2013年11月22日金曜日

オナガバチの仲間たち 3種


 2013-11-16  冷え込んだ朝、大きなオナガバチの一種が木の幹に止まっていた。アメ色の翅に「鏡胞」と呼ばれる三角形の窓がある種類。この長い産卵管を幹に突き刺して、中にいるキバチやカミキリムシの幼虫に産卵するらしい。こんな季節にお目にかかれるとは・・・。寒さで動けない様子だった。



2013-07-14  ↑産卵中のオナガバチの一種。オオホシオナガバチかな?たしかこの場所は斜面で足場が悪く、1-2枚しか撮影しなかった。次回産卵の場面に遭遇できたらもっとちゃんと撮りたい。昆虫ではなく、なにか地球外生物のように見える。


2013-06-30  これもオナガバチ?

        (ニセオナガバチというのもいるらしいので・・・)

2013年11月10日日曜日

10月のイモムシたち


2013-10-24    ヒノキの木の下を歩いていたら、小さなイモムシが糸を吐いてぶら下がっていた。糸をつまんでヒノキの葉の上においてみたところ。ヒノキといえばクロクモエダシャク。若齢幼虫で越冬するとのこと。だとしたらこのおチビはクロクモ君か!?でもたまたま別のイモムシが ぶら下がっていだけかもしれないし・・・。今のところ、飼育とかして確かめる気力はないし・・・。下草の上で撮影した後、また木の枝に戻しておいた。
 



2013-10-18  すっかり花が終わってしまったヤクシソウ(キク科)の萎れかけた葉っぱを食べていた。これは終齢だろう。蛹になって冬を越すのかな?


2013-10-24  ギシギシ(タデ科)にいた3種。真ん中の毛虫はナシケンモン。大食漢なのか糞の山があちこちに。左右はわからない。    

2013年11月8日金曜日

絹糸を巻きつけたような綺麗な毛虫


 2013-10-27  クサギ(幼木)の葉っぱの上で丸くなって寝そべっている毛虫を見つけた。はじめハバチの幼虫かと思ったが、毛が生えているようなのでちょっと変。その後、散策の際何度も気にして見てみるが、いつも丸まっている。こいつが長くなって葉っぱを食べているところを見てみたいなぁ。


 2013-11-02  とうとう食事中の場面に遭遇。思いのほか綺麗な毛虫。こういう毛の生え方の毛虫はあまり見たことがない気がする。真ん中の写真はかなりボケボケだけど、真上から撮ったものがこれだけだったので・・・。すぐにまた丸まってしまった。ちなみに食べていた木はクサギではなく、接触していた別の低木。


2013-11-03  翌日。絹糸毛虫が食べていたのはこういう低木。なんていう木だろう?昨日いた葉っぱの反対側の葉っぱでこの日も丸くなっていた。これから蛹になって越冬するのかな?
追記:この低木はコバノガマズミとコメント頂きました。ありがとうございます!

2013年11月3日日曜日

チャエダシャク*♂と♀


 チャエダシャク ♂

幼虫はチャ(ツバキ科)をはじめ、いろいろな木の葉を食べるらしい。




 チャエダシャク♀。♀の触角は糸状↓


撮影:2013-11-02

2013年11月2日土曜日

ニトベエダシャク*成虫と幼虫


霜月初日に出会ったのはニトベエダシャク。いきなり3頭いた。寒い季節に出てくるだけあって、思いのほか毛むくじゃら。幼虫は広食性。        撮影:2013-11-01





追加画像:幼虫  撮影:2012-05-20


グレー型? 撮影:2012-05-27


こんな濃い色のは初めてお目にかかる。↑↓


↑撮影:2020-05-24

2013年10月31日木曜日

エゾクシヒゲシャチホコ♂


幼虫はイタヤカエデ(カエデ科)等を食べる。晩秋出現のシャチホコガ。

この個体は、触角が羽毛状なので♂。♀の触角は糸状。


  撮影:2013-10-30

2013年10月27日日曜日

ハロウィンカラーのウスタビガ♂


 2013-10-27  今朝ウスタビガの♂を2頭確認。♀と違って前翅がカギバ状で機敏そう。

 2頭共、変異はあるが熟れたカボチャのような色をしている。(♀は若いカボチャのような明るい黄色だった)

 街はハロウィン商戦たけなわだが、奇しくもウスタビガの出現時期と重なる。
たぶん何も関係ないけど・・・。



追加画像:2013-10-29