2014年11月1日土曜日

ウスタビガ*2014


 この辺ではハロウィンの頃に出現するウスタビガ。(個人的にそう思っている)今年はなかなかお目にかかれず、ハロウィン当日にやっと1頭の♀に出会えた。やっぱりかぼちゃ色。おなかのムクムク加減が半端じゃない。


⇧ 撮影:2014-10-31


追記:結局、この年見られたウスタビガはこの個体だけだった・・・。残念。


↑空繭の下の方に卵が産みつけられている。

2014年10月30日木曜日

ムラサキトガリバ


   秋出現のトガリバ。類似種のニッコウトガリバは頭部の毛が黄色っぽく、腹部上部に黒い毛束がある。幼虫食樹:ブナ科コナラ属   撮影:2014-10-04


個体変異がかなりあるようだ。   2014-10-17


この個体は黒っぽい。  2014-10-26

2014年10月29日水曜日

ナカジロナミシャク


   新鮮な方はとても敏感で、すぐ逃げられる。

幼虫食草:キンポウゲ科(センニンソウ・ボタンヅル) ↑↓撮影:2014-09-20


追加画像


撮影:2015-06-15 ⇧


 撮影:2017-06-25    ⇧⇩


近くの木の幹に止まっているのに、気づくのに時間がかかった。見事な鳥糞擬態?。

2014年10月28日火曜日

瀕死のチッチゼミ


 今朝の気温は3°くらいだった。上着を着込んで手袋をはめての散策。カバエダシャクやニトベエダシャクが出てきて、いよいよ秋も深まって来た。

 こんな季節に笹に止まっているチッチゼミを発見!去年は9月に死骸を拾って、来年は鳴き声を聴きたい もんだと思ったが、そんなこともすっかり忘れて慌ただしく過ごしてしまった。きっと鳴いていたんだろうな。


   落ち葉にのせてみるとぴくりとも動かない。やっぱり死骸か・・・と手のひらに乗せてみる。すると手の温かさのせいかかすかに動き出した。


 日が当たる場所に置いておく。明日の朝の気温は1°とのこと。


⇧撮影:2014-10-28


追加画像:翌朝見てみると、黄色い葉っぱの上でそのまんまの姿で死亡確認。

近くの枯葉に埋める。合掌。

2014年10月27日月曜日

ハンノキの葉っぱを食べたのはだれ?


 公園にあるハンノキの仲間と思われる木。葉っぱが虫食い。


 葉っぱにいた面々⇩食べた張本人はもういないような気がする。


撮影:2014-10-26

2014年10月26日日曜日

ヨコヅナサシガメ


   最近よく目につくようになってきた外来サシガメ。昭和初期に貨物に紛れて九州に入り、その後どんどん北上してきている。

 こういうシーンを見ると、集団で弱いものいじめをしているように見えてしょうがない。みんなで餌を分け合って仲良しとも言える。


 在来のサシガメたちは、幼虫といえども1対1で餌をしとめていると思うのだが・・・。さて犠牲になった毛虫は何の幼虫だろう?  撮影:2014-10-26


成虫   撮影:2014-06-09

2014年10月24日金曜日

アオクチブトカメムシ*交尾と狩り 他


 路上で交尾していたペアがいたので、木の幹に移動。余計なお世話だった?
大きな♀が♂を引きずって、上へ上へと登って行った。  撮影:2014-10-17



⇧その後、近くのムクゲの木にてオオアカキリバの幼虫を捕えて食事中の個体に会う。


翌日、自宅庭にいた個体。片方の触角と前胸背側角が破損。

追記


2012-11-03  とても寒い朝、あまり虫の気配のない林でみつけたアオクチブトカメムシ。鮮やかなメタリックグリーンはどこへやら。すっかり秋色に染まっていた。

クチブトカメムシの仲間は100%肉食というわけではなく植物の汁も吸うらしいが、こうして木の幹に太い口吻を伸ばしている光景はあまり見たことない。よほどひもじいのだろう。
イモムシの姿も見当たらない淋しい季節になった。