2016年8月29日月曜日

石垣に住むアオダイショウ


   ある石垣の前によく車を駐車する。先日、その石垣の隙間からヘビが顔を出しているのを偶然みつけてびっくり。ヘビの類いは最も苦手な生き物だが、このところ抵抗力が出来てきたかもしれない。遠くからなら写真も撮れる。

 このヘビはアオダイショウなので比較的近づいて撮った。口角が上がっていて、可愛らしいとさえ思える。それはこの程度までの露出度だからだろうと思う。長い姿はやはり頂けない。  撮影:2016-08-03


 この石垣の別の場所に車を止めて散策に出かけ、半日ほどして帰ってきた。石垣にすれすれまで近づけて駐車してあるので、助手席から乗り込んで運転席に座り、ふと窓の外を見ると・・またヘビ。この個体はずいぶん黒っぽい。目をつぶって昼寝してるのかな?

 いやいや、目が白濁している!ちょっとぞっとした。もしかして盲目のヘビかな?と思ったり・・。家に帰って調べてみたら、ヘビの仲間は脱皮前には目が白くなるそうだ。
 野生状態で貴重なシーンに出会えて良かった・・なんて思えるのも、やっぱり露出度がこの程度だから・・。  撮影:2016-08-28

2016年8月28日日曜日

コムラサキ*成虫・抜け殻・幼虫


ヤナギの木の上からこちらをじっと見下ろすコムラサキ。  ⇧撮影:2016-08-19


⇧見る角度によって変わる構造色を持つ上翅。♂


地面に口吻を伸ばして舐めていた。   ⇧撮影 2017-07-14


蛹(抜け殻)  ⇧撮影:2011-06-21


ヤナギ類にいたからコムラサキの幼虫かな?  撮影:2012-05-15

2016年8月25日木曜日

スカシサン

長らく不明蛾コーナーの住人だったが、カイコガ科を見ていたらあっけなく判明する。
幼虫はサワフタギ等を食べるらしい。  撮影:2011-07-17

オオクワゴモドキ

 残念ながら死骸。林道に落ちていた。幼虫はカエデ類を食べる。  撮影::2016-08-21

2016年8月22日月曜日

キタスカシバ


 8年前に撮影。虫撮りを始めてしばらくした頃出会っている。標高1600m地点で、たしかオノエヤナギの幹にいた。本当にスズメバチにそっくりで、びくびくしながら撮った覚えがある。スカシバガ科では最大級とのこと。   撮影:2008-08-22

2016年8月20日土曜日

森に住むヤマトゴキブリ


 この森では、よくゴキブリらしきものに遭遇する。この種は翅が短いという特徴があったので調べてみたら、ヤマトゴキブリの♀のようだ。(ちなみに♂の翅は長いらしい)日本在来種で寒さに強い種。

 雑食性の彼らは、あらゆるものを食べて土に戻す分解者。ゴキブリというと昆虫界ナンバーワンの嫌われ者だが、森の中では重要な役割を担っている。

 よく住宅に出現するクロゴキブリやチャバネゴキブリ等は南方系の外来種で、寒い地域の森には住めなそう・・。ヤマトゴキブリは本来森にいたが、人家にも進出したゴキブリとのこと。


 この時は2匹のヤマトゴキブリ♀が幹の周りをウロウロしていた。一匹はお尻に卵鞘をくっつけて、慌てて小さな穴に潜り込んだ。⇩卵鞘には20個くらいの卵が入っているとのこと。しばらくお尻につけたまま行動するらしい。
  

撮影:2016-08-11

追加画像


 人家からはかなり離れた山中のお堂の近くにいた。まだちゃんとした翅が生えてない様子。幼体だろうか?    撮影:2013-03-02


⇧幼体の脱皮殻  撮影:2017-05-20

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