2014年10月28日火曜日

瀕死のチッチゼミ


 今朝の気温は3°くらいだった。上着を着込んで手袋をはめての散策。カバエダシャクやニトベエダシャクが出てきて、いよいよ秋も深まって来た。

 こんな季節に笹に止まっているチッチゼミを発見!去年は9月に死骸を拾って、来年は鳴き声を聴きたい もんだと思ったが、そんなこともすっかり忘れて慌ただしく過ごしてしまった。きっと鳴いていたんだろうな。


   落ち葉にのせてみるとぴくりとも動かない。やっぱり死骸か・・・と手のひらに乗せてみる。すると手の温かさのせいかかすかに動き出した。


 日が当たる場所に置いておく。明日の朝の気温は1°とのこと。


⇧撮影:2014-10-28


追加画像:翌朝見てみると、黄色い葉っぱの上でそのまんまの姿で死亡確認。

近くの枯葉に埋める。合掌。

2014年10月27日月曜日

ハンノキの葉っぱを食べたのはだれ?


 公園にあるハンノキの仲間と思われる木。葉っぱが虫食い。


 葉っぱにいた面々⇩食べた張本人はもういないような気がする。


撮影:2014-10-26

2014年10月26日日曜日

ヨコヅナサシガメ


   最近よく目につくようになってきた外来サシガメ。昭和初期に貨物に紛れて九州に入り、その後どんどん北上してきている。

 こういうシーンを見ると、集団で弱いものいじめをしているように見えてしょうがない。みんなで餌を分け合って仲良しとも言える。


 在来のサシガメたちは、幼虫といえども1対1で餌をしとめていると思うのだが・・・。さて犠牲になった毛虫は何の幼虫だろう?  撮影:2014-10-26


成虫   撮影:2014-06-09

2014年10月24日金曜日

アオクチブトカメムシ*交尾と狩り 他


 路上で交尾していたペアがいたので、木の幹に移動。余計なお世話だった?
大きな♀が♂を引きずって、上へ上へと登って行った。  撮影:2014-10-17



⇧その後、近くのムクゲの木にてオオアカキリバの幼虫を捕えて食事中の個体に会う。


翌日、自宅庭にいた個体。片方の触角と前胸背側角が破損。

追記


2012-11-03  とても寒い朝、あまり虫の気配のない林でみつけたアオクチブトカメムシ。鮮やかなメタリックグリーンはどこへやら。すっかり秋色に染まっていた。

クチブトカメムシの仲間は100%肉食というわけではなく植物の汁も吸うらしいが、こうして木の幹に太い口吻を伸ばしている光景はあまり見たことない。よほどひもじいのだろう。
イモムシの姿も見当たらない淋しい季節になった。

2014年10月22日水曜日

エゾシロシタバ


 この辺りでよく見られるマメキシタバやコシロシタバとは少し趣が違う気がした。


 翅の裏を見てエゾシロシタバらしいと判断。幼虫食樹:ブナ科コナラ属(ミズナラ・カシワ)


撮影:2014-10-17

2014年10月21日火曜日

アオバハガタヨトウ


ヨトウガ亜科

こんなに色が残っているのを見たのは初めてかも。灯火居残り。

⇧撮影:2018-10-08


 わずかにに緑色を帯びた部分も見受けられるが、かなり色褪せた個体。秋に出現し越冬しない。  幼虫食樹:バラ科(サクラ)・ブナ科(ウラジロガシ等)

2014年10月19日日曜日

フタキスジエダシャク


   これも秋の蛾。黄色と黒と白のパステルで仕上げたような独特な模様。⇧飛んでいって地面に着地したところを撮影。後翅の黄色は見える部分だけで、両端は省略なのね。

 幼虫はバラ科(マメザクラ・ズミ・アズキナシ等)を食べるとのこと。
  
撮影:2014-10-18