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2015年7月26日日曜日

ヤブジラミミフクレフシ


 ヤブジラミにこんな実がついたっけ?と思ったら、やはり虫こぶだった。
形成者はタマバエの一種。8月上旬〜中旬に幼虫は穴をあけて脱出するとのこと。
(すでに手前の虫えいには穴があいている⇩)


 地上に落下した幼虫は土にもぐって土繭を作り、そのまま越冬するらしい。
 詳細はわからない。  撮影:2015-07-26

2014年4月30日水曜日

ナラメカイメンタマフシ


形成者:ナラメカイメンタマバチ

 両性世代虫えい⇅ 早春にコナラやミズナラの枝端に形成される。
   

↑撮影:2014-04-28


撮影:2014-05-04

2013年2月13日水曜日

アキノキリンソウミフクレフシ


アキノキリンソウミタマバエによって実に形成される虫えい。

撮影:2012-09-15

2012年10月14日日曜日

オノエヤナギハウラケタマフシ


形成者:コブハバチの一種

   ヤナギの種類はわからないけど、オノエヤナギハウラケタマフシに似ているような気がする。もうすぐ脱出して土にもぐり繭を作る頃。羽化するのは来年の6月頃らしい。


撮影:2012-10-14

2012年9月24日月曜日

コナラの虫こぶとアリグモの棲みか


追加画像  ⇧ナラハヒラタマルタマフシ?  撮影:2012-10-26


⇧ コナラの葉にきれいな虫こぶ。表にも裏にも。 撮影:2012-09-22

 これもナラハヒラタマルタマフシかと思いましたが、ナラハウラマルタマフシというそっくりな種がいるそうで、前者より早く成熟するらしい。(夏頃?)出現箇所がウラか、オモテかは関係ないのかな?


⇧ 撮影:2012-11-03


 ⇧コナラの葉にクモの巣のようなもの・・・。なにか潜んでいる。


⇧ 蟻そっくりなアリグモの♀でした。


左:どんぐり。今年は豊作?たくさん実っていた。
中:葉っぱのつけ根に蟻が沢山集まっていた。緑色のアブラムシが数匹いる。
右:ナラメリンゴフシの残骸。

撮影:2012-09-22

2012年2月17日金曜日

ハルニレハフクロフシ


↑ハルニレのひこばえ


    形成者:オカボノクロアブラムシ 
   
6~7月に有翅虫が側面の裂口から脱出し、イネ科植物の根に移住する。

 撮影 2011-05-28

2012年2月9日木曜日

ヨモギクキワタフシ


  形成者:ヨモギワタタマバエ

 直径2mmほどの虫えいが多数集まっている状態らしい。春から秋に見られる。
幼虫越冬。     撮影:2011-08-14


2012年2月2日木曜日

マンサクハフクロフシ

 
  形成者:マンサクフクロフシアブラムシ

6月頃、有翅胎生虫が脱出しシラカンバに移住するとのこと。穴あきは脱出後?

撮影:2011-05-28


2012年1月16日月曜日

ナラメイガフシ


形成者:ナラメイガタマバチ

 これは単性世代虫えい。「ナラの芽に形成されたイガ状の虫えい」けっこう大きい。両性世代虫えいはナラワカメコチャイロタマフシ。

 つまり・・・「ナラの若い芽に形成された小さな茶色い球状の虫えい」という意味?
春になったらみつけたい。   撮影・・・2012-01-14

2011年12月24日土曜日

クヌギエダイガフシ

         
形成者:クヌギエダイガタマバチ

 生活史:秋遅く、翅に斑点のある成虫(全て♀)が脱出し、雄花序を含む花芽に産卵。黄褐色無毛の両性世代虫えい(クヌギハナコツヤタマフシ)から雌雄が羽化。若枝に産卵。(文一総合出版「虫こぶハンドブック」より)

↑撮影・・・2011-10-15  


⇧ 撮影:2015-09-13


撮影:2014-04-28  これは前年のものかも・・。

ノリウツギミフクレフシ

     
                        形成者:ノリウツギタマバエ       
 
白く肥大した実が虫えい。脱出した幼虫は地中で越冬。詳細は不明とのこと。
 
  撮影:2011-07-31

2011年10月26日水曜日

カシワハマルタマフシ


形成者:カシワハマルタマバチ

 赤い虫えいは、もうすぐ落下すると思われる。晩秋に羽化した成虫は、冬芽に産卵するらしい。  撮影・・・2011-10-16 


落下しないで干からびていた虫こぶ。  撮影:2011-11-20

2011年10月17日月曜日

虫こぶに寄生バチ?


