2015年9月22日火曜日

オオホソアオバヤガ


    幼虫食草:バラ科・アカザ科・マメ類・・  6−7月と9月に出現 
     

 白黒ソックスをはいて、腹部側面に水玉模様。

翅を震わせて飛ぶ準備。翅先は赤茶色。


 最近玄関の灯りに集まる蛾を1頭だけ捕獲している。ケースが1個しかないので1日1種だけ。小さい蛾はふたを開けると同時に逃げてしまう事が多いので、なるべく大きめのものを捕まえる。

 この蛾も一見小汚いけれど、よく見ると黒板に白いチョークで描いたような模様が面白い。ケースの格子は一辺5mm。   撮影:2015-09-22

ヒキガエル*林道横断 


 コアシダカグモに会った後林道を下っていたら、なにか大きなものが道をスタスタと移動していた。ヒキガエルだ!と走り寄ると相手はぴたっと歩みを停止。⇧

 そのままゆっくりと体高を沈めて石のように動かない。「伏せ」のポーズか?おなかを膨らませているのは威嚇?⇩それとも元々ポンポコリンに太っているのかな?


 時折車が通る道なので、棒っきれを探してその時に備える。突いて移動させようと。試しに少し突いてみると、しばらくしてのそのそと動き出した。

 ⇩無事林道を横断して草むらの中に消える。コアシダカグモもヒキガエルも本来夜行性なのに、両者に昼間ばったり出会えた。なんて運がいいんだろう!


撮影:2015-09-20

2015年9月20日日曜日

コアシダカグモ


   林道をピョコピョコと跳ねながら横切る者がいた。何だろう?と近づいてみると大きめのクモだった。脚に豹紋柄?があるコアシダカグモ。たぶん♀。人家や神社等でよく見られるらしいが、この個体は山住まいのよう。人家では、ゴキブリ・カマドウマ・コオロギ・蛾の幼虫などを捕食しているとのこと。益虫ならぬ益グモ?

 肝のすわったクモで、じっと撮影に耐えていた。緑の葉っぱにも移動してもらってまた撮影。しかしちょっと目を離したすきに逃げられる。その逃げ足の素早さに驚いた。実は俊敏。  撮影:2015-09-20

ハイイロキシタヤガ


  今年も玄関灯火に飛来。去年よりわかりやすい。黄色の下翅をみせて飛び去る。  撮影:2016-09-11



 玄関の灯火にやって来た。鱗粉はほぼ剥げているが、残された紋とかすかに残る緑色。そして決め手の後翅でハイイロキシタヤガかと思われる。 撮影:2015-09-19

2015年9月19日土曜日

とげとげのハバチの幼虫たち


   タカの渡りを見に行く。峠へは、山道を歩いて15分ほどの距離。でもいつも道草を食いながらだらだらと行くので、小一時間かかるのが常だ。今日はとげとげの幼虫をいろいろ見ていた。一見芋虫のように見えるが蜂の幼虫。(腹脚が5対以上ある)ハバチはハチの仲間では原始的なグループとのことで、幼虫もこんな姿をしている。食性は強く植物に依存している。

 だからハバチの幼虫に関しては、美味しそうに葉っぱを食べている姿を撮りたいと常々思っている。ちょっと臆病なところがあって、気配を察するとすぐにとぐろを巻いてしまうので。この黒にうす黄色のとげとげの幼虫は、アザミの仲間を食べていた。下は近くの別のアザミにいた別個体。同種だろうか?



⇧ワラビの葉っぱ?にいたとげとげ君。いろいろ食べるのかな?


 ⇧これはたぶん一番名前の知られている、オオコシアカハバチの幼虫。ゴマナにいた。この種は広食性。上の黒いとげとげ達は若齢かなんかで、皆オオコシアカ〜なのかもしれないと思えてきた。


⇧ これは漆黒に白点があって、黄色いとげとげ。ヤマハッカにいた。


ヨモギでとぐろを巻いていた茶色いとげなし君。

撮影:2015-09-19

モンキクロノメイガ?


 モンシロクロノメイガか?モンキクロノメイガか?実はよくわからない。

撮影:2011-06-19

キオビトビノメイガ


   前翅長 8−9mmの小ささ。4年前、夏の庭で。
  

↑撮影:2011-07-12


たぶん同種・・。    撮影:2008-08-17