2015年6月8日月曜日

エゾモクメキリガ*幼虫


   成虫は4月上旬頃出現の春キリガ。見た事はないが、幼虫がいるということはいるのでしょう。この幼虫は寄生された痕が痛々しく、元気がなくフラフラしていた。
成虫にはなれないだろう・・。  


撮影:2015-06-08

2015年6月6日土曜日

ソトシロオビナミシャク


  玄関灯火に飛来。このところ夜のなると冷え込んできて、蛾の姿もめっきり少なくなった。以前見たものより緑色がはっきりしている。なるほど個体変異がある。下は上と同個体だが、光のあたり具合で色合いが変化。  撮影:2016-10-16


年2化。5−6月頃と10-11月頃に出現。


 急な石段の手すりに止まっていた。下唇髭が長い。ヒサカキやツツジ科の植物が幼虫の食樹。このあたりではヤマツツジだろうか?   撮影:2015-06-02

2015年6月5日金曜日

テングチョウ*蛹→成虫


 2015-05-24  毎年気になる小さな蛹。この日、色が違うけど似たような蛹をみっつ採集して帰る。⇩


2015-06-02  右端の薄茶色の蛹が羽化!テングチョウだった。⇩

テングチョウの蛹の色はバラエティーに富んでいる。(そういえば、幼虫もそう)

あとのふたつはまだ出てこない。



テングチョウ 幼虫  (エノキにて)

追加画像


6月8日と13日に残りの二つの蛹からヒメバチが出てきた。寄生率高そう。

2015年6月3日水曜日

ケヤキにて*誕生と寄生


   ケヤキの木の下にある木製の手すりで、またユミモンシャチホコの幼虫に会う。

3度目。いずれも落下個体。4月に成虫もよく見られたので、今年は多いのだろう。


 近くのケヤキの葉に何かついているので覗いてみると、そこには明暗が・・・。上の方は、クサギカメムシの誕生。おめでたい。下の葉にはコマユバチに寄生されたマイマイガの幼虫。

 この時点でまだこの幼虫は生きているが、ハチが成虫になって繭から出てくる頃には命尽きるだろう。個体数が多いので、こうして寄生された幼虫を見ることも多い。


 大量発生等で悪名高いこの蛾の駆除についてはいろいろ講じられている。しかしマイマイガにとって最大の天敵はコマユバチだろう。驚くべきは、そのコマユバチの繭にトガリヒメバチという別のハチが産卵して、二次寄生が成立することもあるらしい。    

 撮影:2015-05-31

2015年6月2日火曜日

ツノアオカメムシ*幼虫と成虫


   最近いちばん見かけるカメムシはこれ。遠目に見ると黒っぽい地味なカメムシだが、近くで見ると苔むした岩のようにごっつい姿。それでいて目がやさしい。美しい成虫を見る日も近いと思われる。   撮影:2015-05-28


⇧上とは別個体    撮影:2015-05-24


左:2015-05-09    小さい翅がないので、まだ終齢前のステージか?
中:2015-05-13 これもまだ翅がない。
右:2015-05-24  5齢(終齢)と思われる幼虫。


ヒレアザミにて,フノジグモ♀に捕食されている終齢幼虫。   2015-05-31


⇧成虫 撮影:2015-06-16 


色彩変異、羽化不全など。  2015-06-08〜2015-06-15


秋が深まると、脚等が赤くなってくるカメムシが多い。

撮影:2011-10-15

ツガカレハ*成虫と幼虫


 マツカレハに似る。外横線の張り出し具合で区別するとのこと。年2化。
 
 ⇧撮影:2015-06-01



 幼虫はカラマツ・モミ・トウヒ・ヒマラヤスギ・マツ等の針葉樹を食す。これは、前に裏庭に生えていたドイツトウヒの下でみつけたもの。胸背部に藍黒色の毒刺毛束あり。   
 ⇧撮影:2011-06-28


これも上と同じ場所。色合いは違うが同種と思われる。  撮影:2011-06-26

2015年6月1日月曜日

ウラゴマダラシジミ*成虫と蛹


  かなり鱗粉が剥がれた個体がヤマボウシの花に訪れていた。

幼虫の食樹はイボタノキ、ハシドイなどモクセイ科。


 表翅のブルーもいまひとつ。   撮影:2012-06-24 


 クモの卵のうかな?と思ったら、ゼフィルスの蛹だったようだ。イボタノキにて。ウラゴマダラシジミの蛹に似ているが、寄生されているかも・・。  撮影:2015-05-31