2012年6月14日木曜日

トンボエダシャクとヒロオビトンボエダシャク*幼虫


 トンボエダシャク 幼虫(食草:ニシキギ科クロウメモドキ等)   
↑2012-05-19


 ヒロオビトンボエダシャク 幼虫(食草:同上 マユミ等も・・・)  
↑2012-06-06


成虫。おなかの様子から、左が♂で右が♀だと思われるが、どちらの種かいまひとつわからない。腹部の黄色が多い方がヒロオビ~と書いてある図鑑もある。♂がトンボみたい。
撮影・・・   左 2008-07-05      右 2009-08-07

2012年6月12日火曜日

ウチスズメ*成虫と幼虫


ウチスズメ亜科

 一昨日の夜、また小さな蛾でも捕まえようとプラスチックの容器と懐中電灯を持って外に出てみると、ヤナギの木の下の草むらに大きなスズメガが止まっていた。ケースに入るぎりぎりの大きさ。今夜の獲物はこれにするか。

 眠たかったので特に種の同定もしなかった。一晩寝かせて翌朝撮影のためケースから出すと、いきなり下翅の目玉模様を見せつけられた。奴さんみたいなアイメイク。ウチスズメだったとは・・・。昨年の秋には幼虫をよく見かけたが成虫にもお目にかかれてうれしい。


 お腹の先がとんがっていて、触角も細いので♀のよう・・・。よく幼虫がいたあたりに止まらせてみるが、重量級なのですぐ地面に落っこちてしまう。近くのタラの木の葉っぱの方が安定がいい。威嚇されたのは最初だけ。

 もう一度びっくり目玉を見たくてつついてみても2度と見せてくれなかった。食われる相手じゃなさそうだと思ったのだろう。  2012-06-11


左:2011-09-17     中:2011-09-28    右:2011-09-30 
 
目を覆いたくなるような、ものすごい寄生蜂の繭の数。


脱皮:2011-09-25  ヤナギだけではなく、ウメやリンゴの木にもいた。

2012年6月10日日曜日

テンクロアツバ


 テンクロアツバ類 
 
狐顔。幼虫はイネ科やササ類を食べるとのこと。

撮影:2012-05-28


撮影:2012-06-03

ヒトテンヨトウ

ヒメヨトウガ亜科   狸顔。幼虫はバラ科のカジイチゴやキイチゴ等を食べる。
撮影:2012-06-03

モンギンスジヒメハマキ?


撮影:2010-05-28⇧


  幼虫食草はヨモギ。小さいながらもなかなかの美麗種。晴れ着を着ているような・・・。   ⇧撮影:2012-06-06


クローバーの上にて。 ⇧撮影:2009-05-23

 追記:遅ればせながら、「コモンギンスジヒメハマキ」なるそっくりの種が存在するとか・・。モンギン〜より小ぶりらしい。大きさ以外での区別は困難とのこと。並んでいるところを撮ってみたいものだ。


色褪せた個体⇧⇩  撮影:2011-07-17

2012年6月9日土曜日

ヤナギハムシ*前蛹→蛹→成虫


ハムシ亜科

⇧ 2012-05-06 真っ黒だった体色が少し茶色がかってきた


⇧ 左端 2012-05-08 脱皮?    中と右端 2012-05-12 
 

⇧ 2012-05-16  齢数の違う幼虫がいっしょに食事中


撮影:2012-05-16

左:まるまる太った幼虫。上はヤナギルリハムシ成虫。
中:終齢幼虫は葉っぱを離れ、幹をウロウロして蛹化場所を探しているみたい。
右:折れた枝の先で2匹いっしょに蛹化。 
                   

 ⇧左端 2012-05-18 前蛹   中と右端 2012-05-21 蛹


 白い成虫を発見。たぶん羽化後間もない。少しずつ色づき、白→黄色→オレンジ色に変化するらしい。  2012-05-26



ここまで、うちの庭にて。


上とは別の地域で撮影。


木の杭の上で、カップル争奪戦が繰り広げられていた。


撮影:2010-04-18

2012年6月8日金曜日

マダラアシゾウムシ


  葉っぱの上にごみか糞のようなもの。いや、寄生虫にたかられて死んだ虫かな?そっと1枚撮って拡大してみると、やっと正体がわかった。ゾウムシの仲間は触ってはいけない。すぐにポロリと落下して死んだふりをするから。触らなくてもシャッター音に敏感に反応してやっぱり落下。落ち葉の中で擬死状態。


   コブのある体表はコナラやクヌギの樹皮にそっくり。成虫はその新芽を食べるらしい。ごっつい姿ではあるが脚の斑模様はとてもおしゃれ。動き出すのを待つがその気配はなく、根負けしてその場を後にした。      撮影:2012-06-06