2011年10月29日土曜日

ミスジチョウ幼虫*これから冬支度

           
 山の公園のイロハモミジの根元あたりでうろうろしていた。初見の幼虫で、調べてみたらミスジチョウの幼虫の4齢か5齢らしい。冬の間、カエデの枯れた葉にはりついて幼虫の姿で越冬。その葉はしっかり糸で落葉しないようにくくりつけてあるとのこと。
この幼虫もこれからその作業に取り掛かるところかな?    2011-10-23 
越冬中の様子はこちら


 今年の6月、朝の見回りの時にみつけたチョウ。この時期ホシミスジは蛹の状態で、すでに飛んでいるコミスジよりかなり大きい。表翅が見られず裏翅だけで調べてみたらミスジチョウのよう。どこからか飛んで来てひと休みしているお客さんだと思っていたが、もしかしてうちのイロハカエデで越冬して、その後羽化したのかもしれない。
今年の冬は枯れ残った葉に注目。  2011-06-03

2011年10月26日水曜日

不明カゲロウの幼虫*オオクサカゲロウ?


    カシワは春まで葉を落とさない


 大きめのカゲロウの仲間の幼虫がいた。カシワの葉裏で越冬するのかな?


↑ カシワの冬芽

追記:後日、もしかしたらオオクサカゲロウかな?と思い、タイトル変更。

撮影:2011-10-25

ヘラクヌギカメムシ

    
 カシワの木に、おなかのはちきれそうなヘラクヌギカメムシたちがいた。枝の下側に長く産み付けられた卵塊。ちょっと見、なにかの幼虫みたい。春にはこの木で幼虫たちの姿もよく見られた。(写真下)  撮影:2011-10-25 


後日、上記と同じ木にて。撮影・・・2011-11-20


   昨年の秋、産卵風景を撮影したカシワの枝。いつの間にやら沢山の幼虫が孵っていた。卵を包んでいたゼリー状の物質を食べてある程度大きくなるらしい。なかなか恵まれた幼少時代を過ごすカメムシだなぁと思う。黄色いのは脱皮したて。↑


↑上段:2011-05-12
 左下:2011-05-28
     右下:2011-06-11(成虫)


4齢幼虫かな? 撮影 2013-05-14

※ 当初のタイトルは「クヌギカメムシ」でしたが、クヌギカメムシはクヌギの木にしか見られないとのことで、ヘラクヌギカメムシに変更しました。

カシワハマルタマフシ


形成者:カシワハマルタマバチ

 赤い虫えいは、もうすぐ落下すると思われる。晩秋に羽化した成虫は、冬芽に産卵するらしい。  撮影・・・2011-10-16 


落下しないで干からびていた虫こぶ。  撮影:2011-11-20

2011年10月25日火曜日

秋の蝶たち、それぞれ


エノキの落葉


ゴマダラチョウ(タテハチョウ科)幼虫? 2011-10-09   エノキの葉にて


ヤマトシジミ(シジミチョウ科) 2011-10-20 

 早朝、寒そうにしていた。触角も・・・


アカタテハ(タテハチョウ科) 2011-10-25 

コンクリートの上で日向ぼっこ。成虫越冬。

 今日は公園で、アサギマダラが一羽ふわふわ飛んでいるのを見た。山から降りてきて里でしばらく過ごすようだが、10月も下旬までいるとちょっと心配になる。これから南下するのかな?明日から寒くなるらしい。

2011年10月24日月曜日

この夏の?


左上:2011-07-31 この木はノリウツギだったかなぁ・・・?
右上:2011-08-31 ハリエンジュの葉裏。ふわふわの毛に包まれた卵
左下:2011-09-07 大型イモムシの糞の輪切り状態のもの
右下:2011-09-07 庭の隅に置いてあったブロックをひっくり返したら・・・



左上:2011-09-10 リョウブの葉裏にて
右上:2011-09-10 カツラの葉裏にて
左下:2011-09-10 蛹の抜け殻?
右下:2011-09-24 寒天状のぬらりとしたもの・・・カキの葉

2011年10月23日日曜日

チャイロカメムシ*個体変異


チャイロカメムシ亜科

 3週間以上前に撮ったカメムシの写真を調べてみた。とにかく小さい上に地味なので、すぐに調べる気にもならなかった。よく行く公園のオミナエシに数匹ついていた。

 模様があるものは幼虫かと思っていたがよく見れば成虫。成虫でこれだけ個体変異のあるカメムシは珍しいと思った。そしてこの種がなぜかキンカメムシ科という事実。衝撃的だった。今後注目していきたい。  撮影:2011-10-01 


↑別の場所で見つけたチャイロカメムシ。左より、若齢幼虫→終齢幼虫→成虫


この可愛らしい若齢幼虫の、背中の人面模様が怖い・・。  撮影 2019-07-21