2012年7月23日月曜日

カブトムシの♀*スゲ池にて


カブトムシ亜科

   この日は雨が降ったりやんだりのしっとりしたお天気。スゲがいっぱい生えている池に行ってみると、なにやら巨大なコガネムシ風のものがスゲの茎にぶら下っていた。


   長靴だったので池の中に一歩踏み入れ、茎を手繰り寄せる。するとかっと前脚を広げて威嚇された。びっくりしたのかな?カブトムシの♀でした。

 手に取ると、ああ懐かしい感触。力強いトゲトゲの脚で歩き回り、離れようとしない。しかたないのでしばらく一緒に散策。


 コナラらしき木があったので止まらせる。舌?を出してどんどん上の方に登って行った。かなりすきっ腹のようだ。  撮影:2012-07-21

2012年7月22日日曜日

ヤマトニジュウシトリバ


 裏庭のミョウガの葉っぱに小さな骨っぽい蛾。これはもしや・・・鳥の羽根みたいな翅の蛾?初見。羽根は6本×4で計24本あるので、ニジュウシトリバということか?
食草はスイカズラ。


 今年はそのスイカズラを茂らせすぎて庭が藪と化して反省していたところだが、思わぬ効果もあった、ということにしておこう。こんな寒そうな姿で成虫越冬するという。

撮影:2012-07-19

コゲチャオニグモ*♂と♀


ヒメオニグモ属

葉っぱの上に寝転んでいたゴリラのような蜘蛛。毛深い。♂だろうか?

↑撮影:2012-07-22


この方も、寝転んでくつろいでいるおじさん風。7mm〜10mmくらい。

↑撮影:2020-07-19

⇧撮影 2014-08-23

⇧⇩こちらは♀と思われる個体。なかなかシックな模様。♂と違ってお行儀よくじっとしていた。この種は夜行性のため、夕方から活動開始。昼間はおやすみモードなのかも・・。


♀の 体長は、10〜13mmほど。

 

    ⇧撮影:2021-10-03

ミヤマカラスシジミ

 


   日本固有種。幼虫の食樹は、クロウメモドキやクロツバラなど。

近縁種にベニモンカラスシジミとカラスシジミがいる。 


 この日はあちこちに沢山の個体がみられた。いろいろな花の蜜を吸っていた。

↑撮影 2012-07-22


色褪せているのかな?それともこういう色?   撮影:2015-07-26

2012年7月21日土曜日

キクビゴマケンモン  他3種


 ゴマケンモンかと思ったが、首周りの茶色い毛が気になり、調べてみたらそういう種もいることを知る。食樹はカバノキ科のクマシデやサワシバとのこと。

 苔むした木の幹にとまっているのを見てみたいが、この日はシダにとまりたい気分だったのでしょう。



左:ヒメクビグロクチバ(ヤガ科):幼虫食草はヤブマメ。
中:ニワトコドクガ(ドクガ科):食樹は、バラ科、ブナ科、スイカズラ科等。
右:キンモンガ(アゲハモドキガ科):食樹はリョウブ
下:クルマユリ


撮影:2012-07-18

みどり色のシャクガたち


 アオナミシャク(ナミシャク亜科)

 アオシャクらしくないカタチだな・・・と思ったらナミシャクだった。食樹はアカトドマツ、とあるがこの辺にトドマツとか生えているのかな?抹茶シェイクのような色合い。
 撮影:2012-07-18


マルモンヒメアオシャク?(アオシャク亜科)

 これはまちがいなくアオシャク亜科と思われるが、名前が特定できない。似たような種はいるが・・・。この日、2個体見た。 2012-07-18


シロモンアオヒメシャク(ヒメシャク亜科)

 本当はもっと緑っぽかったが、設定ミスで茶色がかってしまった。食樹はバラ科のサクラ、ズミ、ナナカマド等とのこと。上の2種が標高1500mあたりにいたのに対し、これは700mくらいの場所でみつけた。 2012-06-30

まとめ。みどり色だからアオシャク、とは限らないとわかった。種の特定にはカタチが重要なのかも・・・。


2012年7月20日金曜日

コヨツメエダシャクとエダシャクの仲間たち

 
 白い画用紙にペンで落書きしたようなくっきり模様。なかなか良い。でもこれは退色した状態みたい。羽化したてはもっと緑色っぽいとのこと。それも見てみたい。


これもエダシャクの仲間かな?  撮影:2012-07-18

追記:左と中央はウスバミスジエダシャク、右はウスキオエダシャク、と思われる。