2015年11月14日土曜日

マエモンオオナミシャク


 昔の写真から。標高は1600mくらい。やや大きめの蛾らしきものが飛んで来て、斜面の倒木の下に消えた。そこまで登って行って覗き込むと、そいつはじっとしていた。
見つかってない・・と思ってるみたい。とりあえず1枚だけ撮る。暗くてぶれた写真だけど・・。

 その頃は名前など調べようとは思わなかったけど、今夜偶然わかったので記録。
夏頃生まれた幼虫は、クマヤナギやクロウメモドキを食べて育つらしい。その後成虫越冬して、春になってから交尾・産卵するとのこと。シャクガとしてはかなり長寿。
            
 撮影:2010-07-16

2015年11月12日木曜日

ナカオビアキナミシャク


この辺で見かけるアキナミシャクの仲間はこの種だけ。

幼虫はリョウブを食べるとのこと。  ↑撮影:2015-11-11



これもナカオビ〜かな?  撮影:2017-11-15⇧


  下とは別個体 


暖かそうなセーター柄。  撮影:2018-11-18

2015年11月11日水曜日

オオチャバネフユエダシャク*成虫と幼虫 他


 この外横線の曲がり具合は尋常ではない・・と思ったが、やはりチャバネフユエダシャクではなく「オオ」のつく方だった。初見かもしれない。

 この辺ではオオチャバネ〜が出現するのは標高1000m以上と言われているが、ここは640mにも満たない。幼虫はマツ科を食するとのこと。   
撮影:2015-11-11



左:毎年遅くまで姿を見せるジョナスキシタバと今が旬のカバエダシャク。夏蛾、晩秋蛾に出会う。
中:こんな季節にタチツボスミレ?開花。
右:あいにくチャバネフユエダシャクがいなかったので、アオバハガタヨトウと・・。

追加画像


 この時は、芋虫に噛み付いている?クモの様子を撮影したのだが、後で芋虫の方を調べてみたらオオチャバネ〜の幼虫だった。チャバネフユエダシャクとの相違点は、腹面が茶褐色であること。標高 1,900m あたりの笹原にて。


撮影:2018-06-17

2015年11月9日月曜日

晩秋のサツマノミダマシ


ヒメオニグモ属

 よく見かけるサツマノミダマシだが、こんな季節に灯火まわりでみつけたのは初めて。鮮やかなグリーンは損なわれていない。しかし脚の数は足りないような気がする。

 類似種のワキグロサツマノミダマシは腹部下面が文字通り黒い。あとサツマノミダマシの第一、第二脚の上の方が緑色であることも識別点らしい。    撮影:2015-11-09

2015年11月8日日曜日

フトジマナミシャク


 玄関の灯火にやってきた小さなナミシャク。しかもかなり擦れている。もう記録済みの種かな?と思ったらまだだった。年2化で、この時期が見納めのよう。

 セリ科・アブラナ科・キク科等が食草。うちの庭のミツバかセンダングサで育ったのかもしれない。いつか新鮮な個体に会えたら画像を追加したい。
 撮影:2015-11-06
 

 古い画像の整理をしていたら割と新鮮なフトジマ〜を発見。たしか出かける前に、車のフロントガラスの上に止まっていたのをみつけて撮った記憶がある。  
撮影:2009-04-12

2015年11月5日木曜日

ニッコウトガリバ


   ムラサキトガリバと共にニッコウトガリバもいる、と最近やっと気づいた。出現はムラサキ〜より遅めで大きさも小さめのような気がする。背中の黒い小さな毛束が目印。
 しかし葉っぱにのせたら擬死状態に。そして毛束も消えた・・。



 もう1頭発見。こちらは死んだふりはしなかった。でもやっぱり毛束は翅の中に収納。頭部に黄色っぽい毛が生えているのも特徴。   撮影:2015-11-05


追加画像


ムラサキトガリバとニッコウトガリバの比較 (頭部黄色の方がニッコウトガリバ)

2015年11月4日水曜日

秋深まる・・チャバネフユエダシャク 他


 今朝は今季初、車のフロントガラスがガリガリに凍っていた。そして今季初のフユシャクの出現。いつもより早いかんじ・・。気持ち的にまだ冬支度が出来ていないのに。昼間はポカポカの陽気。この寒暖差は嫌いではない。   撮影:2015-11-04


ニトベエダシャク・デコボコマルハキバガ・オオネグロウスベニナミシャク・・・