2021年6月5日土曜日

ノイバラの花粉団子とクロケシツブチョッキリ


 今年の春はいろいろあって、家の中に引きこもり気味だった。久しぶりに庭に出てみると、ノイバラが生えているあたりが騒がしい。ミツバチの羽音だ。

 かなりの数のセイヨウミツバチが飛び交っていて、みんな後肢に大きな花粉団子をくっつけている。最盛期は過ぎた様子だが、あたりにはノイバラのいい香りがむせ返るように漂う。


 十数年前、野辺でみつけたひと枝のノイバラを土に差しておいたのだが、こんなに花を咲かせたことはない。いつもチラホラと数えるほどの淋しい開花状況。

 原因は小さな甲虫(たぶんクロケシツブチョッキリ)が蕾下あたりに産卵するのが原因だったと思われる。そいつが今年は出現しなかったのかも・・。それはそれで淋しい事だ。いずれにしても、満開のノイバラ、見たかったな。

↑撮影:2021-05-22


↑ こちらは、イチゴハナゾウムシっぽい。

追加画像


チョッキリゾウムシ亜科


クロケシツブチョッキリと思われる甲虫。(体長2-3mm)
 
 撮影:2019-05-15

2021年6月4日金曜日

ヤブクロシマバエ


シマバエ科

庭でよく見かける小さなハエ。シマバエの仲間だったんだ・・。

体長は3.5〜4.5mmほど。


小さいながらもきれいな種が多いシマバエの中では、地味系。


⇧撮影:2021-05-25


  撮影 2011-06-12


撮影 2022-08-14

2021年6月3日木曜日

シリアゲコバチ


シリアゲコバチ科

体長11mmの小さなハチ。産卵管が見られるので♀と思われる。  


 この管の構造がとても複雑らしい。後肢は太い。産卵時ふんばるため?


ハキリバチやツツハナバチなどに寄生。

すでにお仕事終えたのかな?翅がぼろぼろ。6年前の撮影。


撮影:2015-07-19

2021年6月2日水曜日

クビアカサシガメ



 他の種よりあまり目にする機会が少ないのは、樹上性のせいか?
コナラやクヌギで鱗翅目の幼虫を仕留めているらしい。マットな黒い体色に、これまた背面の渋い赤がいいね。後脚が一部欠損?       ↑撮影:2015-06-04


撮影   2009-07-05

2021年5月31日月曜日

ダイミョウヒラタヤドリバエ


ヤドリバエ科

翅の重なり方が着物みたい・・。朝、灯火近くの草に止まっていた。


動きが鈍く、翅も不透明感があり、羽化間もない様子。


カメムシの成虫に寄生するという。胸側は黄金色の長毛に覆われている。


小楯板は、淡橙色。出現期はちょうどこれからかも・・。


撮影:2015-05-06

2021年5月29日土曜日

ウリハムシモドキ


ヒゲナガハムシ亜科

標高1,000mくらいの自然度高い場所にいた。はち切れそうなお腹の♀。


体色には変異がある様子。とても艶やか。


撮影 : 2019-08-11


撮影 : 2012-08-11
 

2021年5月25日火曜日

セダカマルカスミカメ


自宅庭のノイバラにて。

 
 ⇧撮影 2021−05-12

 当初、カワヤナギツヤカスミカメとしていましたが、再確認したところ誤同定と気づきタイトル変更しました。申し訳ありませんでした。

追加画像


山の公園にて。ノイバラを寄主とするカスミカメとのこと。


撮影 2022-06-04