K*M 虫部屋
気ままなフィールドノート
2012年2月2日木曜日
マンサクハフクロフシ
形成者:マンサクフクロフシアブラムシ
6月頃、有翅胎生虫が脱出しシラカンバに移住するとのこと。穴あきは脱出後?
撮影:2011-05-28
2012年1月30日月曜日
アゲハの休眠蛹?
ドウダンツツジの枝にきれいな緑色の蛹。カラスアゲハかミヤマカラスアゲハのような気がするがよくわからない。
↑お尻の方を固定していた糸が切れたのか、ぶらぶらした状態。表と裏。
↑すぐ近くにたぶん寄生されて空っぽになった蛹の残骸が・・・。
撮影 : 2012-01-28
2012年1月28日土曜日
ミスジチョウ*越冬幼虫
イロハモミジに落下しない枯れ葉が一枚。これは怪しい・・・。
やっと手の届く場所だったので手繰り寄せてみると・・・。
秋の終わりに葉っぱが落葉しないように枝に糸でくくりつけて、その葉に半分くるまって春を待つ。このモミジの木は昨秋見つけた幼虫がいた木とは別の木。大事な葉っぱを落とさないように気をつけて撮影。思いのほかしっかりとくくりつけてあった。
それにしても、ほとんど露出した格好で氷点下の日々を過ごしているのにはびっくり。低い位置にいてくれてありがとう。
2012年1月21日土曜日
アオイラガ*成虫と幼虫
アオイラガ(イラガ科)
大きさや触角の様子から♀と思われる。(♂の触角は櫛歯状)後日近くのザクロに
幼虫
が出現したので、その親だろうか?ずいぶん色あせて一仕事終えたって顔してる。
近似種にヒロヘリアオイラガ、
クロシタアオイラガ
がいる。
2011-07-09 撮影
ザクロで幼虫をみつけてしばらくしてから、離れた場所にあるカエデの幹でも確認。
背中の明るいブルーがきれい。 2011-09-13 撮影
2012年1月17日火曜日
ヤママユ*空繭 他
2
012-01-14 ヤママユ(ヤママユガ科) 別名 天蚕
コナラの枯れ葉に包まれたヤママユの繭。そっと覗いてみたら、
キイロテントウ
が葉っぱの内側で越冬していた。一枚だけ写真を撮ってその場を後にする。たぶん空繭だろう・・・。
きれいな黄緑色の繭はあちこちにあった。脱出した後の空っぽの繭を2つ持ち帰る。
この繭もしっかりした繭で、ハサミでなんとか切断できた。太っちょな蛹の殻が出てきた。
左:2011-05-12 若齢幼虫と思われる。カシワの若葉を食べていた。
中:2008-07-11 終齢?左の幼虫と同じ木。これなら太っちょ蛹になるだろう。
右:2011-12-10 卵。木の種類は確認しなかった。
2011-12-10 寄生される確率は高い気がする
追記:成虫の姿は
こちら
。灯火にはよく居残っているようだ。
2012年1月16日月曜日
ナラメイガフシ
形成者:ナラメイガタマバチ
これは単性世代虫えい。「ナラの芽に形成されたイガ状の虫えい」けっこう大きい。両性世代虫えいはナラワカメコチャイロタマフシ。
つまり・・・「ナラの若い芽に形成された小さな茶色い球状の虫えい」という意味?
春になったらみつけたい。
撮影・・・2012-01-14
2012年1月15日日曜日
松林のキノカワガ
キノカワガ亜科
左と右が上の写真の2匹。真ん中の白っぽい個体は別の木にいた。形が少し丸いような気がするがこれもキノカワガだろうか?それに樹皮より明るい色なので目立っていた。
やっぱり特に選んで止まっているわけではないのかも・・・。これと似た体色の蛾がもう1匹いた。
昨年12月17日にクヌギの木でみつけた個体。移動した形跡なし。前回と変わっていることは、右上にクヌギカメムシの死体がぶら下っていたこと。下の方に卵塊が産みつけられていた。 ↑撮影・・・2012-01-14
この日、マンサクの蕾が早くもほころびかけていた
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