2015年11月9日月曜日

晩秋のサツマノミダマシ


ヒメオニグモ属

 よく見かけるサツマノミダマシだが、こんな季節に灯火まわりでみつけたのは初めて。鮮やかなグリーンは損なわれていない。しかし脚の数は足りないような気がする。

 類似種のワキグロサツマノミダマシは腹部下面が文字通り黒い。あとサツマノミダマシの第一、第二脚の上の方が緑色であることも識別点らしい。    撮影:2015-11-09

2015年11月8日日曜日

フトジマナミシャク


 玄関の灯火にやってきた小さなナミシャク。しかもかなり擦れている。もう記録済みの種かな?と思ったらまだだった。年2化で、この時期が見納めのよう。

 セリ科・アブラナ科・キク科等が食草。うちの庭のミツバかセンダングサで育ったのかもしれない。いつか新鮮な個体に会えたら画像を追加したい。
 撮影:2015-11-06
 

 古い画像の整理をしていたら割と新鮮なフトジマ〜を発見。たしか出かける前に、車のフロントガラスの上に止まっていたのをみつけて撮った記憶がある。  
撮影:2009-04-12

2015年11月5日木曜日

ニッコウトガリバ


   ムラサキトガリバと共にニッコウトガリバもいる、と最近やっと気づいた。出現はムラサキ〜より遅めで大きさも小さめのような気がする。背中の黒い小さな毛束が目印。
 しかし葉っぱにのせたら擬死状態に。そして毛束も消えた・・。



 もう1頭発見。こちらは死んだふりはしなかった。でもやっぱり毛束は翅の中に収納。頭部に黄色っぽい毛が生えているのも特徴。   撮影:2015-11-05


追加画像


ムラサキトガリバとニッコウトガリバの比較 (頭部黄色の方がニッコウトガリバ)

2015年11月4日水曜日

秋深まる・・チャバネフユエダシャク 他


 今朝は今季初、車のフロントガラスがガリガリに凍っていた。そして今季初のフユシャクの出現。いつもより早いかんじ・・。気持ち的にまだ冬支度が出来ていないのに。昼間はポカポカの陽気。この寒暖差は嫌いではない。   撮影:2015-11-04


ニトベエダシャク・デコボコマルハキバガ・オオネグロウスベニナミシャク・・・

2015年11月2日月曜日

モンヘリアカヒトリ


 これも5年前、夏の高原で。見たことのないヒトリガを見つけたが近づくと逃げられた。その後を追いかけて追いかけてやっと1枚だけ撮れた。

 今度会えたら、美しい後翅や翅の裏側とか撮影したい。  撮影:2010-07-23

スモモエダシャク


 5年前の夏、標高2000mあたりのクマザサに止まっていたボロボロの蛾はエダシャクの仲間だった。模様に変異があるとのこと。触角を拡大してみたら♂のよう・・。
 
 撮影:2010-07-23

2015年11月1日日曜日

マツヘリカメムシ*外来種


 このところ、毎年のようにこの時期にお目にかかるようになった。今年は、片脚伸ばしてポーズをとってくれた。下と比べると赤みが強い。色合いに変異あるようだ。
撮影:2017-11-06 
 

   今日から霜月。2年前のこの時期に、散策路の入り口で見つけた。見慣れないカメムシだったので撮影。後で外来種とわかった。本来の生息地はカナダ、アメリカ、メキシコあたり。2008年に東京で発見され、その後分布を広げているらしい。主にマツ類の害虫。種子や新芽などから吸汁。成虫越冬。この個体は脚が2本ない。  撮影:2013-11-10