2012年12月6日木曜日

ウスオビフユエダシャク♀?


   この辺でこの時期よく見られる5種のフユシャクのうち、ウスオビフユエダシャクの♀だけがなかなかみつけられなかった。♂はたくさんいるのに・・・。
  白い粉をふいたような優美な姿。ウスオビフユエダシャクの♀でいいのかな?


↑撮影 2012-12-05


ウスオビフユエダシャクの♂たち

2012年12月3日月曜日

ウスモンフユシャク♂ 他 


⇧ウスモンフユシャク♂(シャクガ科フユシャク亜科)

フユシャク亜科のフユシャクを撮影するのは初めて。着物を着込んでいるみたい・・・。左前だけど。


⇧ チャバネフユエダシャク♀(シャクガ科エダシャク亜科)

 ♂がいっぱいいるので、そのうち出会えるだろうと思っていた♀。思いのほか大きい。でもこの個体、つぶされたような跡があり形がゆがんでいる。それでもしっかり生きていた。

2012年12月2日日曜日

ナミスジフユナミシャク♀?と初雪


 イチモジフユナミシャクの♀を見た灯篭の、対になったもう片方の灯篭には、別の種類の♀がしがみついていた。あまり自信はないが、ナミスジフユナミシャクの♀と思われる。



♂も沢山見られた。いろいろなタイプの波模様。


 雨はいよいよ本降りとなり、よく見ればみぞれ交じり。それも見る間に水分の多いぼた雪に変わっていった。初雪だぁ~。軽い身体を吹き飛ばされたフユシャクたち(♂)は、枯れ葉の隙間にもぐりこんで冷たい雪を凌いでいた。


(大変な状況だったのでピンボケです・・・)

撮影:2012-12-01

2012年12月1日土曜日

灯篭にて*イチモジフユナミシャク♀


   お堂でお参りした後、近くにあった古い灯篭を見ていたら、イチモジフユナミシャクの♀を発見。へぇーこんな所にいるんだ。苔むしたような淡いグリーンの小さな翅。黒化したものもいるとのこと。


   この個体を見つけた頃、空が暗くなって雨粒が落ちてきた。左と中の♀の頭についている水玉は雨粒。右は別個体。後で別の灯篭でみつけた。お尻の様子が違う。すでに産卵を済ませた♀かな?


⇧〈追加画像〉 イチモジフユナミシャク(シャクガ科ナミシャク亜科)の♂たち


 ⇧ 〈苔むした古い灯篭でみつけたもの〉

左:コマダラウスバカゲロウの幼虫?幼虫で越冬するのかな。

中:コマダラウスバカゲロウの繭殻のようなもの。

右:小さな虫がよろよろ歩いていた。


 これもコマダラウスバカゲロウ?死骸かなと思ってひっくり返してみたら生きている様子。この個体はコケ色にカムフラージュしていないけど、石の色にそっくりだから目立たない。   撮影:2012-12-01

2012年11月30日金曜日

ナミスジフユナミシャク*♂と♀


 ナミスジフユナミシャク♂

 朝出勤前に、自転車で5分ばかりの場所に散歩がてら出かけるのが最近の楽しみ。山の斜面の石段登りもいい運動。登りきった所にあるお堂に手を合わせるのもご利益がありそう。そしてなによりのお目当ては灯篭に居残った蛾をみつけること。寒冷な時期に成虫になるフユシャクの仲間は、食事もとらず子孫を残すことだけに短い命を燃やす。壮絶。


灯籠にはさまった枯れ葉に止まっていた♀。   撮影 2013-12-20

2012年11月27日火曜日

晩秋の蛾たち*ミドリハガタヨトウ 他


 ミドリハガタヨトウ

ある針葉樹の樹皮を撮っていたら、偶然みつけた。みごとに木と一体化。
新鮮な個体はもう少し緑気があるようだが、じきこんなかんじになるみたい。幼虫はケヤキを食べるとのこと。
下左:キリガの仲間?
下中:カバエダシャク
下右:ナカオビアキナミシャク



落ち葉がいっぱい入った手水鉢    撮影:2012-11-25

2012年11月25日日曜日

クロオビフユナミシャク♀ 他


 クロオビフユナミシャク♀

 今週末は所用が重なり、昼間自由にできたのは3時間ばかり。自転車で近くの雑木林に出かけてみたら、小さな灯篭に蛾が沢山とまっていた。昼間ふわふわ飛んでいる冬尺はなかなか撮りにくいが、寒い朝のせいかみんなじっとしている。数時間して帰りにみても動こうとしない。たぶんそこにいた冬尺たちはやるべきことをやり終えて、命が尽きるのを待つばかりなのかも・・・。枯れ葉の上に移動してもらって撮影。


↑クロオビフユナミシャクの♀は大きなお腹。これから産卵かな?


↑これはクロオビフユナミシャクの♂と♀だろうか?


〈左から〉  チャバネフユエダシャク♂   ウスオビフユナミシャク♂
       モジフユナミシャク♂     クロオビフユナミシャク♂