リンゴの花びらが散って、どの花もお腹ぽっこりとみごもったような姿になっている。摘果もせずにそのまんま。それをかじったのは誰だろう? 今年はドクガの幼虫がかなり発生して、なんでもかんでも食べている。アカクビナガオトシブミの♀が葉っぱ巻きに精を出していた。
リンゴの木の下草にゴミのように止まっていたのはミミズクの幼虫。⇩おお、まだうちの庭にいてくれたんだね。
すっかりこの辺も宅地化が進み、虫たちにとっては住みにくい環境になりつつある。庭を草ぼーぼーにしてあげたいのだが、人目も気にしなくてはならない。少し近づいたら、ぴょ〜んとすごい跳躍をしてミミズク幼虫は姿を消した。
いろいろな種類のケバエが目に付くこの頃。うちではヒメセアカケバエがあちこちに。ヒラタアブの交尾飛翔も見られた。ミズナラの葉に止まっていたのはネグロミズアブ。⇩
コデマリが花盛り。遠目で見るより近くで見た方がきれい。⇩
⇩これは悲しい写真。キハラゴマダラヒトリのペアなのだが、下の♂は死んでいる。交尾後繋がったまま。なにかトラブルがあったのか?♀は生きているがその場から動けない状態。
気の毒なので、♂のお腹を引き離して♀を自由にしてやった。♀はふらふらしながらも、なんとか飛んで行ったが産卵は無理だろう。
撮影:2015-05-09
追加画像
今年はリンゴが豊作!こんな立派なリンゴが出来ました。早生種の津軽。上の2個は自然落下したもの。下はまだ枝についたまま。食べてみたら、今回は渋みもなく、甘みが増していた。
いろいろな生き物たちと共生しつつ、よくまあ育ったものだと思う。
撮影:2015-09-04