2012年3月13日火曜日

浜歩き その2*不思議な生きものたち


 しっとりとした渚を一匹の蓑虫のようなものが歩いていた。びっくり。


  ⇧波にさらわれるといけないので、陸の方に移動させた。流木の上に置いて見たが、ぎこちない動き。やはり砂の上の方が落ち着くようなので下におろす。上半身?を蓑から出して、よく歩き回る。これはどうやら蓑虫ではなさそう。未知の生きもの。


    ⇧その他、砂の中でみつけた虫のような者たち。右のは、打ち上げられた海藻の下に潜んでいて、見つかるとぴょ~んと飛躍して逃げるやつ。


 ⇧これは何でしょう?貝のような質感。表と裏。


⇧これは 繊細な模様。美しい造形。


 ⇧ウニのようなトゲトゲがはえていた形跡あり。ってことはウニか?うっすら紫色。


左右不対称な貝がら。     撮影・・・2012-03-10

2012年3月9日金曜日

ツバキの葉裏にて*チャタテムシ? 他


   ツバキの園芸種と思われる庭木。晩秋に花が咲くが、冷え込みが厳しくなり、花開くことなく枯れてしまう蕾が多い。葉っぱをめくってみると、ヒイラギにいたのと同じチャタテムシやキジラミ?の仲間がいた。



花びらで作られた何かの巣。クモだろうか?

撮影 2012-03-04

2012年2月24日金曜日

ヒメアカボシテントウ


 春だったか、初夏の頃だったか、大きな木の幹にヒメアカボシテントウが数匹止まっていたことがあり、なんとなく気になって撮影したが、その画像は紛失してしまった。(上の写真は別の木)そして晩夏の頃、やはり同じ木の葉裏に、今度はキイロテントウがいっぱい。

 きっとこの木にはヒメアカボシテントウの好きなカイガラムシや、キイロテントウの好きなウドンコ病菌とかが豊富に発生するんだろう。後日、この木はニワウルシと判明。

2012年2月23日木曜日

シロジュウシホシテントウいろいろ


⇧シロジュウシホシテントウ 基本型


 ⇧こちらは個体変異かな?        撮影:2011-06-04


撮影:2011-08-02

⇧ これもジュウシホシテントウの暗色型?いままで水田だった場所が放置されて原っぱになった所で見つけた。  その他シロジュウシホシテントウの記事はこちら


⇧ 撮影:2011-07-18


撮影:2009-05-15

2012年2月22日水曜日

ウスキホシテントウ*越冬


 ケヤキの皮をめくったらいた小さなテントウムシ。3~4mm。初見。ウスキというが、どう見ても黒地に白。越冬期に発見されることが多いとか・・・。夏場はどこにいるんだろう?        撮影・・・2012-02-19

2012年2月20日月曜日

凍える朝*越冬カメムシなど


 今日の朝も寒かったが、昨日の朝はー11℃でもっと寒かった。昼過ぎ、散歩がてらに近くの薬師堂に行ってみると、手水鉢の水がカチンカチンに凍っていた。入り口に前回はなかった新しい杭が打たれていて、「スカイツリー同高地点 六三四m・・・二月吉日」とあった。ふ~ん・・・。


⇧キハダカニグモ(カニグモ科キハダカニグモ属)

 このところ、剥がれそうな木の皮を見ると剥がしたくなる。そして何か潜んでいないか確認。端から見るととても怪しい行動。


 今回は越冬するカメムシの仲間も見つけた。剥がした皮は木の根元に伏せておく。(あとしばらくお休みくださいませ・・・おじゃましました・・)⇧

左上:ナカボシカメムシ。実物を見るのは初めて。思ったより小さなカメムシ。
右上:ヒラタカメムシの仲間
左下:若齢の幼虫(種類は不明)
右下:ヤニサシガメ幼虫(写真下も)これはアカマツの樹皮にいた。


 明らかな死骸も見られるが、生きていそうに見える者も死んだように硬直して動かず、生死は不明。通常、集団でかたまって越冬するとのこと。この数では集団とは言えず、寒さで凍死したのかな?マツを食害する昆虫の天敵として知られる。


⇧人家の石垣にいたキノカワガ

撮影:2012-02-19

2012年2月17日金曜日

ハルニレハフクロフシ


↑ハルニレのひこばえ


    形成者:オカボノクロアブラムシ 
   
6~7月に有翅虫が側面の裂口から脱出し、イネ科植物の根に移住する。

 撮影 2011-05-28