2011年10月23日日曜日

チャイロカメムシ*個体変異


チャイロカメムシ亜科

 3週間以上前に撮ったカメムシの写真を調べてみた。とにかく小さい上に地味なので、すぐに調べる気にもならなかった。よく行く公園のオミナエシに数匹ついていた。

 模様があるものは幼虫かと思っていたがよく見れば成虫。成虫でこれだけ個体変異のあるカメムシは珍しいと思った。そしてこの種がなぜかキンカメムシ科という事実。衝撃的だった。今後注目していきたい。  撮影:2011-10-01 


↑別の場所で見つけたチャイロカメムシ。左より、若齢幼虫→終齢幼虫→成虫


この可愛らしい若齢幼虫の、背中の人面模様が怖い・・。  撮影 2019-07-21

2011年10月22日土曜日

ハサミツノカメムシ ♂と♀


交尾  撮影 2010-07-24


↑立派なハサミを持つ♂。一回り小さいヒメハサミツノカメムシという種もいるらしい。


    ハサミツノカメムシ ♀

 秋が深まるとこんな色になるカメムシが多い気がする。 撮影:2011-11-13 


↑↓ こちらは死骸でした。さすがに3月ですから・・。


撮影:2014-03-09

2011年10月21日金曜日

ジョロウグモの卵のう


 今年うちの庭はジョロウグモだらけ。(いつもいたナガコガネグモは見当たらない)
この日、ウメの木の幹で卵のうを守る♀を発見。⇧


撮影・・・2011-10-18

 この赤いドロップのような卵のうは、厳冬期の公園のサクラの幹でいっぱいみつけて、何だろうと思っていたものと同じ。⇩


⇧撮影:2011-01-22

 そうか、ジョロウグモが産んだものだったんだ!すっきり。この♀グモは翌日もずっと卵のうの上に覆いかぶさるようにしていたが、20日の朝には姿がなかった。


左:2011-10-09   脱皮していた♀もすっかり成体になっていた

右:2011-10-18   別の場所にいた♀。産卵する前になんらかの理由で死亡していた(おなかにキズ)近くで♂が途方にくれていた(?)

2011年10月19日水曜日

ミノガとリンゴケンモン*幼虫


池のそばの木柵の上にチビ蓑虫がたくさんいた。 2011-10-15


キイロテントウとリンゴケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科)の幼虫がさりげなくすれちがった。私がてんとう虫だったら、ちょっとびびってしまうかも・・・。
 2011-10-15

2011年10月18日火曜日

美しくも危険なイラガの幼虫*その3


  ヒメクロイラガ 幼虫   撮影 2011-10-15

初見のイラガ。時々行く公園の木にたくさんいた。何の木かはわからず・・・。


《過去に撮影したイラガの幼虫たち》

左上:テングイラガ 黄緑色タイプ  2010-08-08
右上:テングイラガ 赤褐色タイプ  2010-10-22
左下:クロシタアオイラガ      2010-09-11
右下:アカイラガ          2009-10-10

2011年10月17日月曜日

ホシホウジャク


ホウジャク亜科

  日向ぼっこしていた。たぶんもう飛べなくなったのだろう。

↑撮影 2009-11-08


 夏の終わり頃、黄昏時になるとどこからともなく音もたてずにやって来る。とてもミステリアスなイメージ。思わずカメラを向けるが、薄暗いのでボケボケの写真になってしまう。

 でもこの時期になると光量が弱くなるのか、真昼間から出現してくれる。そこでホバリング撮影に挑戦!(それでもやっぱりボケボケ・・・)長いストローで飛びながら蜜を吸う。友人がハチドリと間違えたのも無理はない。  撮影 2011-10-16

虫こぶに寄生バチ?


 ついつい撮りたくなるヨモギのモコモコ、ヨモギハシロケタマフシ。この時もそんな衝動でパチリと撮っただけ。でも拡大してみて何か小さな虫がいるのに気づき、再度カメラを近づけた。虫こぶの形成者はタマバエのはずだが、あんまりハエらしくない。

 「虫こぶハンドブック」(文一総合出版)に載っている成虫の写真とは明らかに違う。この長い産卵管の持ち主は、中にいる幼虫を狙った寄生バチか?
小さな虫は時間をかけて丁寧に虫こぶの中を探っていた。


撮影  2011-10-15