2015年9月28日月曜日

アカオニグモ ♀


オニグモ属

 アケボノソウを撮影していたら発見!ずっと北海道にいるクモというイメージだったが、図鑑をよく見たらこの辺にもいるようだ。鮮やかな赤色ではないが存在感は十分。
♂の腹部は黄色くて小さい、とのこと。   撮影:2015-09-27

2015年9月27日日曜日

アカネにいたハバチの幼虫


 身体が半透明で、食べたものが透けて見える。身体の前後に黄色のアクセント。

若齢の者もいた。アカネを食べるというアカネハバチだろうか?  
 

撮影:2015-09-26

2015年9月26日土曜日

ツゲノメイガ


   前によく庭で見かけたがしばらく見なかった。そういえば玄関にあったツゲの木をばっさり切ったのは一昨年前。切られた株の周りから小さなひこばえがいっぱい出ていて、やれやれしぶとい奴なんて思っていたが、おかげでまた会えたね。♂は尾端に黒い小さな毛束があるそうだ。これは♀かも。年2化。      撮影:2015-09-26



撮影:2018-06-01

七色のムカデ 他


 唇脚綱オオムカデ目 

 足の無い者(蛇など・・)や多過ぎる者はあまり好きではないが、これを見つけた時はキレイだと思った。この辺りではよくアオズムカデを見かけるので、その幼体だろうか
 長さは50mmくらいだったか・・・?(こういう生き物の画像を公にするのはやや抵抗があったが、このブログはそういうブログなので身構えて開いて下さい)


⇧撮影:2015-09-20


 たまに、家屋の外壁で見かけることがある。ムカデの幼体かな?と思っていたが、
イッスンムカデという小型のムカデもいるらしい。↑↓
 

↑撮影:2016-07-10


近くの山でよく見かけるアオズムカデ 成体   ⇧撮影:2015-05-05


石塀の隙間を住処にしているのかな?   ⇧ 撮影:2014-05-24


ムカデの赤ちゃん?種類はわからない。たしか、剥がれた樹皮の裏にいた。

冬眠していたのかも・・。    撮影:2012-04-15

2015年9月23日水曜日

鈴虫を飼う


コオロギ科

 仕事の用事で警察署に行ったのは、この夏の8月7日。暑い盛りである。入り口から中に入ると、リ〜ン、リ〜ンと涼しげな音。緊張感がほぐれる。各種書類の発行を待つ人々のいるホールにケージが設置され、中にはおびただしい数のスズムシがいた。

 近くに「スズムシ、さしあげます」の張り紙が。せっかくだからちょっとだけもらおうかな・・と思い、持ち帰るためのビニール袋でもないかと鞄の中を探る。近くの窓口にいた婦警さん風の方にスズムシ希望の旨を伝えると、さっと小さな飼育ケースを出して「100円負担頂きますが、よかったらこのケースをどうぞ」とのこと。

 恐ろしく準備がいい。そして慣れた手つきでマット土をケースに入れて、霧吹きで湿り気を与える。「土は乾燥しないように時々こうして湿らせて下さい」沢山のスズムシのいる中に手を突っ込んで、一匹ずつ捕まえる手つきも素早い。「この産卵管がある方が♀です。両方いないと卵を産まないので。ああこの小さめのは、また脱皮して、もう少し大きくなります」全部で7匹ばかり見繕ってくれた。

 「それから、タンパク質系のえさを与えないと♀が♂を食べてしまいます」と、スズムシ用の餌が市販されていることを教えてくれた。なんか警察署ではなく、ペットショップにいるような錯覚に陥ったが、とても親切で物知りな婦警さんだった。


 ずっと昔、別の街に住んでいた頃にも人からスズムシをもらったことがある。飼育すると安易に増えて、飼いきれなくなるのかもしれない。その時は庭で出入り自由な状態にしておいたら、徐々に姿を消し誰もいなくなった・・。

 野生で生きるということは厳しいことなんだろう。今回は婦警さんに教えてもらったとおりに飼育してみることにした。そして卵が無事孵って、沢山増えたら庭に放してみようと思う。

 しかし7匹いたスズムシはだんだんといなくなって、ただいま♂と♀が一匹ずつ生き残っている。死骸を探すが見つからないのは、やはり共食いをしているのかもしれない。いくらタンパク質を与えても、弱った者がいれば食べて栄養にしているのだろう。まさに弱肉強食の世界。今宵も♂が鳴いている。翅をハート形に膨らませて。前ほど力強くはないが・・。


追記:9月末日頃、♀↑が逝去。その後一匹残された♂も、たぶんすぐに後を追うかと思われた。がその後半月以上生き延びて、本日10月16日についに没する。朝見たら、まだかすかに白い触角を動かしていたんだけど・・・。
♀のとなりに埋めてやる。来春、二世たちが誕生したらどうしよう・・・。

2015年9月22日火曜日

オオホソアオバヤガ


    幼虫食草:バラ科・アカザ科・マメ類・・  6−7月と9月に出現 
     

 白黒ソックスをはいて、腹部側面に水玉模様。

翅を震わせて飛ぶ準備。翅先は赤茶色。


 最近玄関の灯りに集まる蛾を1頭だけ捕獲している。ケースが1個しかないので1日1種だけ。小さい蛾はふたを開けると同時に逃げてしまう事が多いので、なるべく大きめのものを捕まえる。

 この蛾も一見小汚いけれど、よく見ると黒板に白いチョークで描いたような模様が面白い。ケースの格子は一辺5mm。   撮影:2015-09-22

ヒキガエル*林道横断 


 コアシダカグモに会った後林道を下っていたら、なにか大きなものが道をスタスタと移動していた。ヒキガエルだ!と走り寄ると相手はぴたっと歩みを停止。⇧

 そのままゆっくりと体高を沈めて石のように動かない。「伏せ」のポーズか?おなかを膨らませているのは威嚇?⇩それとも元々ポンポコリンに太っているのかな?


 時折車が通る道なので、棒っきれを探してその時に備える。突いて移動させようと。試しに少し突いてみると、しばらくしてのそのそと動き出した。

 ⇩無事林道を横断して草むらの中に消える。コアシダカグモもヒキガエルも本来夜行性なのに、両者に昼間ばったり出会えた。なんて運がいいんだろう!


撮影:2015-09-20