2012年5月12日土曜日

ミミズク(虫)*木の皮に擬態


   今年もヤナギの木の周辺にミミズクの幼虫が出没してきた。ざらざらとした木の幹にとまっていると擬態効果が大。葉っぱの上で日向ぼっこしても、それなりにゴミのように見える。


撮影:2012-05-05

*成虫への羽化の様子はこちら

2012年5月11日金曜日

カラスアゲハ*幼虫→蛹→成虫


 2011-09-11
庭のサンショウに、ナミアゲハ、クロアゲハに混じってカラスアゲハの幼虫がいた。


 2012-04-15
サンショウの木のとなりにある50cmほどのエノキの幼木に蛹を発見。冬の間は気がつかなかった。上の幼虫と同個体かどうかは不明。↑


 2012-05-09
この日、クロアゲハの成虫が飛びまわっているのを見かけて、カラスアゲハの蛹の様子を見に行く。緑色だったものが黒ずんでいてびっくり。羽化間近かもしれないと思って、飼育ケースに入れて枕元に置いて寝る。↑

2012-05-10
翌朝は早朝探鳥会があったので、うっかりケースの中を見るのを忘れる。8時半頃帰って見ると羽化は終了していて枝にぶら下っていた。庭のサンショウの木にとまらせて撮影。↓




 手をかざすと、閉じていた翅をぱっと開いて上翅をぐっと持ち上げて下翅の青い部分を見せつけているような気がした。翅がまだ柔らかくて少しめくれている。↑


羽化後の蛹の抜け殻

2012年5月10日木曜日

カシワの芽吹きとクヌギカメムシ幼虫

カシワがやっと古い葉を落とし、新しい葉っぱを芽吹いていた。クヌギカメムシの幼虫たちも大きくなっていた。ゼリー状の食べ物は、葉っぱが芽吹くまでの代用食だったのかな。

2012年5月9日水曜日

ハッカハムシ*幼虫と成虫


ハムシ亜科

   庭のシソ科の植物にハッカハムシの幼虫がいた。成虫は金工細工を施したようなゴージャスな装いだが、幼虫の方はメタリックな幅広な首輪をしているように見える。



 これは去年の秋、同じ植物の葉の上で。上の幼虫たちはこのペアのこどもかも・・・。

撮影:2011-09-30

2012年5月8日火曜日

メスグロヒョウモン*♀と幼虫


メスグロヒョウモン成虫 ♀ コンポストにて  2008-09-05


   庭の草むらでメスグロヒョウモン(タテハチョウ科)の幼虫を発見。毎年花にやって来るのを見かけるが、ここで繁殖していたとは・・・。背中に目立たない2本の線が走ってる。   撮影:2012-05-6


 食草はスミレの仲間。うちに生えているスミレは上の2種。いずれも野生種ではなさそう。


   翌朝様子を見に行くと、食事中。おやこれは長い葉っぱ。これもスミレだろうか?花が見当たらない。そのとなりの食い荒らされた葉っぱは上の左のスミレの葉。近くに立派な糞のようなものがいくつか落ちていた。新鮮。でもそこには幼虫の姿は見当たらず。

2012年5月5日土曜日

コマダラウスバカゲロウ幼虫とウスバカゲロウ


 コマダラウスバカゲロウの幼虫をよくネット上で見ることがあり、自分もいつかみつけたいものだ・・・と思っていた。最近その繭殻の写真を見ることがあった。あっ、これなら見たことがある!写真も撮ったことがある。早速その場所に行って探してみると、いるわいるわ・・・。

 何度も足を運ぶ場所なのに、なんでいままで気づかなかったんだろう。それだけ擬態が巧みだったということかな。というより最近までこの生き物の存在を知らなかったのだからしかたない。いつまでたっても知らないことだらけだ。美しい成虫にもいつか会いたい。  追記 その後出会えました。→こちら


 このコマダラのいる岩のすぐとなりには、ウスバカゲロウの幼虫、いわゆるアリジゴクのすり鉢状の巣がある。この日はいつもより土が湿っていて、きれいなすり鉢になっていなかった。が掘ってみると大きな幼虫が出てきた。↓

 動きがにぶい。たいていしばらく死んだふりをしても、すぐお尻から土に潜っていくのに動こうとしない。死んでいるのな?でも2-3時間後に見てみると姿がなかったので生きていたようだ。よかった。


↑  ここまで撮影:2012-04-28


↑ 左と中:2009-08-28 ウスバカゲロウ巣と幼虫  上の巣を同じ場所 
        
↑ 右:2008-08-17 ウスバカゲロウ成虫   巣の近くでみつけた

 ちなみに私の田舎ではアリジゴクのことを「はっこ」と呼んでいた。
♪はっこ はっこ 出て来い はっこ 出て来い・・・と歌いながらこのすり鉢の穴を人差し指で掘ったものである。今ではそんな遊びをする子供は絶滅しただろうな・・・。

2012年5月4日金曜日

ゴミ背負いアオシャク?タラの芽をかじる


   タラノキの幹をゴミくずが動いていた。蓑虫ではなさそう。尺取虫。前に山の方でこのタイプのイモムシを一度見たことがあるが、まさか裏庭のタラノキにもいたとは!


⇧ トゲを避けながら?上へ上へと登っていく。


   タラの芽を食べるためだったようだ。う~ん、こうなるとこの芽はこのイモムシの物。取り上げることは出来ない。昨年この場所でアオシャクを撮影したが、その幼虫だろうか?ゴミをまとったまま蛹化するらしいから確かめたい。


アリさんとにらめっこ。   撮影 : 2012-04-29

追記  この幼虫はクロモンアオシャクかな・・と思われます。