2022年8月16日火曜日

スズバチ


ドロバチ亜科

 体長は20〜30mmで、比較的大きめのハチ。スズメバチ科だけどおとなしい種で、少し離れて静かに見ている分には、ヒトを刺すような事はないと思われます。


 庭のイノコヅチの蜜を吸っているスズバチ。うちの庭ではびこる雑草のひとつだが、虫たちには人気の草。ほどほど残しておかねば・・。


⇧ 撮影 2011-08-26


 外壁に残るこの造形物は、スズバチ作だったのかな?カチカチに乾燥してコンクリート化している。昔は目の前が水田だったので、泥の採集が容易だったと思われる。
 田んぼが消えた後、新作は見られなくなった。

 (近くに田んぼがなくても、土に水を加えてこねて作った自作の泥で造形するらしい・・)

 親蜂は、この中に幼虫の餌としてチョウやガの幼虫を運び入れ、産卵後穴を塞ぐ。孵化した幼虫は用意されてあった餌を食べて蛹になり、新成虫が出現するのは翌春以降。

 上の古巣は穴が空いているので、無事成虫となり脱出したのだろう。


こちらはまだ脱出した跡がないので越冬中かな?  ⇧撮影 2012-01-28


遠目には危ないハチに見えるので、カマキリが身構えています・・?

撮影 2016-08-13

2022年8月15日月曜日

オオチャバネセセリ


 大小の白斑が、ジグザク気味に並んでいる。目の周りの白いアイリングがくっきり。

幼虫の食草は、ササやススキの仲間とのこと。幼虫越冬。   撮影 2010-09-03

2022年8月14日日曜日

ノシメトンボ


♂♀共、翅の先端に黒色斑がある。


撮影:2009-07-02


羽化間もない♀か?      撮影 2009-07-04


タラノキに止まるペア。   撮影:2007-09-08

2022年8月13日土曜日

ヤドリスズメバチ


 ヤドリスズメバチの女王が目覚めるのは、のんびりしていて6−7月頃。
最初の仕事として、ツヤクロスズメバチの巣を探し出し、そこの女王を殺してしまう。

 そしてその巣に自分が産卵。あろうことか、卵の世話はツヤクロスズメバチの働き蜂にさせるとのこと。なかなかの振舞だが、何か理由があるのかもしれない。社会寄生と言うらしい。
働き蜂のいない不思議なスズメバチの一族。撮影地は、2,000mくらいの山地。


 撮影 2009-08-17

2022年8月12日金曜日

コエゾゼミ* 羽化

白樺の幹で羽化が進んでいた。 ⇧撮影 2014-07-26

この時期、次々と羽化ラッシュ。 ⇧撮影 2014-07-28 

 標高2600mくらいの場所で行われた探鳥会にて。コエゾゼミが葉っぱの上にいた。羽化後間もない様子。エゾゼミに似ているが、黄帯が途切れているところが相違点。 
  
                ⇧撮影 2013−07-21 

上とは違う山域にいたコエゾゼミ。 

 撮影 2016-08-14 

2022年8月11日木曜日

コンボウハバチの仲間


標高2,000mくらいの高原にて。翅脈が筋くれだっているかんじ・・。


止まっているのは、やはりミヤマシシウドかな?

撮影 2008-07-27

2022年8月10日水曜日

ムナグロチビドロバチ


チビドロバチ属

腹部第1-2背板後縁に黄色帯。  ⇧撮影 2009-05-22


⇧ 撮影 2011-06-01


竹筒に、泥でしきりを作りながら卵を産みつけてゆくらしい。

餌としては、やはり蛾類の幼虫を添えて。


体長は6.5〜10mmほど。   ⇧撮影 2011-08-21


 こちらも?   撮影 2009-08-28