K*M 虫部屋
気ままなフィールドノート
2014年1月9日木曜日
フユシャク亜科♀の産卵。そして・・・
2013-12-12 シェービングブラシのようなお尻のふさふさ。フユシャク亜科の♀には違いないが、種の同定は交尾でもしていないとわからない。⇧
2013-12-14 たぶん上と同一と思われる個体が産卵していた。フェルトの切れっ端みたい。自分の毛で卵を覆っているらしい。⇧
2013-12-17 これもたぶん同一個体。ほぼ同じ場所にいたので。自慢のお尻のふさふさがすっかりなくなっていた。。全体的に毛がなくなって黒っぽい。寒いだろうな・・・。⇧
2013-12−20 この日、水っぽい雪が降って、溶けて、哀れ卵塊は水没していた。
2013-12-22(右) そして二日後、こんな状態。大丈夫、ではなさそう・・・。
やっぱり卵を産む場所って大事。
2013年12月15日日曜日
アケビコノハ*幼虫と成虫
↑若齢幼虫と思われる。アシ原にいた。
↑漆黒の体色に目玉模様が映える。
撮影:2011-06-12
↑撮影:2013-07-20
↑撮影:2012-08-12(たぶん終齢)
先日の夜帰宅すると、部屋の天井の方にアケビコノハが止まっていた。多分猫に見つけられて連れ込まれたのだろう。
(このくらいの大きさの蛾をよく捕まえてくる)
自分も庭の木に隠れているのを何度か見かけたことがあるが、目が合った瞬間いつも素早く逃げられた。
とりあえず飼育ケースに入れておいて翌日出してみると動かない。可哀想なことをしてしまったかな・・と思ったが、そのうちモゾモゾ動き出した。庭の木の根元の枯葉の中に置いてみる。見事な擬態。成虫越冬。
幼虫食餌植物:アケビ科・ツヅラフジ科・メギ科・カキノキ科
撮影:2013-12-14
2013年12月12日木曜日
冬尺初見日*その2
チャオビフユエダシャク ♀
2013-11-27 イチモジフユナミシャク♂
2013-11-29 シロオビフユシャク♂
2013-12-01 クロオビフユナミシャク♀
2013-12-01 ナミスジフユナミシャク♂
2013-12-05 チャオビフユエダシャク♀
2013-12-12 シロオビフユシャク♀?
(毎日出かけられないので、正確な記録ではないが・・・)
2013年11月28日木曜日
ミドリハガタヨトウ
2013-11-19 ニセアカシアの根元の方に止まっていた。↑ この個体はやや緑気がある。幼虫食樹はケヤキ。この仲間は越冬はしないらしい。
2013-10-30 お腹の方をみせてもらった。死んだふりしている。↑
2013-11-18 この個体はちょっと赤みがある。↑
サクラの木の下の方に止まっていた。
2013年11月27日水曜日
ゴマダラキリガ
ヒョウ柄をまとったおしゃれなキリガ。
成虫越冬。
ホシオビキリガのゴマダラ型と似ているとのこと。
幼虫食樹はクヌギ等。
撮影:2013-11-22
2013年11月26日火曜日
冬尺記念日
11月25日は冬尺記念日。1年前のこの日、偶然ここの雑木林に冬尺の仲間がいるのをみつけたのがきっかけで、ほぼ1年間(もちろん来れない日もあったが・・・)通いつめた。朝は何かと忙しいものだが、ここに来ることが優先順位の1位だったのが不思議。いよいよ2年目に突入!
2013-11-13 今季最初のフユシャク(↑)最初ヒメクロオビフユナミシャクか!と思ったが、この辺にはいないような気がする。ただの色あせたクロオビフユナミシャクだろう。
2013-11-14 チャオビフユエダシャク
2013-11-16 クロスジフユエダシャク・ウスオビフユエダシャク
2013-11-19 色あせてない新鮮なクロオビフユナミシャク(右端)
2013年11月22日金曜日
オナガバチの仲間たち 3種
2013-11-16 冷え込んだ朝、大きなオナガバチの一種が木の幹に止まっていた。アメ色の翅に「鏡胞」と呼ばれる三角形の窓がある種類。この長い産卵管を幹に突き刺して、中にいるキバチやカミキリムシの幼虫に産卵するらしい。こんな季節にお目にかかれるとは・・・。寒さで動けない様子だった。
2013-07-14 ↑産卵中のオナガバチの一種。オオホシオナガバチかな?たしかこの場所は斜面で足場が悪く、1-2枚しか撮影しなかった。次回産卵の場面に遭遇できたらもっとちゃんと撮りたい。昆虫ではなく、なにか地球外生物のように見える。
2013-06-30 これもオナガバチ?
(ニセオナガバチというのもいるらしいので・・・)
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