ラベル 鞘翅目テントウムシ科 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 鞘翅目テントウムシ科 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2012年5月18日金曜日

カメノコテントウ産卵 他*ヤナギ林にて


   何種類かのヤナギの仲間が生えている場所がある。近くに水辺があり、春早い頃アカガエルが大合唱していた。いつもじめじめしている。暖かくなり、そこに草が生えてくると絶対蛇とかが出そうな所。

 それが怖くて今まで冬以外は入り込めなかったエリアだが、この日は長靴をはいていたので勇気を出してこのヤナギ林に分け入る。少なくとも3種類のヤナギが生えていた。ヤナギの仲間は思いのほか種類が多く、同定が難しいとのこと。


 ↑ヤナギハムシとセグロシャチホコの幼虫は定番。卵はナミテントウかナナホシテントウ?


 ↑カメノコテントウはオレンジ色の卵を産む

撮影:2012-05-15

2012年4月3日火曜日

アカボシテントウとそっくりさん


   今日は午後遅くから大変な春の嵐になったけれど、朝のうちはまだその気配はなかった。出勤前にちょっとだけ庭を眺めていたら、リンゴの木の幹をテントウムシが一匹歩いている。アカボシテントウ。7年前にこの家に引っ越してきた頃は梅の木にたくさんいた。

 幹にびっしりとトゲトゲの蛹がついていて、害虫だと思って棒でおとしていたっけ・・・。あの頃はなんにも知らなかった。梅につくタマカイガラムシを食べてくれる虫こそアカボシテントウ。それが原因というわけではないだろうが、最近すっかり姿を消してせいぜい1年に2-3匹見る程度。タマカイガラムシを食べ尽くしてしまったから少なくなったんだろうと勝手に思っている。


 ↑アカボシテントウ


↑そっくりさん?3種

左:ナミテントウ二紋型


             右:ヘリグロテントウノミハムシ?(触角が長い)

2012年2月24日金曜日

ヒメアカボシテントウ


 春だったか、初夏の頃だったか、大きな木の幹にヒメアカボシテントウが数匹止まっていたことがあり、なんとなく気になって撮影したが、その画像は紛失してしまった。(上の写真は別の木)そして晩夏の頃、やはり同じ木の葉裏に、今度はキイロテントウがいっぱい。

 きっとこの木にはヒメアカボシテントウの好きなカイガラムシや、キイロテントウの好きなウドンコ病菌とかが豊富に発生するんだろう。後日、この木はニワウルシと判明。

2012年2月23日木曜日

シロジュウシホシテントウいろいろ


⇧シロジュウシホシテントウ 基本型


 ⇧こちらは個体変異かな?        撮影:2011-06-04


撮影:2011-08-02

⇧ これもジュウシホシテントウの暗色型?いままで水田だった場所が放置されて原っぱになった所で見つけた。  その他シロジュウシホシテントウの記事はこちら


⇧ 撮影:2011-07-18


撮影:2009-05-15

2012年2月22日水曜日

ウスキホシテントウ*越冬


 ケヤキの皮をめくったらいた小さなテントウムシ。3~4mm。初見。ウスキというが、どう見ても黒地に白。越冬期に発見されることが多いとか・・・。夏場はどこにいるんだろう?        撮影・・・2012-02-19

2012年2月10日金曜日

トホシテントウの食べる草


 2011-08-06 
 標高1500mあたりの森の中。すぐそばを清流が流れている。岩魚釣りをしている人を時々見かける。そんな、なかなか陽の光が差し込まないような場所に蔓延っているつる草。ずっとアマチャヅルだと思い込んでいたが、どうも違うみたい。名前調べ中。

 追記:食べていたのはミヤマニガウリと思われます。


⇧トホシテントウを初めて見つけたのはこの場所。草食性のテントウムシ。


 この草を食草にしていると思われる幼虫たち。右と左は違う種かと思っていたが、白斑の様子から同じ種かも・・・。右が終齢の幼虫か?
追記:この幼虫はキミャクヨトウ(ヤガ科)かもしれない。ウリ科のアマチャヅルやカラスウリが食草とのこと。

真ん中の虫は不思議なかんじ・・・。平べったくて半透明。
追記:シリブトガガンボとかの幼虫かな??


