2013年8月4日日曜日

アカヒゲドクガ*成虫と幼虫


  幼虫はブナ科(クヌギ、コナラ、クリ)の葉っぱを食べる。


アカヒゲの由来はこの赤っぽい触覚。右は飛び立つ前。翅をブルブル震わせて暖機。
  
撮影:2013-08-02


 独特の繊細な長毛をもつ幼虫。クヌギの幹のへこみの中にいた。食樹はコナラ、クヌギ、クリなど。  撮影:2012-08-12

2013年8月2日金曜日

オオクシヒゲシマメイガ*成虫と幼虫


シマメイガ亜科

   本物を見るのは初めて。カマキリのような前脚。勇ましげな触覚。

そしてキュートなお尻。蛾のデザインは面白い。


   交尾。♀は大きくて色が薄い。前脚の役目はこうやってつかまるため?

⇧撮影:2013-07-31


⇧ ♀の触覚は紐状。幼虫はナラ類やクリの葉を食べるらしい。


  ♂のシルエット。やっぱり異形・・・。怪物映画に出られそう。

⇧撮影:2013-07-25


黒味の強い個体。  撮影 2014-07-31

追加画像


 ⇧上の成虫のいた場所の近くで、上から糸を吐いて小さなイモムシがぶら下がっていた。その糸をつまんでコナラの葉っぱにのせて撮影。あとで調べてみたら、オオクシヒゲシマメイガの幼虫らしいことが判明。
 
 ⇧撮影:2014-06-13


 木製手すりにいた茶色味を帯びた幼虫。終齢と思われる。

⇧撮影:2014-06-30


 上と同じ個体だろう。同付近にいた。もうすぐ蛹化か?

撮影:2014-07-02

モモスズメ*卵と若齢幼虫


ウチスズメ亜科

  2013-07-19  夜仕事から帰ると、部屋の隅に猫に遊ばれたと思われるモモスズメ。まだ存命。明日の朝逃がしてやろうとケースに入れておく。


 2013-07-20  モモスズメを枯れ木に止まらせて、ちょっとくたびれていたけれど撮影。入っていたケースを片付けようとしたら、薄緑色の卵が産み付けられていた!きれいな色。


2013-07-26  机の上に置いたケースを覗いてみると、緑の卵ではなくて、透明の抜け殻がいっぱい。よく見ると小さな小さな幼虫もあちこちに。6mmくらいか・・・。たぶんこの日孵化したと思われる。モモスズメなので、庭のハナモモの葉っぱを摘んできてケースに入れておいた。

 翌日みたら食べた形跡あり。このまま飼育する自信はないので、庭のカイドウとハナモモの木のあたりに葉っぱごと置いておく。翌日はまとまった雨が降ったけど大丈夫だったかな?運のいい奴は生き残るだろう。

2013年7月29日月曜日

マイマイガの仲間たち*成虫♀と♂


  ⇧ オオヤママイマイ ♂  初見。  撮影 2013-07-25


  ⇧オオヤママイマイ ♀   撮影 2013-08-28


 左より(日付は今季初見日。上段♀下段♂)

マイマイガ     (♀ 2013-07-14   ♂ 2013-07-15)

カシワマイマイ  (♀ 2013-07-14   ♂ 2013-07-14)

ノンネマイマイ  (♀ 2013-07-23    ♂2013-07-02)

バンタイマイマイ (♀ 2013-07-08   ♂2013-07-20)


撮影 2013-07-22   マイマイガ産卵

2013年7月17日水曜日

エゾゼミ*他 抜け殻いろいろ


 2013-07-15  羽化したばかりのエゾゼミ。首周り?の黄帯が黄緑色。


⇧ カメラを近づけると前脚を伸ばして触ろうとする。好奇心旺盛。


   アカマツが多い雑木林。朝からニイニイゼミの蝉時雨。ニイニイゼミの抜け殻といえば泥つき。でもこれはデカ過ぎ。巨大ニイニイゼミの森?と見上げてみる。上の羽化したばかりのエゾゼミのそばにこの抜け殻(真ん中)があったので、これはエゾゼミの抜け殻とわかった。大きい泥つきはエゾゼミか・・・。


 この雑木林でみつけた抜け殻たち。小さいのはハルゼミの仲間と思われる。中ぐらいのはヒグラシかな?数日前に夕方声を聴いたし、この日低い場所に止まっていた成虫も見た。(すぐ逃げられたが・・・)ちなみに2-3日前、部屋の片隅にアブラゼミが1匹転がっていた。うちの猫が捕まえてきたものだろう。夏蝉たちが続々と出揃う。


ニイニイゼミの抜け殻


2013-08-04  上のエゾゼミのいた森にて。瀕死のエゾゼミ。他のセミたちの死骸もあちこちにころがっていて、アリやハチ、シデムシたちの餌になっている。

2013年7月4日木曜日

ノンネマイマイ


   カシワマイマイの老齢幼虫を見た後、古いアスレチック遊具の丸太にいた幼虫。たぶんノンネマイマイ。1500mくらいの場所ではよく見るが、この辺(634mくらい)ではあまり見ない。若齢時はカシワマイマイに似ているようだ。  
撮影:2013-06-24
「樹木を食べる昆虫、北海道」というサイトによると、幼虫の情報は以下の通り。

体長最大約60mm。背中に青いコブが2列に並ぶ。腹部第6、7各節背面中央の小突起(背線)はオレンジ色。腹部第3節と第4節後半から6節前半の背面中央が灰白色から黄白色。前胸両側の刺毛が束にならない。ドクガ科の幼虫は腹部第6、7各節背面中央に小突起(背線)がある。

成虫の出現と産卵は8月頃。卵越冬で5月頃孵化するらしい。



2013-07-02  ほぼ同じ場所で成虫を見る。この辺では7月に出現か・・・。

2013年7月3日水曜日

樹皮に擬態*カシワマイマイ終齢幼虫


   こんなにパンパンに太ったカシワマイマイを見るのは初めて。何の幼虫だろう?と調べたくらい。よく見れば、首筋?のオレンジ色は若齢の頃からのトレードマーク。
このクヌギの根元には計3頭がじっと静止していた。  ⇧ 撮影:2013-06-24


⇧ 若齢→終齢

追加画像


移動中? 葉上にいた個体。   ↑撮影 2022-06-18


こちらも終齢幼虫と思われる。 ↑撮影 2014-07-15