09-18

追記(2014-09-21):アイノヒゲボソムシヒキと思われるので、タイトル変更。

2010年9月16日木曜日

小さな花に小さな虫



         上:オオバコ(オオバコ科)の花   黒いカスミカメ?

        下:ゲンノショウコ(フウロソウ科)  ゾウムシの仲間だろうか?

撮影:2010-08-29

2010年9月14日火曜日

夏日でも咲き出した秋の草花


左上:クサノオウ(ケシ科)   秋口にもひっそり咲いていた。
右上:ミゾソバ(タデ科)    後方に咲いているのはツリフネソウ。
左下:イヌタデ(タデ科)    アカマンマとも呼ばれる。
右下:キンミズヒキ(バラ科)  果実はひっつき虫。

※ひっつき虫とは、動物の毛や人間の衣服にひっついて散布される種子のこと。
撮影:2010-09-11

2010年9月12日日曜日

アシナガバチの巣*その後


コアシナガバチ   撮影・・上:2010-08-27

 ♂がずいぶん増えた気がした。これが最後の撮影となるとは・・・。
下:2010-09-06  9月に入ってハチ達がいなくなったことに気づく。しばらく放置しておいたが誰も帰ってこない。



ヒメホソアシナガバチ

撮影・・・左上:2010-08-15
     右上:2010-08-27
     下段:2010-09-11

 コアシナガバチのこともあり、ヒメホソ~の様子が気になっていた。前回撮影より2週間後に行ってみると、ガードレールの巣はちぎられた跡が!刃物で切断したのではなくちぎったかんじ。巣にハチ達がいる時にそんなことをしたら明らかに危険。いなくなってからちぎられたのか?下に落ちていた巣は落ち葉に埋もれかけていた。

 幼虫は皆無で、全室空き室状態。鳥に襲われた可能性もある。単に店じまいの時期だったのかもしれない。この巣も葉っぱの毛のようなもので作られたのだろうか?とても軽かった。ヒメホソ特有の細長い巣にはならずに終わった。

 ちなみに近くにあるキアシナガバチの巣はまだ稼動状態だった。♂が増えている気がする。(写真下)


           キアシナガバチ   撮影・・2010-09-11 

追加画像


          
2週間後のキアシナガバチの巣。巣立ったのか、きれいに空っぽ。

撮影・・・2010-09-26