2011年11月26日土曜日

この秋の?


上段左より

2011-09-27   ツルバラの葉についていた。白いケースを開けてみると・・・
2011-09-27   ウメの枝にぶら下っていた小さな繭?
2011-10-16   ニセアカシアの枝先の方についていた
2011-10-25   コデマリの葉。裏側の方が多く産み付けられていた。鉛色
2011-11-05   コデマリの枝よりぶら下っていた
追記:寄生蜂のコマユバチ科の仲間の繭らしい・・・2011-12-24
2011-11-05   コデマリ枝先。すでに抜け殻
2011-11-02   ハナモモの葉
2011-11-20   エノキの幹

2011年11月25日金曜日

ヒロズイラガ*幼虫と成虫


 小さな蛾。イラガの仲間とは気づかず・・。襟の毛がしゃれている。これは灯火居残りの個体だが、自宅の庭でも見られた。幼虫はカエデ科の葉っぱを食べる。  


 ⇧ 撮影:2017-07-14


 新鮮な個体   ⇧撮影:2018-07-11


 こちらは幼虫。カエデの葉にいた。テングイラガの若齢幼虫かと思って見守っていたが、ぜんぜん大きくならずだんだん色あせてきて、そのうちいなくなってしまった。あれはいったい何だったんだろう・・・?と思っていたらヒロズイラガの幼虫らしいことが判明。

 緑色の大きなイラガはムラサキイラガ。それと比べるとずいぶん小さい。イラガの幼虫らしいトゲトゲもない。それでもやっぱり触らない方がいいんだろうな・・・。

撮影・・・2011-09-06~2011-09-17

2011年11月23日水曜日

スエヒロタケを食べる虫


   生命力があり、朽木があれはたいてい生えているキノコ。それでもその繊細さに惹かれてついついカメラを向けてしまう。特に幼菌は、猫の手のようにふっくらしていて撫でたくなる。しかしこのキノコ、たまにヒトの肺に入り込み感染症を引き起こすことがあるらしい。要注意。


 撮影していたら小さな甲虫があちこちに。艶やかな光沢。鏡のように空の青を映しこんでいる。ハムシの仲間かなと思っていたが、きのこのカサの中にもぐりこんで食べている。こんな季節に交尾しているペアもいた。ルリオオキノコとか?
  
 撮影:2011-11-20  

2011年11月19日土曜日

ヤブキリとマダラカマドウマ


左:ヤブキリの仲間がとげとげのタラノキにしがみついていた。
ヤブキリは様々な声で鳴くとのこと。似ているようでそれぞれ違う種かもしれないらしい。翅が葉っぱのように枯れかけていた。無事産卵終えた♀かな?幼虫はこちら・・・

右:マダラカマドウマ(カマドウマ科)
大きな石の陰にひっそりと佇んでいた。片方の前肢と後肢がなくて痛々しい。いろいろあったのでしょう・・・。これも立派な産卵管。

撮影・・・2011-11-13 

2011年11月17日木曜日

晩秋の蛾*カバエダシャク


撮影・・・2011-11-13    カバエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)

ベニヒラタムシの日光浴


ヒラタムシ科
     
暖かい日だったので、日当たりのいい場所に出ていた。   撮影  :  2011-11-13 
 
追記  2012-03-18
 新成虫は夏に蛹化→羽化し、その後生木や朽木の樹皮下で越冬するとのこと。
よく似た種にエゾベニヒラタムシがいるが、上種に比べて上翅に光沢がない。

 あと頬?のあたりがより膨らんだように見えるのがベニヒラタムシ。
エゾベニヒラタムシは、少し標高が低い場所で棲み分けている様子。

2011年11月16日水曜日

晩秋のクロスズメバチ


 この日は数箇所で、森の中の木の枝にぶら下る魚の干物を見た。夏から秋にかけて行なわれる地蜂取り(すがり追い、あるいは、すがれ追い)のための仕掛けの残骸。すがり追いとは・・・
 このごちそうに集まった地蜂(主にクロスズメバチ)にヒラヒラした真綿のついた餌をくわえさせる→蜂は餌をくわえて喜んで巣に帰る→真綿を目印に人間が蜂の後を追う(これが大変みたい・・・)→地中に作られたわかりにくい巣の場所がばれてしまう→巣は堀りあげられて、幼虫や蛹はヒトの食卓に・・・。(昔は貴重なたんぱく源、今は貴重な珍味)


 カチカチに干からびた魚に、どこからかクロスズメバチがやってきて長いことかじっていた。    ⇧撮影・・・2011-11-13


うちの庭のサザンカに訪花。       撮影 2009-11-22


何してるのかな・・?   撮影 2014-09-30