2014年9月28日日曜日

ナカウスエダシャク


幼虫食樹:マツ科・ブナ科・バラ科・ツバキ科・ツツジ科等。年2化。

晩秋までよく見られる種。♀は前翅中央部が白っぽい。 ↑撮影:2014-09-20

追加画像


♂の触角は櫛歯状    ↑撮影:2014-05-30


黒化気味の♂?    撮影:2012-06-06

2014年9月22日月曜日

アイノヒゲボソムシヒキ


ムシヒキアブ科 ヒゲボソムシヒキ亜科

    毎年秋に見かける毛むくじゃらムシヒキの名前がやっとわかった。類似種にハタケヤマヒゲボソムシヒキがいる。

 そちらは全体に毛が黄色味とのこと。下の右端の写真・矢印部分の毛が白いのが、アイノヒゲボソ〜の特徴。  最初の出会いはこちら


撮影:2014-09-21

2014年9月21日日曜日

ウスクモエダシャク


落ち葉の上がお似合い。  撮影:2016-09-12


♀は「後翅外縁中央から後角にかけて白くなる」特徴があるらしい。

春と夏に出現。幼虫は広食性。↑撮影:2014-09-18


新鮮な個体。渋い色合い。 ↑撮影:2014-08-21


 年2化。木の幹の苔の生えた部分に止まっていた。自分は黒っぽいと思っているのかな?

撮影:2014-5-25

ブチヒゲケブカハムシ


 ヒゲナガハムシ亜科 
 
 ガマズミ類・オオカメノキ・ゴマギ等の葉を食べる。 卵越冬。

    写真は、オオカメノキ(ムシカリ)の葉を食べている個体。       


撮影:2014-09-21

2014年9月20日土曜日

フタヤマエダシャク


 幼虫食樹はアカマツ等。このところおびただしい出現。年2化。翅の色に変異あり。

撮影:2014-09-13



翅の色に変異あり。

2014年9月15日月曜日

コマダラウスバカゲロウ*成虫と幼虫


ウスバカゲロウ科

 笹の葉の上に何か奇妙なものが止まっている。カメラで撮って拡大してみてびっくり。初めて見る美しいカゲロウ。青や緑に輝く翅や黒とピンクの触角。黄色と黒の脚もおしゃれだし、中央の丸い紋も面白い。帰ってから調べてみたら、あのコマダラウスバカゲロウの成虫だった。      撮影:2014-09-14



この辺では、灯籠や石碑についた苔の中に幼虫が潜んでいた。 撮影:2012-12-01

2014年9月14日日曜日

ウスバツバメガ*2014


 2014-06-07  今年もウスバツバメガの幼虫をよく見かけた。マダラガ科の蛾は防御物質を持つ者が多いとのことで、このよく目立つ色あいも警告色らしい。ミズヒキの葉っぱの裏で糸を吐いていた終齢幼虫。翌日には右端⇩のような状態に。これは繭を白い分泌物で覆ったものとのことだ。



(この繭付きのミズヒキは、その後草刈りで刈られてしまった。放置された草から探し出して家に持ち帰り、飼育ケースに入れておくが、9月14日現在羽化せず・・・)


 2014-09-12  羽化初認。早朝(7時頃)ヒラヒラと複数の個体が飛んでいた。成虫も防御物質を持つため、鳥に捕えられることはあまりないとのこと。灯火近くにいたものを見るとすべて♂。♀の出現はこれからか?

追加画像


 2014-11-12  枯葉がはらはらと降り積もる季節。ウスバツバメガの繭がついた葉っぱがあちこちに落ちていた。なんらかの理由で羽化できなかったのだろう・・・と思う。


2014-11-13  翌日、こんな季節に成虫(♀)が出現!目を疑った。昨日の繭のすぐ近くにいたが、その繭はそのままの状態で、別の繭から羽化した様子。今朝はとびきり冷たい北風が吹く寒い朝。よりによってなんでこんな日に?
たぶん仲間にめぐり会うことはないだろう。美しい姿を誰にも見せずに枯葉の中で凍え死ぬのか・・・。