K*M 虫部屋
気ままなフィールドノート
2011年5月8日日曜日
フタスジヒラタアブ♀成虫と幼虫
ヒラタアブ亜科
追加画像↑ 撮影 2012-09-30
あまり見かけないアブが飛んできた。ノイバラの茂みの内側に潜り込んだので、自分も後を追う。真ん中の写真は産卵しているように見えるが・・・。
撮影 ↑↓ 2011-05-07
右:撮影 2010-06-25
フタスジヒラタアブの幼虫
。ちょっと怖いかんじ。
左:撮影 2011-05-07 これもヒラタアブの幼虫と思われる。最初蛹かと思っていたが、しばらくして動き出したのでびっくり。
イバラヒゲナガアブラムシ
撮影・・・2011-05-03~05-07
ノイバラの花の香りが好きで、藪に生えていた枝を何本か挿し木にしておいたら根付いた。根付いたどころか、恐ろしい生命力で繁茂し狭い庭が藪になるところだった。野生のものを甘く見ていた。そして花はというとさっぱり咲かない。少しばかりは咲くが、香りたつほど咲いてくれない。それがアブラムシのせいだと薄々気づいてはいたが・・・。
カエデ
同様、ノイバラもこの時期ベタベタ。
イバラヒゲナガアブラムシはバラ科の植物につく緑色のアブラムシ。成虫は有翅のものと無翅のものがいる。写真の黒いアブラムシ(右下)は別の種類のものだろうか?
アブラムシがどっさり居るおかげで(?)いろいろな虫たちのたまり場になっている。この日見かけたノイバラの住人たちの一部を紹介。
撮影・・・2011-05-07
〈上段左より〉
ナミテントウ
:幼虫も成虫もアブラムシを捕食。
ヤマトクサカゲロウ
:幼虫がアブラムシを捕食。
キイロテントウ
:菌類食。
〈下段左より〉
ネコハエトリ:ノイバラにやって来る昆虫たちを捕食。
誰かの卵:不明 (
追記;これはナミテントウの卵でした!2011-05-22
)
ドクガの幼虫:葉っぱをむしゃむしゃ・・・。
シラカバにいたヒラタカメムシ
初見のヒラタカメムシ
。シラカバの根元に近い所にいた。
撮影:2011-05-08
2011年5月7日土曜日
ホシミスジ*幼虫と蛹
コデマリの芽吹きが始まると、ホシミスジの幼虫のことが気になる。今年は見つけられるかな・・・と探してみるがなかなか出会えない。
この日も、出勤前だというのに様子を覗う。するとハナグモが葉っぱの上で、なにか引きずっているのに気がついた。いやな予感は的中して、獲物はホシミスジの幼虫。このクモが仕留めたのだろうか?幼虫がこういう状態で出現しているということがわかっただけでも参考になった。
それから間もなく、枯枝の先にいる黒っぽい幼虫を発見。葉っぱの上に移してやったら、元気にむくむくと動き回りどこかへ行ってしまった。
↑撮影・・・2011-05-06
撮影・・・2011-05-18
庭のコデマリにいるホシミスジの続き。
なかなか見つけられなかった幼虫だが、2-3日ぶりに見てみるとあっちこっちにいろいろな大きさの幼虫たちがいた。今にも羽化しそうな蛹もあった。羽化の様子を見られたらいいな。
蛹と成虫の様子は
こちら
。
2011年5月5日木曜日
ヒメバチ・枯れ木に産卵
ヒメバチの仲間
が、細い枯れ木をウロウロしていた。
長い触角を聴診器のように木肌に当てながら・・・。これが触角の本来の役割なのかな?枯れ木の中でうごめくものを探しているようだ。そのうち木の割れ目に産卵管を差し込んで動かなくなった。宿主を探し当てたか。 撮影・・・2011-04-27
2011年5月3日火曜日
ヤマトクサカゲロウ*越冬態 他
クサカゲロウ科
昨日、今日と庭で赤味を帯びたクサカゲロウを見た。今日の個体は触角に松脂みたいなものをつけている。なんていうカゲロウだろう?と調べてみると、なんとヤマトクサカゲロウの越冬型。カゲロウが越冬するなんて初めて知る。 ⇧
撮影 2011-05-03
左上:2011-04-24 ⇧
クサカゲロウ科のカゲロウたちは、みな薄緑色の翅でよく似ている。顔のアップを撮らないと同定できないという。
ちなみに越冬型が体色を変えるのはヤマトクサカゲロウだけとのことだが、すべての個体が変えるわけではないらしい。だからこのカゲロウの名前はわからない。
左下:2011-05-03 ⇧
これは色合いからみてヤマトクサカゲロウの亡骸だろうか。クモにでも捕らえられたのかな?厳しい冬を乗り越えても、子孫を残すまで生き延びるのは容易ではない。
クサカゲロウ科の卵は
こちら
。
灯火に飛来した個体。 ⇧撮影 2014-03-27
2011年5月2日月曜日
モミジニタイケアブラムシ
撮影・・・2011-04-26(上真ん中のみ) 2011-04-30(その他)
上左:幹母(越冬卵から生まれる第一世代)もう死んでいる様子。
上中:幹母が生んだ幼虫?
上右:有翅型
下左:有翅型と無翅型がいるらしい。
下中:ヒラタアブの幼虫は天敵ということになる。
下右:この白い有翅の虫は不明。
モミジニタイケ→紅葉二態毛
カエデの葉
についていた種々雑多な小さな虫たちが、実は皆同じ虫だったと知り驚いた。夏になると、扁平で周縁に団扇状の突起を持つ越夏型幼虫が出現するという。
たかがアブラムシであるが、複雑な生涯を送る虫のようだ。
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