2011年8月11日木曜日

ジガバチの仲間*寝姿と狩り


アナバチ科 ジガバチ亜科

 朝の6時台、いつもの庭の見廻りの時、ヤブカンゾウにジガバチの仲間がしがみついているのを見た。鋭い牙?を茎に突き立て、後脚はだらりとさせている。

 多分死んでいる。病気かな?そっと触ってみると、茎から口を離した。なんだ生きてる・・・。ジガバチはしばらくぼ~っとしていて、そのうちどこかへ飛んで行ってしまった。安眠するために茎に噛み付いていたのかな? 

  ⇧撮影・・・2011-08-01

追加画像


 大きなエダシャクの幼虫(毒針で麻痺させてある)を巣穴に運び込む♀個体。無事搬入すると、母バチは獲物に卵をひとつ産みつけて入り口を塞ぐらしい。孵化したハチの幼虫は、母バチの用意してくれた鮮度のいい獲物を食べ、10日ほどで羽化して巣穴から出て来る。

 母バチが地面に穴を掘る時、ジガジガジガ・・・という音がするという。翅の擦れる音とのことだが、それが名前の由来らしい。


⇧撮影 2009-07-05


イノコヅチに訪花。  撮影 2009-08-28

2011年8月10日水曜日

2011年8月9日火曜日

庭のバッタの仲間


左上:2011-07-09  ?
右上:2011-07-24  ショウリョウバッタ 幼体?
左下:2011-07-26  エンマコオロギ 幼体
右下:2011-08-02  ?

バッタやコオロギ、キリギリスの仲間も、目にすれば大抵撮影するのだが、勉強不足で識別が難しい。それでも最低庭にいるバッタたちだけでも把握しなくちゃ、と思う。

2011年8月8日月曜日

蛇に擬態*ビロードスズメ幼虫


 いままでいろいろな蛾の幼虫に会ってきたが、これほどぞっとしたことはない。
きらりとした恐ろしい眼に睨まれ背筋が凍った。この眼状紋には白い点も施されていて芸が細かい。鱗状の模様もとてもリアル。緑色のタイプと褐色タイプがいるらしい。

 この姿を見て鳥たちが躊躇するかどうかはしらないが、蛇が苦手な人間を威嚇するには十分の効果がある。  撮影:2011-08-01  

2011年8月7日日曜日

ニイニイゼミの翅


 ハルゼミに代わって6月下旬から鳴き始めるニイニイゼミ。このごろはアブラゼミやミンミンゼミがにぎやか。早朝や夕方、曇った日は山の方からヒグラシの涼やかな声も聞こえる。
松尾芭蕉の「閑さや 岩にしみいる 蝉の声」の蝉はニイニイゼミとのこと。あとしばらく、お盆ころまでこの声が聞こえるかな?  撮影・・・2011-07-31


 玄関前の葉っぱの上に落ちていた翅の破片(前翅)。⇧鳥にでも襲われたのだろうか?


路上にて。こちらは後翅。アリが運ぼうとしている。


⇧クモの網にかかった個体。  撮影:2021-07-29

2011年8月6日土曜日

7月末日に見た甲虫たち


撮影・・・2011-07-31

ハムシの仲間*7月


上段左より
2011-07-31  アカクビナガハムシ
2011-07-17  アオカメノコハムシ
2011-07-13  クロウリハムシ

下段左より
2011-07-15  サルハムシの仲間?
2011-07-31  コフキサルハムシ(リンゴコフキハムシ)
2011-07-31  ヨツボシナガツツハムシ