⇧その他、この草の葉っぱの上で見かけた虫たち


今年は実がなる頃に行ってみようかな

2011年7月3日日曜日

ヒメカメノコテントウの共食い? 他


撮影・・・2011-06-24~2011-06-26  ヒメカメノコテントウ幼虫

カメノコテントウの幼虫
が発生した頃、ヒメカメノコテントウと思われる幼虫もいた。成虫は3-4mmの小さなテントウムシ(写真下)なのに、幼虫は大きく感じる。その幼虫の一匹が何やら食べていた。(右上)タラノキだからドウガネツヤハムシの蛹だろうか?それとも・・・。

 この時から左の個体は元気がないような気がした。翌日見てみると、なんと同胞に食べられている。たぶんあの2匹だろう。壮絶な弱肉強食の世界。2匹とも餓死するより1匹生き残って子孫を残す方が理に適っているのだろうが・・・。



撮影・・・2011-06-25         カメノコテントウ幼虫
 ヤナギルリハムシの幼虫はこの時ほとんど見当たらなかった。はらぺこのカメノコテントウの幼虫たちが何かにたかっている。(確かめたわけではないが、クワワタカイガラムシのような気がする)この後、仲間同士の生き残るためのバトルが始まったのだろうか・・・。

 少なくともヤナギの木の下の方では、今現在ヤナギルリハムシの成虫だけが黙々と葉を食べているだけでテントウムシの幼虫たちの姿はない。

2011年6月25日土曜日

カメノコテントウとヤナギルリハムシ


撮影:2011-06-16

 うちの庭では見ることがなかったカメノコテントウをみつけてびっくり。いきなり2匹も。その頭上にはヤナギの木。そうか、これはヤナギ効果か・・・と納得。


  撮影:2011-06-19

 あまり見慣れない色あざやかな卵が産み付けられていた。この時は何も知らずにとりあえず撮影。あとで調べてみたら、カメノコテントウの卵だった。


右上と右下:カメノコテントウの幼虫か?
左上と上の中、左下:ヤナギルリハムシの幼虫。
下の中:ヤナギルリハムシの蛹になりかかったもの?


↑ ヤナギルリハムシ 幼虫   ↑撮影:2011-06-24

 カメノコテントウはヤナギハムシだけではなく、クルミハムシやヤナギルリハムシの幼虫も食べるらしい。それにしても、うちにそのハムシがいるという情報をどこで知り得たのだろう?

追記:2022-11-07
昨夜、Nスペの「超・進化論」という番組を見て、なるほど!と思った。ヤナギの木は、SOSを出してカメノコテントウを呼び寄せたのかもしれない・・。


ヤナギルリハムシ成虫


    ↑ 撮影:2012-05-04


撮影:2012-05-26

2011年5月19日木曜日

そろばん模様のルイステントウ


ミヤマニガウリにて。


  ⇧撮影 : 2009-08-23


撮影 :  2011-05-15

 4mm前後の小さなテントウムシ。
クマザサの上で日向ぼっこしていた。このテントウムシに会うのは2度目。前回はここより樹木の茂った薄暗い森林で、ミヤマニガウリの葉上にいた。場所はかなり隔たった所だが、同じ標高1,500m地点。(下の写真)

 個体変異がある種らしいが、私が見たのはどちらもソロバン模様。
ルイステントウは、針葉樹につくカサアブラムシ類を捕食するとのこと。

2011年4月28日木曜日

キイロテントウ、立ち止まる

    
 朝、庭をぶらぶらしていたら服にキイロテントウがとまった。4-5mmほどの小さなてんとう虫。食性は菌類食で、幼虫・成虫共うどんこ病菌を食べるという。

 サザンカの葉の上におくと、とにかくちょこまか歩き回り、じっとしていない。行方を追って葉っぱをひっくり返してみると・・、いた。

 珍しく動かない。ゴミのようなものは何かの抜け殻のようだ。動物質のものにも興味あるのかな?ちなみに、胸部の二つの黒点は模様。下の黒い二つが目。 
↑撮影:2011-04-27 

