2013年11月26日火曜日

冬尺記念日


   11月25日は冬尺記念日。1年前のこの日、偶然ここの雑木林に冬尺の仲間がいるのをみつけたのがきっかけで、ほぼ1年間(もちろん来れない日もあったが・・・)通いつめた。朝は何かと忙しいものだが、ここに来ることが優先順位の1位だったのが不思議。いよいよ2年目に突入!

2013-11-13  今季最初のフユシャク(↑)最初ヒメクロオビフユナミシャクか!と思ったが、この辺にはいないような気がする。ただの色あせたクロオビフユナミシャクだろう。


2013-11-14    チャオビフユエダシャク
2013-11-16   クロスジフユエダシャク・ウスオビフユエダシャク
2013-11-19  色あせてない新鮮なクロオビフユナミシャク(右端)

2013年11月22日金曜日

オナガバチの仲間たち 3種


 2013-11-16  冷え込んだ朝、大きなオナガバチの一種が木の幹に止まっていた。アメ色の翅に「鏡胞」と呼ばれる三角形の窓がある種類。この長い産卵管を幹に突き刺して、中にいるキバチやカミキリムシの幼虫に産卵するらしい。こんな季節にお目にかかれるとは・・・。寒さで動けない様子だった。



2013-07-14  ↑産卵中のオナガバチの一種。オオホシオナガバチかな?たしかこの場所は斜面で足場が悪く、1-2枚しか撮影しなかった。次回産卵の場面に遭遇できたらもっとちゃんと撮りたい。昆虫ではなく、なにか地球外生物のように見える。


2013-06-30  これもオナガバチ?

        (ニセオナガバチというのもいるらしいので・・・)

2013年11月10日日曜日

10月のイモムシたち


2013-10-24    ヒノキの木の下を歩いていたら、小さなイモムシが糸を吐いてぶら下がっていた。糸をつまんでヒノキの葉の上においてみたところ。ヒノキといえばクロクモエダシャク。若齢幼虫で越冬するとのこと。だとしたらこのおチビはクロクモ君か!?でもたまたま別のイモムシが ぶら下がっていだけかもしれないし・・・。今のところ、飼育とかして確かめる気力はないし・・・。下草の上で撮影した後、また木の枝に戻しておいた。
 



2013-10-18  すっかり花が終わってしまったヤクシソウ(キク科)の萎れかけた葉っぱを食べていた。これは終齢だろう。蛹になって冬を越すのかな?


2013-10-24  ギシギシ(タデ科)にいた3種。真ん中の毛虫はナシケンモン。大食漢なのか糞の山があちこちに。左右はわからない。    

2013年11月8日金曜日

絹糸を巻きつけたような綺麗な毛虫


 2013-10-27  クサギ(幼木)の葉っぱの上で丸くなって寝そべっている毛虫を見つけた。はじめハバチの幼虫かと思ったが、毛が生えているようなのでちょっと変。その後、散策の際何度も気にして見てみるが、いつも丸まっている。こいつが長くなって葉っぱを食べているところを見てみたいなぁ。


 2013-11-02  とうとう食事中の場面に遭遇。思いのほか綺麗な毛虫。こういう毛の生え方の毛虫はあまり見たことがない気がする。真ん中の写真はかなりボケボケだけど、真上から撮ったものがこれだけだったので・・・。すぐにまた丸まってしまった。ちなみに食べていた木はクサギではなく、接触していた別の低木。


2013-11-03  翌日。絹糸毛虫が食べていたのはこういう低木。なんていう木だろう?昨日いた葉っぱの反対側の葉っぱでこの日も丸くなっていた。これから蛹になって越冬するのかな?
追記:この低木はコバノガマズミとコメント頂きました。ありがとうございます!

2013年11月3日日曜日

チャエダシャク*♂と♀


 チャエダシャク ♂

幼虫はチャ(ツバキ科)をはじめ、いろいろな木の葉を食べるらしい。




 チャエダシャク♀。♀の触角は糸状↓


撮影:2013-11-02

2013年11月2日土曜日

ニトベエダシャク*成虫と幼虫


霜月初日に出会ったのはニトベエダシャク。いきなり3頭いた。寒い季節に出てくるだけあって、思いのほか毛むくじゃら。幼虫は広食性。        撮影:2013-11-01





追加画像:幼虫  撮影:2012-05-20


グレー型? 撮影:2012-05-27


こんな濃い色のは初めてお目にかかる。↑↓


↑撮影:2020-05-24

2013年10月31日木曜日

エゾクシヒゲシャチホコ♂


幼虫はイタヤカエデ(カエデ科)等を食べる。晩秋出現のシャチホコガ。

この個体は、触角が羽毛状なので♂。♀の触角は糸状。


  撮影:2013-10-30