K*M 虫部屋
気ままなフィールドノート
2012年10月4日木曜日
ウスムラサキイラガとムラサキイラガ*幼虫
昨年撮ったムラサキイラガと思われる画像をもう一度見直す。違いが今ひとつわからなくて棚に上げておいたもの。こうして改めて見てみると、毛の様子がぜんぜん違う。
たぶんいままで毛を見ないで、模様の違いを探そうとしていたのだろう。複数の画像を見ていて思ったのは、ムラサキイラガの方が「てかり」があるような気がした。
左:ウスムラサキイラガ 幼虫
右:ムラサキイラガ 幼虫
撮影:2011-09-09
同じ日の朝に撮ったもの。うちの庭には両種がいたことが判明。写真の数をみると、ムラサキイラガの方が多かった。昨年大発生したが、今年は見ない。
2012年10月3日水曜日
ウスムラサキイラガ幼虫 他*カシワにて
〈 山の方でみつけたイラガの幼虫たち〉
上はウスムラサキイラガと思われる。毛の根元部分が太くなっているので。口の部分?が濃い緑色だった。うちの庭でみるものより左右部分が平べったく大きく感じた。カシワの幼木に一頭のみ確認。
↑ これも同じ木にいたテングイラガの赤黄色型?2つの赤い突起は共通みたい。
↑ 同じ木。これも寄生された亡骸だろうか?穴があいている。テングイラガか?
別のカシワの成木にいた
ナシイラガ
。うちで発生したものと比べてたるみがある。終齢とかになるとこうなるのかな? 撮影:2012-10-02
2012年10月2日火曜日
ヨツモンカメムシ*成虫と幼虫
⇧ こちらはアキニレにいた。 撮影 2018-10-05
やっと手が届くハルニレの枝を引き寄せてみたら、
ヨツモンカメムシ
がいた。
このカメムシはいままで幹に大勢でいるのを見るきりで、こういう樹上にいる姿は見たことがなかった。
真ん中は幼虫。よく動き回りピンボケ・・・。右端は羽化間もない白っぽい個体。
⇧撮影:2012-10-02
一匹だけでうろうろしていた幼虫。 ⇧撮影:2012-09-09
ハルニレにて。いつも春に、越冬体がぞろぞろ木の上の方から降りてきて交尾しているのを見かける。新成虫のようだ。
幼虫は初見。
このハルニレも葉っぱが何者かに食べられてほとんどなかった。
枯れ木かと思ったくらい。誰が食べたのか・・・気になる。
撮影:2011-09-1
0
2012年10月1日月曜日
庭のイラガの幼虫たち
カエデの枝に出来立てのイラガの繭。下の個体が紡いだのかな?
⇧2012-10-06
⇧ イラガの幼虫はいろいろな木でみつけた。
左:リンゴ 2012-09-18
中:カエデ 2012-09-20
右:カツラ 2012-09-24
↑
2012-09-30
ヒロズイラガ
の幼虫。今年見つけたのはこの個体1匹だけ。カエデの葉を無心に食べている様子を裏側からそっと撮ってみた。顔なのか口なのか?
↑
2012-09-27 アオジソの葉を食べようと摘んだら、ついていたテングイラガの幼虫。
緑色のタイプ。
⇧2012-09-17 昨年大発生した
ムラサキイラガ
は今年は見ない。しかしこの干からびたような物体は見かける。関連があるのかどうか、よくわからない。
追記: たぶん寄生バチに寄生され、死亡した幼虫と思われる。
2012年9月29日土曜日
オオニジュウヤホシテントウ蛹とお化けナス
2012-09-09 接木したナスの台木の方から芽が出て、放っておいたら2mくらいの大木に育ってしまった。茎には鋭い棘。枝先には蕾がいっぱい。
↑ オオニジュウヤホシテントウの蛹が葉裏にたくさんついていた。
↑小さな蛹殻を発見。若齢の幼虫かなんか
の蛹殻?
↑ 2012-09-24 幼虫や成虫の食痕模様
2012-09-29 お化けナスの花が咲きました
《追記》
この清楚な花を咲かせた植物は、日本では「ワルナスビ」と呼ばれる北米原産の帰化植物だった。「要注意外来生物」に指定されている。鋭い棘を持ち、地下茎でどんどん殖えるため始末に困るのが「ワル」の所以。
農業害虫であるニジュウヤホシテントウたちの温床になるというのも悪草の理由。まあそれだけ逞しい草なのでナスの台木にされるのだろう。幸いプランターで育てていたので駆除するのは問題ないと思われる。
全草ソラニンを含み有毒とのことだが、海外で「悪魔のトマト」と呼ばれる実も少し気になる。その種は地中で100年以上の寿命を持つという。
やっぱり「お化けナス」。
2012年9月28日金曜日
ヒメアオモンツノカメムシ?*タラノキにて
久しぶりに裏庭のタラノキを眺めていたら、ツノカメムシの仲間がいっぱいいた。
ベニモンツノカメムシかアオモンツノカメムシか、あるいはヒメアオモンツノカメムシか・・・?みんなウコギ科の植物につくらしい。幼虫は人面模様。
左上はツマグロオオヨイバイによじ登っている。ヨコバイは迷惑そうにじっとしていた。少し寒い朝だったので、みんな朝日を気持ち良さそうに浴びていた。
追加画像
翌朝、触角を除いた体長を測ってみた。10mm未満。腹部裏側に黒点模様がないので、ベニモンツノカメムシではなさそう。右端は羽化直後かまだ色が出ていない。
同定の決め手はお尻の先の様子らしいが、あまり鮮明には撮れなかった。生息地域がアオモンツノカメムシは西日本に多く、ヒメアオモン~はそれより北とのことを考慮すると、これはヒメアオモンツノカメムシの可能性が高い。タイトル変更。
(撮影 2011-09-30)
⇧ 撮影 2009-10-31
撮影:2009-10-30
2012年9月26日水曜日
ヒロバネヒナバッタ
ヒナバッタ亜科
小春日和。ささやくような声で鳴いていた。
↑撮影 2022-12-04
↑
撮影:2012-09-26
黒い瞳。まっすぐに伸びた触角。黒みが強く、腹部後方に赤みがあるので♂かな?
♂の体長は23-28cmくらい。♀の方が少し大きい。
撮影:2020-09-12
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