 ついつい撮りたくなるヨモギのモコモコ、ヨモギハシロケタマフシ。この時もそんな衝動でパチリと撮っただけ。でも拡大してみて何か小さな虫がいるのに気づき、再度カメラを近づけた。虫こぶの形成者はタマバエのはずだが、あんまりハエらしくない。

 「虫こぶハンドブック」(文一総合出版)に載っている成虫の写真とは明らかに違う。この長い産卵管の持ち主は、中にいる幼虫を狙った寄生バチか?
小さな虫は時間をかけて丁寧に虫こぶの中を探っていた。


撮影  2011-10-15

2011年10月6日木曜日

ノブドウミフクレフシ?


ノブドウ(ブドウ科)   撮影・・・2011-10-05

 実が見たくて、春先に伸びてきた芽をそのまま放置しておいたら一面にはびこった。
でも思ったほど色とりどりの実は実らなかった。(これから色づくのかな?)

 これがノブドウミタマバエが形成する虫こぶ、ノブドウミフクレフシであるかどうかはわからない。(切ってみて芯を見ればわかるのかな?)また、濃い青や紫の実は未熟で白い実が熟果、という記述もみたことがある。ヒトが食べてもあまり美味しくないらしい。
(虫こぶ率が高いので食べない方がいいでしょう・・・)


↑ 撮影   2011-08-06


撮影 2012-07-28

2011年9月30日金曜日

ノコンギクメウロコフシ


 沢山のノコンギクが咲き乱れる中、不思議な草が・・。どんな大輪の花を咲かせるのだろう・・と思わせる大きな蕾状のものは、たぶん虫こぶ。
標高1,600mくらいの高原にて。


撮影:2011-09-25

2011年3月20日日曜日

冬枯れの虫こぶたち


上段左より
不明。ナラメイガフシ?  2011-03-20
イノコズチクキマルズイフシ  2011-03-20
クズクキツトフシ(形成者はオジロアシナガゾウムシ)  2011-03-20

下段左より
クヌギエダイガフシ  2011-03-19
ヌルデミミフシ(五倍子)  2011-03-20
これはおまけ。木の病気だろうか?これが虫こぶだったら怖い。2011-03-20

2011年3月10日木曜日

ヨモギハエボシフシ


形成者:ヨモギエボシタマバエ(タマバエ科)

 年に数世代繰り返す。上にある脱出後と思われる古い虫こぶは前世代のものか?
1虫室に1幼虫。陽に当たると紫色になるようだ。虫えい内で幼虫越冬。

⇧撮影・・・2010-10-23


↑撮影 2011-06-11


撮影:2012-06-04

2011年3月9日水曜日

ヨモギハシロケタマフシ


       
形成者:ヨモギシロケフシタマバエ(タマバエ科)

 年間世代数は2~3回。初夏から秋にまでに成虫羽化し、冬は虫えい内で幼虫状態で越冬。    撮影・・・2010-10-17 

2011年2月13日日曜日

クズハトガリタマフシ


  形成者:クズトガリタマバエ(タマバエ科)

この虫えいは年1世代。中の幼虫はこのまま秋まで成長を続ける。
10月中旬~下旬にかけて成熟する。(全体に木質化する)
葉っぱについたまま落葉しそのまま越冬。
成虫は5~6月に羽化し、クズの葉裏に産卵する。
虫えいは1-2ヶ月で完成する。

撮影・・・2010-08-13

2011年2月11日金曜日

ナラメリンゴフシ


形成者・・・ナラメリンゴタマバチ

ナラメリンゴフシ:芽に形成される虫えい。内壁はスポンジ状。

撮影・・・2010-05-16

( その後のナラメリンゴフシ ⇩ )


撮影・・・2010-08-06

 羽化もとっくに終わり、乾いて朽ちるばかりになった虫こぶに、なぜかハエの仲間がとまっていた。(これは通りすがりのハエの仲間。形成者ではありません)
 この虫こぶの形成者のナラメリンゴタマバチ(タマバチ科)という蜂の生活史はやや複雑。

 5~6月、ナラメリンゴフシ(両性世代虫えい)から共に有翅の雌雄が羽化→ 交尾
→ ♀がナラ類の根に産卵→ 次世代は単性世代虫えいで、ナラネタマフシと呼ばれる
→ 無翅の♀が12月~1月に脱出→ナラの芽に産卵→ナラメリンゴフシが形成される・・・
ということだろうか?


ナラメリンゴフシが、上のような状態になるまでの経緯がわかる画像を集めてみた。↑
(それぞれ同一のものではありません)

左上:2009-05-01 葉っぱも含め初々しい。
右上:2009-05-15 色あせた頃。発泡スチロールのような軽さ。
左上:2010-06-11 脱出した穴か?
右上:2009-07-05 
 
これがナラメリンゴタマバチ?と思ったが、これもただの通りすがりのハチ?のよう・・。


↑撮影:2012-07-14