2014年10月26日日曜日

ヨコヅナサシガメ


   最近よく目につくようになってきた外来サシガメ。昭和初期に貨物に紛れて九州に入り、その後どんどん北上してきている。

 こういうシーンを見ると、集団で弱いものいじめをしているように見えてしょうがない。みんなで餌を分け合って仲良しとも言える。


 在来のサシガメたちは、幼虫といえども1対1で餌をしとめていると思うのだが・・・。さて犠牲になった毛虫は何の幼虫だろう?  撮影:2014-10-26


成虫   撮影:2014-06-09

2014年10月24日金曜日

アオクチブトカメムシ*交尾と狩り 他


 路上で交尾していたペアがいたので、木の幹に移動。余計なお世話だった?
大きな♀が♂を引きずって、上へ上へと登って行った。  撮影:2014-10-17



⇧その後、近くのムクゲの木にてオオアカキリバの幼虫を捕えて食事中の個体に会う。


翌日、自宅庭にいた個体。片方の触角と前胸背側角が破損。

追記


2012-11-03  とても寒い朝、あまり虫の気配のない林でみつけたアオクチブトカメムシ。鮮やかなメタリックグリーンはどこへやら。すっかり秋色に染まっていた。

クチブトカメムシの仲間は100%肉食というわけではなく植物の汁も吸うらしいが、こうして木の幹に太い口吻を伸ばしている光景はあまり見たことない。よほどひもじいのだろう。
イモムシの姿も見当たらない淋しい季節になった。

2014年10月22日水曜日

エゾシロシタバ


 この辺りでよく見られるマメキシタバやコシロシタバとは少し趣が違う気がした。


 翅の裏を見てエゾシロシタバらしいと判断。幼虫食樹:ブナ科コナラ属(ミズナラ・カシワ)


撮影:2014-10-17

2014年10月21日火曜日

アオバハガタヨトウ


ヨトウガ亜科

こんなに色が残っているのを見たのは初めてかも。灯火居残り。

⇧撮影:2018-10-08


 わずかにに緑色を帯びた部分も見受けられるが、かなり色褪せた個体。秋に出現し越冬しない。  幼虫食樹:バラ科(サクラ)・ブナ科(ウラジロガシ等)

2014年10月19日日曜日

フタキスジエダシャク


   これも秋の蛾。黄色と黒と白のパステルで仕上げたような独特な模様。⇧飛んでいって地面に着地したところを撮影。後翅の黄色は見える部分だけで、両端は省略なのね。

 幼虫はバラ科(マメザクラ・ズミ・アズキナシ等)を食べるとのこと。
  
撮影:2014-10-18

2014年10月17日金曜日

ケンモンミドリキリガ*成虫と幼虫?


いよいよ暖房が欲しくなる頃出現。(でもストーブはあと少し我慢)

         ⇧ 撮影:2014-10-17


 これは昨年の個体。設定が違うとこんなに色が違う。偶然同じような葉っぱに。たぶん桜の葉っぱ。  撮影:2013-10-21


幼虫かな?チドリノキ(カエデ科)やヤマザクラ(バラ科)を食べるとのこと。

撮影:2014-05-14

2014年10月16日木曜日

ウスアオキリガ


   標高1600mあたりのミズナラの古木にて。幹にびっしり生えた地衣類を眺めていたらそこにいてびっくり。居るべき場所に居るかんじ。数枚撮影してそっとその場を去る。幼虫食樹:ミズナラ。   撮影:2014-10-16



 ハイイロセダカモクメ幼虫はもういないだろうな・・・と未練がましくヨモギを見ていたら、そこにしがみついている蛾を発見。(写真上)それがこの種との初対面。うちの近所で。成虫越冬するとのこと。  撮影:2013-10-30


場所を移動して撮影⇧