2010年10月31日日曜日

ウンモンテントウ


 ⇧ 撮影:2012-08-11


        
 山地性のてんとう虫。今年は珍しく出会うことがなく残念に思っていた。この日はどんよりとした寒々しいお天気で、もう帰ろうと渡った橋のほとりで会う。
(今日はこいつに会うために来たんだな、きっと・・・)
毎回そう思える虫たちがいるのが不思議でしょうがない。  
撮影:2010-10-23 

2010年7月18日日曜日

トホシテントウ*十星天道


ウリ科の植物にいた。草食性。光沢がなく、毛が生えている。

撮影:2010-07-16

2010年6月6日日曜日

てんとう虫の幼虫たち


左上:ナミテントウ幼虫  2010-05-30

右上:ナナホシテントウ幼虫  2010-06-04

左下:コクロヒメテントウ幼虫  2010-05-30   
(白い蝋物質を分泌してカイガラムシに偽装。アリに襲われないため?)

右下:コクロヒメテントウ成虫  2010-05-30   
(3mm~4mmくらいの小さなてんとう虫)

みなアブラムシ類を捕食する。

2010年4月28日水曜日

シロジュウシホシテントウ 暗色型と基本型

 
イヌガヤの葉の裏にいた。体表についている白い粉はイヌガヤの花粉?
シロジュウシホシテントウには3パターンがあるらしい。

        基本型・・・黄褐色地に白斑点
        紅型・・・紅赤色地に黒斑点
        暗色型・・・黒地に白斑点↑(上はこのタイプと思われる)

 基本型は前に見たことがあるようだが、暗色型は初めてお目にかかる。
いつも虫を撮る時は見たまんまに撮って、被写体を移動させることはめったにないが、今回ばかりは例によって正面から一枚撮りたくて下の落ち葉に・・・。すぐにちょこまか歩き回って葉っぱの下側に潜り込み、行方不明になってしまった。  撮影2010-04-25

 追加画像



黄褐色に白斑なので、基本型かな・・?  撮影:2020-05-18

2010年4月19日月曜日

カメノコテントウ*鞘翅と後ろ翅 他


鞘翅と後ろ翅   ⇧撮影:2009-10-30


幼虫も成虫も肉食。クルミハムシやヤナギハムシ等の幼虫を捕食。

⇧撮影 2009-10-16

                    
 道の脇の木の杭に佇んでいた。ご挨拶がわりに正面から一枚撮っていると、逆時計まわりにその場で回りだしたので横向き、後姿も撮らせて頂く。最後に真上からも一枚。体長10~11mm。
その大きさに初めて見た時はびっくりした。  ⇧  撮影:2010-04-18

2010年4月11日日曜日

みんなナミテントウ?


 いいお天気だったので、てんとう虫の皆さんがあちこちで日向ぼっこ。

 数ある昆虫の世界で、蝶についで市民権を得ているのはてんとう虫かなぁと思うことがある。てんとう虫を撮る時、必ず一枚は正面から撮るのがわたしのモットーだが、ちょこまか歩き回るのでなかなか大変。その悪戦苦闘している姿をヒトにはみられたくないなぁと思いつつ、その対象がてんとう虫なら許されるのではないだろうかと思ったり・・・。

 さて、一番上の写真。暗闇に舞う赤いコウモリ模様。初見のてんとう虫かも!とドキドキしながら撮ったが、よくよく見ればナミテントウのよう。そのあと会った2匹もたぶんナミテントウ。


 ナミテントウは遺伝の関係でいろいろな斑紋が出る興味深い種。詳しくはこちらのページにリンクさせて頂いたのでご覧下さい。

ナミテントウの斑紋について 


                     撮影 : 2010-04-10