2012年2月10日金曜日

トホシテントウの食べる草


 2011-08-06 
 標高1500mあたりの森の中。すぐそばを清流が流れている。岩魚釣りをしている人を時々見かける。そんな、なかなか陽の光が差し込まないような場所に蔓延っているつる草。ずっとアマチャヅルだと思い込んでいたが、どうも違うみたい。名前調べ中。

 追記:食べていたのはミヤマニガウリと思われます。


⇧トホシテントウを初めて見つけたのはこの場所。草食性のテントウムシ。


 この草を食草にしていると思われる幼虫たち。右と左は違う種かと思っていたが、白斑の様子から同じ種かも・・・。右が終齢の幼虫か?
追記:この幼虫はキミャクヨトウ(ヤガ科)かもしれない。ウリ科のアマチャヅルやカラスウリが食草とのこと。

真ん中の虫は不思議なかんじ・・・。平べったくて半透明。
追記:シリブトガガンボとかの幼虫かな??


⇧その他、この草の葉っぱの上で見かけた虫たち


今年は実がなる頃に行ってみようかな

2012年2月9日木曜日

ヨモギクキワタフシ


  形成者:ヨモギワタタマバエ

 直径2mmほどの虫えいが多数集まっている状態らしい。春から秋に見られる。
幼虫越冬。     撮影:2011-08-14


2012年2月5日日曜日

カレハガ科*越冬幼虫 他


   毎年晩秋、リンゴの木の下の方にカレハガの幼虫が出現する。一応木の皮に擬態している様子。平べったいし、ふさふさした毛で輪郭を消す努力をしている。

 いつも3匹ほど現れるが、春頃には1匹だけになってしまう。成虫には不思議と会ったことがない。


 いつも思うのだが、お尻のあたりがクマさんの顔にみえる。


左:カレハガの美しい卵。ヤナギの葉に産み付けられていた。 2011-09-06
 追記 この卵は、ホシカレハの卵でした。

右:リンゴの木の近くにあった卵の殻。左上はテントウムシの抜け殻かな?


今日みつけたキノカワガ3匹。主にサクラの木にて。

2012年2月4日土曜日

片翅開いたキノカワガ


 神社にて、大きな木を見てまわっていたらキノカワガを発見。この木の種類はわからず。


⇧ これはケヤキの大木.。皮が剥がれた場所のような色合いをしている。


 ⇧その他、ケヤキの幹で見つけたものいろいろ。


 これは別のケヤキにて。なんと片方の翅を開いたまま止まっていた。羽化不全?でもこれで翅の様子がよくわかった。大事な腹部をすっぽりカバーするようになっているんだ!ずいぶん太くて頑丈そうな胴体だと思っていたが・・・。

 保温と擬態のW効果。しかしこのままでは寒そうなので、そっと翅をつまんで戻してやった。樹皮にひっかかっていただけだった。びくとも動かず。というより寒くて動けないのかな?  撮影:2012-02-04

2012年2月2日木曜日

マンサクハフクロフシ

 
  形成者:マンサクフクロフシアブラムシ

6月頃、有翅胎生虫が脱出しシラカンバに移住するとのこと。穴あきは脱出後?

撮影:2011-05-28


2012年1月30日月曜日

アゲハの休眠蛹?


   ドウダンツツジの枝にきれいな緑色の蛹。カラスアゲハかミヤマカラスアゲハのような気がするがよくわからない。


 ↑お尻の方を固定していた糸が切れたのか、ぶらぶらした状態。表と裏。


 ↑すぐ近くにたぶん寄生されて空っぽになった蛹の残骸が・・・。

撮影 : 2012-01-28

2012年1月28日土曜日

ミスジチョウ*越冬幼虫


 イロハモミジに落下しない枯れ葉が一枚。これは怪しい・・・。

やっと手の届く場所だったので手繰り寄せてみると・・・。


 秋の終わりに葉っぱが落葉しないように枝に糸でくくりつけて、その葉に半分くるまって春を待つ。このモミジの木は昨秋見つけた幼虫がいた木とは別の木。大事な葉っぱを落とさないように気をつけて撮影。思いのほかしっかりとくくりつけてあった。

 それにしても、ほとんど露出した格好で氷点下の日々を過ごしているのにはびっくり。低い位置にいてくれてありがとう。