2012年7月5日木曜日
2012年7月2日月曜日
オオカバフスジドロバチの煙突作り
コンクリートで固められた山の斜面。ところどころに塩ビ製の筒の穴があいている。その中にハチらしきものが入っていったので、覗いてみたらオオカバフスジドロバチの館が!巣が完成するまで、その入口を煙突状に伸ばすとのこと。それで単にエントツドロバチと呼ばれる。
左の個体はうろうろ歩き回っていたが、右のは黙々と煙突作りに励んでいた。自分の唾液で土を湿らせて造形しているのかな?時々外へ行って来るのは水分を補給するため?
このハチの職人仕事をずっと見ていたいけれどそうもいかず・・・。そもそもこの筒は水を排出するためのものだと思うのだがその心配はないのかな?他の穴を覗いてみたら、所々で同じような巣が作られていた。ちなみに、この種はオオセイボウに寄生されるらしい。 ⇧撮影 2012-06-13
17日ぶりに覗いてみた塩ビの筒。前回覗いた筒がどれだかわからないくらい様子が変わっていた。巣の中には卵が産み付けられ、その餌としてメイガ、ハマキガ、キバガ等の幼虫が運び込まれるらしい。
巣が完成するとその入り口は泥でふさがれるとのこと。この日はその作業中だったのかもしれない。手前にある土を頬張っては奥の土壁に塗り重ねていた。
⇧撮影 2012-06-30
2012年7月1日日曜日
オオワラジカイガラムシ♂♀と不思議なパイ
2012年6月30日土曜日
ホシベッコウカギバとアシベニカギバ 他
左:ホシベッコウカギバ(カギバガ科) 上下同個体
久しぶりに会った。パラフィン紙のような透明度の翅。♂は紋の色が濃いとのこと。これは♀?食樹はクマノミズキやヤマボウシ。
右:アシベニカギバ(カギバガ科) 上下別個体
あまり撮影した覚えがないカギバガ。枯れ葉のように見える。
食樹はスイカズラ科(ガマズミ・サンゴジュ・ゴマギ・カンボク・・・)
ヒトツメカギバもいた。とても目立つけど、目玉模様で身を守っているのかな?
⇧撮影:2012-06-30
マエキカギバ(カギバガ科) (左:2012-05-27 右:2012-06-24)
地味で比較的よく見かける種だが、ついつい撮りたくなる。
細かい銀箔のような模様が渋い!食樹はクヌギ、コナラ、クリとのこと。
サワギク(キク科)
久しぶりに近くの山へ行くと、ずいぶん夏めいていた。春蝉に混じって夏蝉の声も聞いたような気がする。鮮やかなヒオドシチョウの新成虫も見る。
2012年6月28日木曜日
6月のオオネグロウスベニナミシャク
薄暗い林の中を歩いていたら、はらりと葉っぱが落ちるように何かが地面に落ちた。その場所まで行ってひざまずいて見ると小さな蛾。『あっ見つかっちゃった!逃げなくちゃ・・・』とまた飛び立つ蛾もいるが、この蛾はじっとしていた。『見つかったみたいだけど大丈夫、大丈夫・・・こうして枯れ葉の上にいれば大丈夫・・・』と自分に言い聞かせているみたい。
地味な色合いだけど美しい。何度も塗り重ねられた油彩のような。帰ってから調べてみたら知っている蛾だった。毎年秋も深まる頃現れて時々室内にも侵入して壁に止まっていたりする。私にとって冬になる前の淋しい季節の象徴だった。
食樹はコナラなどのブナ科とヤナギ科。春と秋に出現するらしい。
食樹はコナラなどのブナ科とヤナギ科。春と秋に出現するらしい。
撮影:2012-06-17
2012年6月25日月曜日
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