何年か前にハスカップの鉢植えにイチモンジチョウの幼虫がいたことがあったので、人知れずこの蝶は山の方からやって来ていたのだろう。ちなみにスイカズラ科のケヨノミ、あるいはクロミノウグイスカグラのことを、北海道ではハスカップと呼んでいるらしい。 撮影 2013-06-02
この日、玄関まわりで見覚えのある蛹をみつけた。ヒオドシチョウの蛹。玄関の引き戸、壁面、置きっぱなしの傘などに計6個ぶら下がっていた。傘についていたものを引き離そうと手を触れたら、ピクピクと激しく暴れてびっくり。まだ蛹化間もないのかも。そういえば2-3日前に、娘が玄関に置いてある自転車のまわりに大きな恐ろしげな毛虫がいっぱいいたと騒いでいたっけ。聞き流していたが・・・。
それにしてもなぜ山でしか見かけないヒオドシチョウの幼虫がうちの玄関に結集していたのか?うちの庭木の葉を食べて育ったのかな?エノキだったら何本かある。やはり山の方から♀が飛んできて産卵したのだろう。このところ、近くの雑木林通いが忙しくて、庭の様子を見ていない。草ぼーぼーにしておくとこういうことになるのかもしれない。
日陰にあったせいか、葉っぱがやわらかそう。さっきの路頭に迷っていた幼虫2匹を葉っぱにのせて持ち帰る。